タバコと医療費と人種差別

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コラム
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最近タバコに対してやたらと風当たりが強い世の中ですが、2018年にまたタバコ税を増税する予定でいる発言があったとのことでいろいろな意見がネット上で飛び交っています。

タバコは10年ちょっと前ぐらいまでは確か1つで200円ぐらいでしたが、現在はその倍の400円ぐらいになっています。

この流れを見るに10年後には今の倍800円ぐらいになっているのでしょうか。

それはそうと、タバコについてちょっと思うところがあるのですが、よくタバコを吸うのは健康に悪いと言われますよね?

確かにタバコを吸うと、咳や痰が出ますしビタミンを破壊すると言われているのでお肌にも悪く肌が汚くなると言われています。

特に肺に悪く、肺がんの原因となるとされていたり肺気腫を患うリスクが高まるとされています。

しかし、実際にタバコが原因で他に何か病気になるリスクが上がるのでしょうか?

私が知る限りでは肺がんなどの癌と肺気腫。

この2つぐらいしか聞いたことがありません。

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確かに咳や痰がでるので体力的に衰え、走ったりするなど激しい運動はタバコを吸うとキツくなるかもしれません。

ですが、タバコが原因で健康被害に合うのは長期的に継続して吸い続けた場合のものです。

1回吸っただけでなるものではありません。

なのでタバコを国民に吸わせないようにしていくことが単純に健康につながるとは考えにくいのではないかと思います。

そしてたまにタバコを吸う人が減ればみんな健康になって医療費負担が減るとか言う人がいますが、医療費負担は高齢化が主な理由だと思うのでむしろ健康な人が増えれば増えるほど年々増えていきます。

なぜなら健康な人が増えるほど高齢者が増えるからです。

確かに目先の医療費は減るかもしれませんが長期的に見ればタバコを吸う吸わないで医療費の負担が減るかと言われるとあまり変わらないのではないでしょうか。

別にタバコ税を増税すること自体は特に文句はありません。

ただ、タバコが減ったからといって何かが大きく変わるということはないのではないかと思います。

それに私はタバコを増税するならお酒も増税するべきだと思っています。

その理由はタバコよりもお酒の方が危険だからです。

タバコは吸っててもすぐには悪影響はありませんが、お酒は飲んで運転すればすぐに悪影響を及ぼす恐れがありますし、無茶な飲み方をすれば急性アルコール中毒などで死ぬこともあります。

自分にとっても他人にとってもタバコよりもお酒は大きな被害を及ぼす可能性があるものとなります。

でもお酒を飲む人がそんな人ばかりなわけではありませんよね。

だからお酒は危険、絶対ダメだというわけではありません。

しかしそれはタバコに関しても同じなのではないでしょうか?

タバコはたまたま近くで吸っている人がいるだけでめちゃくちゃ嫌な顔をされたり、文句を言われることもあります。

お酒は自分が嫌いだからといって会社の飲み会を断れば会社で浮きますし、あいつは付き合い悪いとか言われて仕事を回されなくなってしまうこともあります。

タバコが嫌いなのは別に構いませんが、なぜお酒が嫌いなのは許されないのでしょうか?

タバコで健康を損なうこともあると思いますがお酒を飲むことでも健康を損ないます。

医療費負担がどうのこうの言うならそれはタバコに限った話ではありませんよね。

ですから私は他に理由がると思います。

その理由がなんなのかはわかりませんが、タバコじゃなきゃダメな理由があるのだと思います。

それがどのような理由で増税していたとしても別に構いませんが、タバコを吸うから医療費負担が増えるというのは違うと思います。

タバコに対する嫌悪感は人種差別に近いものを感じます。

黒人を嫌う理由もタバコを嫌う理由も別に本当は大した理由があるわけではないのかもしれませんね。

それではまた。

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