ヒエラルキーとは、ドイツ語で階級制のことを意味するもので、主にピラミッド型の構造を指す言葉です。
例えばインドのカースト制度やキリスト教の階層などが有名ですよね。
最近では一般社会を風刺する言葉としても使われるヒエラルキーですが、なにもピラミッド型のものだけではありません。
多くの場合社長をトップに専務、部長、課長とかみたいなピラミッド型を想像しますが、学生などの人間関係としてのヒエラルキーはピラミッド型ではありません。
地域にもよるとは思いますが、多くの場合学生のヒエラルキーはリア充をトップに、運動部、優等生、お調子者、真面目、おとなしめ、暗め、オタク、などとなっています。
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しかし、学校のヒエラルキーに限っては、ピラミッド型と言うよりもダイアモンド型のヒエラルキーになります。
トップはもちろんイケメンとか美人のリア充ですよね。
そこから運動部、優等生と下がっていき、まじめ、おとなしめの層へとなります。
この辺が1番多い層で、ピラミッド型の最下層の部分に当たります。
ですが、ここから暗め、オタク、など逆ピラミッド型のようになっていき、最後にいじめらっ子がいます。
わかりやすく図にするとこう。
1番多いのが真面目な生徒や普通の生徒です。
それから少しとびぬけてお調子者、優等生がいて、1ランク上に運動部系の生徒がいます。
モテるのは大体この辺からで、その中から特にモテるのがリア充とします。
やや男子生徒よりの図になっていますが、私は男子なので男子ヒエラルキーしかわからないのでご了承ください。
ただなんとなく言いたいことはわかるかと思います。
要するに社会のヒエラルキーは役職上はピラミッド型ですが、ピラミッドの底辺に位置する層からさらに下に抜けて逆ピラミッドのガタのヒエラルキーが本当はあるのです。
しかし、大体テレビとかなんかで出てくるヒエラルキーの図はピラミッド型しか見せません。
冷静に考えたらわかりますよね。
底辺層がなんで一番多いんだと。
社会のヒエラルキーも、平社員やパートなどが1番下にあると思わせて、本当はその下に下請けの会社があって、下請けのさらに下請けがあり、その最下層の下請けのパートなどが最も下に位置しているのです。
他にもアルバイト・パートよりも下に、社会的にはニートや無職がいて、さらにその下にはホームレスや乞食などがいます。
こう見るとわかるように、最も多いのは平社員やパートなどのピラミッド型のヒエラルキーで言う最下層の人ですが、そこからさらに逆ピラミッド型のヒエラルキーが存在しています。
まあ別にピラミッド型のヒエラルキーでも間違ってはいないのですが、さらに下があることを見ないことは、臭い物に蓋をする、いじめを黙認するようなことにつながりかねないのではないでしょうか。
真のヒエラルキーはさらに下があります。
「ヒエラルキー=ピラミッド型」と言うわけではありません。
1組織内でのヒエラルキーで言えばピラミッド型でいいですが、社会とか学校などの大きな括りで見る場合はそうではないことをどうしても言いたかったのでここに残しておきます。
だから何だって話なんですが、ヒエラルキーはピラミッド型と言うのは1部である。
本当はその下に逆ピラミッド型のヒエラルキーがつながっていると言うことです。
これをおろそかにしていては一生格差社会やいじめなどの問題はなくならないのではないかと思います。
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コメント
はいはい、私はこの逆ピラミッドの最下層の頂点でした。
小中高そして社会人になってからも、結婚してからも、親になってからも、ママ友界でもそうですね。辛うじて大学のときだけは文化部でのアイドル枠でしたが、その時は年齢がその位置というだけで誰しもがもてる時期。正直自慢にもならない。
もうほんとにこんな人生いやだ。何でもいいから普通に生きたい。
私は仕事も友人関係もどのような人間関係であれ、基本的に人間はマウントの取り合いだと思います。
もちろんそれだけが人間ではありませんし、マウントというと過剰な表現になってしまいますが、親密度が低い人はまず無意識の内にマウントを取り合って上下関係を作るものだと思います。
マウントを取ってくる人たちは、ヒエラルキーの頂点に立ちたいのではなく、恐らく自分よりも下がいることで満足したいのだと思います。
いつもマウントされて最下層の方にいたとのことで、とてもお辛いこともあったと思います。
しかし、そんなあなただからこそマウントを取られる人の痛みを人一倍わかっているのだと思います。
ですから誰かにマウントされたとしてもあなたにマウントしてこない人には優しくいてあげてください。
こんな陳腐なお話しかできなくてすみません。