芸能人が不祥事を起こしたとき謝罪会見する本当の目的

sponsord link
エンタメ
この記事は約3分で読めます。

先日女優の高畑淳子さんが息子高畑雄太容疑者が強姦致傷容疑で逮捕されたことをうけ会見を開きましたね。

高畑雄太容疑者のようになんらかの事件を起こしてしまった場合の会見ならまあわかると思いますが、よく芸能人の不倫とか熱愛報道などで謝罪会見を開くことってありますよね?

あれって熱狂的なファンが怒るのかもしれませんが、ぶっちゃけなんでいちいちテレビを通してお前の不倫を謝罪されないといけないんだと思ったことがあるのではないでしょうか。

正直芸能人の誰それが不倫しようが熱愛がバレようが、私たちに与える影響はほとんどありません。

なのにマスコミは煽るし本人は神妙な面持ちで「お騒がせして申しありませんでした」と言います。

一体誰に対してお騒がせしたと言うのでしょう。

実はこう言った謝罪会見は、私たち視聴者に対してよりも本当に謝罪を向けている相手が別にいるのです。

sponsord link



その相手と言うのが所属事務所であり同業者や関係者の方々、そしてなによりスポンサーやキャスティングしてもらっている番組やドラマ、映画などに向けた謝罪なのです。

と言うのも、芸能人はイメージが最も重要な職業です。

イメージが合うからキャスティングしてもらい、映画やCMに起用されます。

演技が上手ければいいと言うものではなく、演技が下手くそでもイメージが合えばキャスティングしてもらうことができますね。

例えば今話題の人物キムタク。

キムタクってぶっちゃけ演技下手くそですよね。

どの役でもキムタクはキムタクにしかならず、どれも同じような役柄になりますね。

それでも監督なりなんなりがキムタクにイメージがぴったりだと言えば、どんなに下手くそでもキャスティングされちゃいます。

CMなども好感度の高い人を起用することで、商品のイメージアップにつながります。

しかし、不祥事やなにか世間を騒がせるような騒動があるとその人のイメージが悪くなってしまいます。

するとその人が出ている事でイメージアップにつながっていた物が、一転イメージの悪いものへと変わってしまいます。

そしたら売れる物も売れませんよね。

せっかく高い金払ってイメージが良いからとその人にやってもらっていたのに、イメージダウンで商品の売れ行きも下がってしまったとしたら大損です。

流石に金返せとはなりませんが、もうあいつには頼まない!となるのは私にも想像できます。

ですから芸能人が不祥事を起こしたときに謝罪会見を行うのは、視聴者やファンに向けたものであると同時に本当に謝罪しているのはスポンサーなどの依頼者であると言えるのです。

もしこれで誤りもせず知らぬ存ぜぬで貫き通せばこんなやつに2度と頼まん!ってなりますよね。

そしたら芸能人は仕事が減り、収入が減り、無駄に有名な一般人となってしまいます。

自分で事業をするならまだしも、芸能人が辞めて一般企業に勤めるのは相当厳しいものがあると思います。

しかもそれが自ら招いた不祥事などで干された結果だとしたら雇い主もあまりポジティブには思えません。

これ誰に向けた謝罪だよと思うような会見がいろいろありますが、それらは大体私たちというよりスポンサーなどに向けたものだと言って間違いないと思います。

ですからもし不倫したぐらいでこんな謝罪されても困るなーとか、ウザいなーと思ったとしても、こちらは生暖かい目で見守ってあげると良いのではないかと思います。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

sponsord link



コメント