ストローでお酒を飲むと酔いやすい理由

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カクテルエンタメ
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居酒屋やカラオケなどでお酒を飲むとき、たまにストローがついてくることがあります。

ストローは女性の方が飲みやすいようつけることが多いと思いますが、カクテルなどを混ぜるためにマドラーのかわりとしても役立ちます。

ですが、ストローでお酒を飲むといつもより酔いやすく感じたことありませんか?

実際にグラスに口を付けて飲むよりストローで飲んだ方がアルコールっぽさを感じるような気もします。

しかしストローを使ってもグラスから直接飲んでもアルコール度数は変わりません。

では一体なぜストローで飲んだ時の方が酔いやすいと感じてしまうのでしょうか?

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ストローで飲むと酔いやすいのは気のせい?

科学的にはストローでもグラスでも、アルコール度数は変わりません。

アルコール度数が変わるとすれば「加水する」か「熱を加える」かいずれかになるのではないかと思います。

ストローは加水もされませんし熱を加えることもありませんから、科学的にはストローで飲んでも同じだと言えるのですが、体感としてはストローで飲むのとグラスで飲むのとではやっぱり違う気がします。

ストローは下の方 グラスは上の方

ストローとグラスは飲み方に違いがあります。

  • ストローは下から
  • グラスは上から

物理的な問題で、ストローは意識して上の方を飲もうとしない限り下の方から吸い上げる形になります。

一方グラスの場合はどうやっても上の方から飲むことになります。

この違いが酔いやすさを感じさせるのかもしれません。

というのも、お酒と水は比重が違うのできちんと混ぜても放置していればどんどん沈殿していきます。

特に甘いカクテルなんかは糖分が入っているのでより早く下に沈みます。

アイスティーにシロップを入れるとまっすぐ下に落ちていくのがわかると思いますが、お酒でもまったく同じことが当てはまります。

このことから、ストローで飲むときはグラスの底の一番濃いところから飲んでいることが酔いやすいと感じる原因となっているのではないでしょうか。

加えてグラスで飲む場合は上から飲みますから、上の方は氷が溶けだしたりして液体が薄まっている部分なのでより違って感じるのかもしれません。

空気に触れる量の違い

酔いやすさの直接的な理由とは違うかもしれないですが、ストローとグラスでは口に含む空気量が違うと思います。

空気量が違うとどうなるかというと、ものすごく単純な話でアルコールっぽさを感じやすいかどうかの違いを感じます。

空気があればその分アルコールっぽさが軽減されるはず。

この根拠としては、ビールをジョッキで飲むときと細めのグラスで飲むときの違いを思い浮かべるとわかりやすいと思います。

もしビールを飲まない人でしたらジュースとかでもいいと思います。

グイグイ飲むときはたくさん空気が入って、ストローなどでちびちび飲むときは空気が入りにくく香りや味わいに変化を感じるのではないでしょうか。

この飲み方の違いが酔いやすさの違いにつながっているのかもしれません。

ストローで飲むシチュエーションの問題かも?

ストローが問題なのではなくストローで飲むシチュエーションとの違いが酔いやすさの違いになっている可能性もあります。

ストローで飲むときはどんなときかと考えますと

  • まだそこまで打ち解けてない人と飲む
  • デートなどおめかしして飲む
  • カクテルなど甘いものを飲む
  • 女性やお酒が苦手な人などが飲む

ざっくりではありますがこんな感じのシチュエーションが浮かび上がってきます。

気心の知れた友人同士で飲むときは、ワイワイ楽しく飲むことが多いと思いますのでストローで飲むよりグラスやジョッキでグビグビ飲むことの方が多いのではないでしょうか。

また、デートなどちょっと緊張する場で飲むときには豪快に飲むことは少ないと思うので、ストローを使ってお上品に飲むケースが多いのかなと思います。

飲むシチュエーションによって、飲む物によって、飲む相手や自分のコンディションによっても違ってくることもありますが、ストローが問題というより緊張感が要因となっていることもありそうです。

もしかしたら気のせい?

元も子もない話ですが、もしかしたら単なる気のせいという可能性もあります。

なんというのか迷信的なもので、本当かどうかはわからないけど昔から言い伝えられていることだからそうに違いないという先入観から酔いやすいと感じてしまっていることはあるのではないかと思います。

もしくはその逆で、カクテルは弱いお酒というような先入観から飲む速度を上げてしまうこともあるかもしれませんね。

おわりに

個人的にはストローで飲むものと言えばカルアミルクやロングアイランドアイスティーなどのカクテルを想像します。

それらのカクテルはどちらも味わいよりもずっとアルコール度数が高いので、飲みやすいからとグイグイいくと結構酔いが回ってしまうので注意が必要です。

この二つは有名なので知ってる人も多いとは思いますが、カクテルってものによってはアルコール度数が高いものもあって、お酒っぽさが少なく飲みやすいレディキラーなんて呼ばれたりするものもあります。

そんなお酒をストローで飲むと、下の方に沈殿した濃い部分を飲んでしまうこともありますので、そういう意味ではストローで飲むと酔いやすいというのは正しいのかなと思います。

科学的にはストローで飲もうがグラスから飲もうがアルコール度数に変化はないのでまったく根拠のないことではありますが、味わいや香りなど感じ方の違いが酔いやすさの違いに感じるのかもしれませんね。

お酒は飲みすぎると体に毒となってしまいますので、正しい知識で飲みすぎないように楽しんでくださいね。

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