収入と心の豊かさは比例しない貧困について新たな価値観

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人生
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最近なにかと貧困と言う言葉を耳にします。

若者の貧困化がどうたらこうたらで恋愛、結婚、出産しない若者が増えているとか。

物が売れないとかお金を使わないなど、貧困については私も何度か記事にしたことがあります。

ただ最近貧困は単に収入が少ないことなのかと疑問に感じていました。

例えば、収入は少なくても自給自足でどうにかすることもできますよね?

家も都心のど真ん中に住むのではなく、郊外の辺鄙な所のぼろいアパートに住めばどこでも安いのではないでしょうか。

電気ガス水道に関しては、今や生活に欠かせないものと思いがちですが、電気を全く使わない生活をしていることで有名な名前は忘れましたがアフロのおばさんがいますよね。

あそこまで徹底した生活をしなくても、大昔のように夜日が暮れたら寝て日が昇ったら起きる生活にすれば電気を使うことは減ります。

このような生活をしていればかなり生活費を減らすことができますね。

そうこう考えていると、収入が少なくても生活はできて、生活さえできれば収入なんか別に気にしなくてもいいのではないかと思えてきました。

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そんなときにこんな記事を見つけました。

本当に快適な暮らしをするのに経済力は必要? – 「30代年収90万円で都内隠居生活中」の大原扁理さんに聞く”楽な生き方”

年収90万ってびっくりですよね。

大原さんと言う方は、週に2回介護の仕事をしてたまにこういうインタビューなどの臨時収入があるぐらいで世間的には貧困とされるラインを下回っている収入です。

しかもこの収入でさらに貯金もし、生活に満足しているとのこと。

普通の感覚ならこの収入で満足することはまずできないでしょう。

生活もままならず、食べるのも工夫しなければなりません。

しかも普通の人がなければならない趣味や人付き合いはこの収入じゃあまず難しい。

それでも大原さんは満足に生活することができています。

大原さんと私たちの違いがなんだかわかりますか?

それは生活に対する考え方です。

多くの人はお金がなければ生活できないと錯覚しています。

確かに日本では無駄に生きてるだけで税金を払わなければならず、収入が少しでもなければ生きることすら許されません。

ただし税金はしかるべき対処をすれば免除になるものもありますし、累進課税制なので収入が増えるごとに税金を払う額も増えていきます。

ですから案外なんとかなるのかもしれません。

その他の生活費も思っているより節約することはできます。

電気を使わなくても生きていくことはできますし、ガスがなくても生きることはできます。

流石に水道はないと死にますが、もともと電気もガスもない時代があったのですからちょっと使わないぐらいで死にはしません。

食事も現代は選択肢が増えたことで逆に浪費につながっている場合もあります。

昔は漬物とお米、芋や魚食って終わりだったのが今はご飯とおかずと汁物に副菜。

食卓に並ぶ品数がかなり増えました。

栄養的には良くなったと言えますが、その分誘惑が増え余計にお金を使ってしまう場合もあるのです。

以上のことをまとめると。

現代は誘惑が多すぎて、欲求をくすぐるものが多すぎるのです。

服はある程度着れればいいのに今年の流行がどうたらこうたら言って、毎年新しい服を買わされます。

大人の男は良い時計を持っていないといけないとか言って、無駄に高い時計を買って見栄を張ります。

物事はある時から自分が好きでやっているのではなく、いつしかやらされているように変わっていきます。

最初は服が好きでおしゃれしていただけだったのに、いつしか今年の流行と言われればまるで義務のように買わされているのです。

みなさんも自らやっていたことが、いつしかやらされていることに変わっていることがあるのではないでしょうか。

お金ってなければ不幸みたいな風潮がありますが、お金がないことが不幸なのではなく満足できない心こそが不幸の原因であると私は思います。

年収が90万の人でも年収が900万の人でも、結局収入に見合った使い方をしようとするので足りないと思う人はいつまでたっても足りないと思い続けるでしょう。

真の貧困は、自分の心が不満でいっぱいなことを言うのではないでしょうか。

まあとはいえ年収が低ければ低いほど1人生きる分で手一杯なので結婚や出産は難しいです。

子育てなんて今や金持ちにしかできないことと言っても過言ではありません。

裕福な家庭以外はみんな何かしらの借金をしているのではないでしょうか。

奨学金やらなんやらありますからね。

ともかく大原さんの話を聞いて、私はより一層大事なのは年収ではないなと思いました。

今の世の中お金に価値を置きすぎているのかもしれませんね。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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