脳を騙して気分を変える方法

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心理
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落ち込んでいるときや悲しいとき、人は何事にも興味を失いやる気が出なくなってしまいます。

特に顕著なのは失恋で落ち込むとき。
仕事も遊びもやる気をなくし、食欲もなくなります。

しかし、ずっとそのままでいては生活に支障が出てしまいます。

すぐとは言わなくとも出来るだけ早く立ち直らなければなりませんよね。

そうはいってもそう簡単に気分を変えることができれば苦労しないと思いますよね?

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実はそんな方法があるんです。

脳を騙すことで気分をコロッと変えることができるのです。

ではどうやって脳を騙せばいいのでしょうか。

その方法は、変えたい感情になっているかのように振る舞うことです。

ちょっとわかりにくいと思うので具体的にお話していきます。

例えば悲しい気持ちを明るい気持ちに変えたいとき、無理やり笑ったり前向きな言葉を使います。

鏡に向かって笑顔をつくったり、前向きな言葉を使うことで脳は勝手に勘違いします。

と言うのも脳って実は自分と他人の区別が曖昧だと言われていて、鏡に映った自分と他人、そして自分が言った言葉と他人が言った言葉。

それらは脳にとっては自分なのか他人なのかの区別がハッキリとしていません。

ですから鏡に向かって笑顔をつくれば脳は他人から笑顔を向けられていると誤解します。

加えて前向きな言葉を使っていれば脳は他人から前向きな言葉をかけられていると誤解します。

つまり、自分で自分を励ますことは脳にとっては誰かに励まされているのと同じことになるのです。

人は他人から励まされると勇気をもらいます。

失恋した時友人や家族などに励まされ、辛いながらも立ち直ることができますね。

逆に人が落ち込んでいるとき励ますことで人は立ち直ることができます。

本来は他人からの励ましにより立ち直るのですが、それを脳の錯覚を利用して自分でやってしまうと言うのがこの方法なのです。

バカらしいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際このことは脳科学で証明されていることであり事実なのです。

脳は私たちが思っているよりも錯覚しやすく、簡単に騙されてしまいます。

もし気分を変えたいと思うなら、なりたい感情の顔や言葉を使うことで気分を変えてみてはいかがでしょうか。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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