沖縄には他の都道府県にはない風習があります。
例えば「うちなータイム」と言って、沖縄の人は遅刻するのが当たり前であるとされています。
まあちゃんと時間を守る人もいるんですが、確かに時間にルーズな人は多いです。
でもちゃんと時間を守る人でも夏と春のある時間帯だけはパタッと手を止めルーズになることがあります。
その時間は魔の時間として県民に認識され、この時間帯には営業などの仕事やお邪魔しないように暗黙のルールとして考えられています。
一体その時間に何があるのでしょうか?
その秘密とは。。。
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ズバリ、甲子園です!
沖縄の人は野球好きが多く、中でも甲子園がとっても大好き。
プロ野球は観なくても、高校野球は必ず見ると言う人も多いほど人気のあるジャンルです。
もはや県民にとって甲子園は。
大みそかに観る紅白。
夏休みにやる24時間テレビ。
小さいころに見る日曜の朝にやる戦隊ヒーローやプリキュアみたいなものなのです。
甲子園期間中の沖縄では、当然沖縄代表の高校の試合は欠かさず観て、なんなら仕事中にも余裕で観ます。
暗黙の了解として、甲子園で沖縄の高校が試合をする時間帯は、営業などをするのはNGですし、他所のお宅に回覧板を持っていくことも、飲食店で面倒くさい定食を頼むのもNG行動。
仕事人としてはアレですが、人としては気遣うべきところだと考えられています。
それは全力で急いで乗車をしようとしたときに閉めずに待つ駅員や、スーパーでやっぱいらねってなったときにちゃんと元の場所に戻すお客さんのように、強制的ではないけれど、そこにはお互いに気遣いあう優しい世界があるのです。
ですから観光などで、試合中に何十人も引き連れて店に入り、みんなバラバラな定食をバラバラのタイミングでごちゃごちゃ注文し、しょっちゅう呼んで効率の悪いやり方をするような客には裏で(・д・)チッ空気読めやってなること間違いなし。
まあこれは甲子園に限ったことではなく、俺は客だぞ!みたいな人は基本的に嫌われますが。
沖縄に観光に来る観光客ってなんかこういうクソみたいなやつ多い気がします。
県外で働いたり済んだことないのでわかりませんが、偉そうなやつ(小物臭が半端ないやつ)が来る場所みたいなイメージがありますね。
もちろん良い人もたくさんいますけどね(^^)
ちょっと話がそれましたが、こんな感じで甲子園の試合中は特に気遣うことが暗黙のルールとしてあるわけです。
日本って空気を大事にしますよね。
その空気がこれです。
夏は沖縄が最も人が集まる時期ですからこのようなちょっとした気遣いで、県外から来た人が甲子園の気遣いをしていると感じたら、沖縄の人はとっても喜び感心すると思います。
もし沖縄に人の温かさとかを求めて来るなら「すんません試合中に」などと言えば、速攻で仲良くなれることでしょう。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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