※次世代型とか言いつつ普通の不眠症なのかもしれませんが、その辺は詳しくないのでここでは次世代型と言っておきます。
みなさんは不眠に悩まされたことはありますか?
恐らく現代人なら1度は悩むであろう不眠症。
不眠には様座な原因があると言われていますが、よく見るのは自律神経がなんちゃらみたいなことだと思います。
自律神経と言うのは、交感神経と副交感神経の2つからなるもので、ざっくり大まかにいうと人間が意識している部分を司る神経を「交感神経」人間が意識していない無意識の部分を司る神経を「副交感神経」と呼びます。
今これを読んでふーんそうなんだと考えたながら下にスクロールさせている指が交感神経で、読みながら無意識に呼吸ができているのが副交感神経によるものです。
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睡眠もこの自律神経がとても深く関わっています。
交感神経は意識している部分ですから興奮したときなどに覚醒します。
逆に副交感神経はリラックスしたときに働きます。
つまり睡眠は副交感神経が強く働くことで促されると言うことです。
このバランスが崩れることや、交感神経を刺激することで不眠になるのですが、現代ではテレビやネットなど電気を使う者が多くあり、その光によって交感神経が刺激され、不眠に陥ることがあるとされています。
現代には他にも多くの刺激があります。
今回次世代型と言わせてもらっている不眠は、不安で仕方がないことによる不眠です。
話しながら思ったんですが、要するに「ストレス」ですね。
ただストレスと言っても幅広いです。
今回はそのストレスの中でも特に「不安感」による不眠のことです。
不安感って何があると思いますか?
例えば明日面接があって上手くいくかどうか不安、テストがあって不安、デートがあって不安、不安と言ってもたくさんありますね。
しかし不安にはある共通点があります。
その共通点とは、「未来のことを悲観している」と言う点です。
明日、明後日、明々後日などのすぐ先のことなのか、それとも来週、来月、半年後、1年後、10年後、などもっと先のことなのか。
恐らく最も多いのは数カ月から数年先のことではないでしょうか。
今のままの収入で大丈夫か不安を持つ人や、今のまま続けていいのか、このままでいいのかと主に生活のことで不安を覚える人は多いと思います。
昔のことはわかりませんが、現代は不安に満ち溢れています。
まず収入面。
一般的な企業に勤めている人は恐らく子育てや結婚などに前向きになれるほどの収入は見込めない人は多くいるのではないでしょうか。
自分1人で生きていくだけなら問題なくても、家族を養いながら両親の援助なども考えるととてもじゃないけど厳しいと言うのが現代人の多くの悩みではないかと思います。
その延長線上に年金問題があります。
今後少子高齢化社会で年金は減る一方であることは目に見えています。
自分たちの番が回ってくる保証はありませんし、あっても微々たるものとなってしまうかもしれません。
先のことを考えると多くの方が明るくない未来を想像してしまうことかと思います。
しかしそれはあくまで数年先の話。
目先のことではないので不眠になるほど悩む人は少ないでしょう。
ただ中には一寸先は闇な人もいます。
今の日本は非常に貧富の差が開いていて、平均年収で見ればそこそこあるように思いますが、平均はあくまで平均。
実際の年収は平均以下と言う人が多いのではないでしょうか。
正直明日生きるのも不安であると言う人もこの日本には少なくないものと思われます。
日雇い労働者や派遣、ネット合カフェ難民など実質ホームレスのような人も現にいますからね。
このように不安の多い暮らしの中、落ち着いて過ごせる人は減ってきているのかもしれません。
そしてその不安感からくるストレスで、交感神経が刺激され目が冴え不眠に陥る人は案外多いのかもしれません。
全く持って次世代型ではないような気がしますが、現代の不眠のいくつかはこのような不安から来る不眠がおおくなっているのかもしれませんね。
みんなが落ち着けて、平和で調和のとれた安らぎのある世の中だったらこんなしょうもない不眠なんかないのですが、現実非情なもの。
我々は来年も普通に暮らしていけるのでしょうか。
正直お先真っ暗であると言わざるを得ませんね。
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