プラスチックストロー廃止の流れ

先日ニュースを観ていたら大手コーヒーチェーンのスターバックスがプラスチックストローを２０２０年までに廃止すると発表されました。

その理由としてはプラスチックは実は世界中で結構深刻な環境汚染として問題視されている背景があって、きちんとゴミ処理されなかったプラスチックストローが海に流れ、海洋生物が誤って口にし消化しきれず衰弱してしまう問題があったり、間違って食べることでケガをしたり、潮に流された大量のゴミが海岸に打ち上げられることなどの問題があるんですね。

プラスチック製品は今や生活に欠かせないほど浸透していますが、みなさんはプラスチックストローがなくなることについてどう思いますか？

私はあまり普段からストローを使わないこともあって賛成派です。

sponsord link

しかし、もちろんプラスチックストローが廃止されることによるデメリットもあるんですよね。

環境という大きなメリットがある反面、世の中からプラスチックストローがなくなると他に代替品が必要になってくるわけで、現状プラスチックに変わるストローはほとんど選択肢がありません。

今あるもので言えば紙のストローがあるそうです。

紙なら自然に還るので環境問題の改善につながります。

でもなんでそれなのにプラスチックストローの方が圧倒的に多いのかというと、紙のストローとプラスチックのストローでは原価がかなり違うみたいなんですね。

プラスチックは安いのです。

商売として、特に企業としてやっているとコストをできる限り抑えることを考えますから大量に安く、しかも保存も簡単なプラスチックストローは大変都合が良いのだと思います。

コストが上がれば利益率が減ってしまうため、商品の値段を上げざるを得ない状況となってしまいます。

ですのでもしプラスチックストローから紙のストローに替えると値上げにつながってしまう可能性があるのです。