ネットが普及していつでもどこでもだれでも簡単にいろんなことを調べることができるようになり、もはや世界のすべてを知ったような気になれる現代ですが、ネットやニュースでは表に出てこない情報も未だ少なくありません。
例えばタイ・ミャンマー・中国の国境付近にあるゴールデントライアングル。
ここは麻薬の原料となるケシのみなどを密造している地域として有名ですが、その実態は表立って出てくることはありません。
また、アフリカのジャングルの奥地に住む民族など原住民に関してもまだまだ知らないことがたくさんあります。
こういった世界の不思議や謎を追求しようとする人物がいます。
その1人であるノンフィクション作家の高野秀行さんをご存知でしょうか?
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高野さんはTBSの人気番組「クレイジージャーニー」に出演したことでさらに有名になったので知ってる方もいらっしゃるかもしれません。
同番組では高野さんが今まで言った国の話や風習の話などをするのですが、その話と言うのがあまりにもクレイジーすぎて面白い。
上記で例を挙げたゴールデントライアングル。
ここに高野氏も行き、実際に住民たちと一緒に暮らしながらアヘン栽培を経験してきたと言うのです。
※ちなみにアヘンは国外であっても栽培に関わるのは違法となっているようです。
決して手放しで褒められることではありませんが、日本は臭い物に蓋をするパターンが多く、なんで悪いのか何が悪いのかには目を向けずただ違法だからダメ、迷惑だからダメと言うようにダメなものはダメと言う一点張りで腑に落ちないことも少なくないと思います。
麻薬を使用することはダメなことですが、事実アヘンの原料であるケシの実はアヘンやヘロインに使われるのと同時に医療用麻薬であるモルヒネにも使われているもの。
モルヒネはガン治療なんかにも役立っており、これがなければガン治療の辛さに耐えられない人も多いのではないかと思います。
アヘンはダメでモルヒネは良い。
使用用途が違うだけでこんなにも扱いが違うのです。
マリファナも最近では医療用として使おうとする動きが世界中で見られていますが、最近捕まった元女優の高樹沙耶も大麻合法化を訴え選挙に出馬した経験もありました。
このように同じ麻薬でも私用で趣向品として使うことと医療用で治療として使うものとでは善にもなり悪にもなる極端な代物です。
それを知るきっかけの1つになるのが高野氏がゴールデントライアングルに行ったときの話。
クレイジージャーニーを観るのもいいですし、ノンフィクション作家ですから本もいくつか出版されています。
今回はアヘン密造のことを例に挙げていますが、他にも高野氏は様々な辺境におもむき非常に興味深い話をなさっているのでぜひまだ見たことない方がいれば番組や本などを目にしてみてはいかがでしょうか。
ついでにいくつか高野さんの本のリンクも貼っておきますので興味があればチェックしてみてください。
それではまた。
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