みなさんはバカって言われてムカつきますか?
バカとかアホとかクソとか言われたら普通ムカつきますよね。
他にもデブとかブスとかいろいろ悪口はありますが、不思議とある人はムカつく悪口もある人は全くムカつかない悪口もあります。
例えば美人にブスと言って傷つくのに対し、頭が良い人にバカと言っても全然傷つきません。
この違いは一体なんなんでしょうか。
sponsord link
それはその悪口を自分でも思っているか思っていないかの違いです。
どんな美人でも自分の顔に気に入らない部分が必ず1つはあるものです。
鼻がちょっと低いとか、目が若干ぼてっとしているなど人から見れば美人だとしても、自分としてはコンプレックスを持つ場合もありますね。
巨乳の人は、人からすればそれは羨む点ですが本人にとってはコンプレックスだったりすると言います。
ですから美人にブスと言うことや、巨乳にデブと言うことは傍から見ればただのひがみですが、本人たちにとってはコンプレックスを刺激され傷つく悪口となるのです。
ではバカはどうでしょう。
頭が良い人にバカと言っても何にも響きませんよね。
その理由は、頭が良い人は自分をバカだと思っていないからです。
こう言うとまるで自分のことを頭が良いと思っているように聞こえるかもしれませんが、頭が良いと思っているということではありません。
バカだと思っていないのです。
自分がバカだと思っていないのに、人からバカだと言われてもひがんでいるようにしか見えません。
バカと言われてムカつくと言うことは、自分がバカだと思っているからこそムカつくのです。
つまりバカにされてムカつくことは、自分自身がそう思っているからこそムカついているのだと言うことです。
自分にそんな概念がなければそれはただの言葉にすぎません。
しかし、自分にそんな概念があるからその言葉にかえしがつき、心に引っかかってしまうのです。
その気持ちが強ければ強いほどかえしは多くなり、心に深く引っかかってしまうのです。
ですから人に何か言われてムカつくときは、自分がなんでムカついているのか冷静に考えてみてください。
本当はそのことに執着しているのは自分自身なのかもしれませんよ。
そんなに嫌なことなら執着しなければいいのに人は嫌なことをとても大切に大事に執着し続けます。
ムカついたときは自分が何に執着しているのかを知るきっかけになります。
もしみなさんもムカつくことや傷つくことがあったとしたら、自分がなんでそう思うのか考えてみてください。
そうすれば自分が何に執着しているのかを知ることができるでしょう。
それさえわかれば後は対処のしようもありますね。
今後そのようなことがないようにしたいのであれば、まずは対処することから考えてみるのもいいのではないかと思います。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
sponsord link
コメント
そういえば、学校の成績はオール5だけど、人間性や心が1どころか斜線ひかれてもおかしくないほど悪い人がいました。私は一度その人に「バッカじゃないの!!?」といってしまい、見事に敗北感を味わいました。
所詮、テストの実力がすべてなのだから、いくら自分がその人よりかはマシな人間性の持ち主かもだけど、この先一生かなうこともない相手なんだろうなとさえ思うとホント自己嫌悪に陥りました。
人生はどこをどう考えても不平等です。
もしも私があのこぐらいの実力があったら、もっと余裕を持って周りに気を配れるのにと思うと悔しくてなりません。
人をバカにしたとき、まず一番最初にその言葉が聞こえるのはバカにした相手ではなく自分です。
これに意識してなのか無意識でなのかあなたは気が付き、こんなことしても意味がないんだと気が付くことができたのだと思います。
仰るように人生は不平等で、実力のある人ない人いろいろいます。
私は実力のある方の人間ではないのでわからないですが、実力のある側にはそちらの悩みや不平等さを感じているところはあるのだと思います。
そういう意味ではある意味平等なのかもしれません。
みんなそれぞれ不平等さは感じているところはあって、その学生のころの方も成績は良くても性格は悪く、周りに人が付いてこないと不平等さを感じているかもしれませんね。
これからは余裕を持って周りに気を配れるようになれますよう祈っております。