ことわざの由来

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コラム
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普段使っている言葉には思いもよらない由来があります。

例えば向かい合っていることを対面(トイメン)と言うことがありますが、これは麻雀から来ている言葉で麻雀では4人がテーブルを囲んで遊び自分の向かい側にいる人のことを対面(トイメン)と言います。

また、飲み会などで集まったメンバーのことを「メンツ」と言いますが麻雀では同じ牌を3つ集めることを刻子、トランプで言うエースなど柄の種類が同じもので456のような順番を作ることを順子と呼び、それらの集めた配牌のことを面子。

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または一緒に麻雀をする対戦相手のことを面子と言い、ここから一緒に何かをするメンバーのことをメンツと言うようになったのだと言われています。

他には、最も正しい手順をとることを定石と言いますがこれは囲碁の定石を打つということから来ています。

このように今普通に使われている言葉も案外業界用語だったものもあります。

今回紹介したいのは刀鍛冶から来ている言葉。

そのひとつが「相槌を打つ」という言葉です。

相槌を打つというのは相手が喋っていることに対して「うんうん」とか「へえー」「そうなんだ」などと間投詞といわれる言葉のことです。

こちらの語源は鍛冶職人が鋼を打つときに交互に息を合わせてハンマーで叩くこと、もしくはそれを主導するためにタイミングを取ることから来ている言葉なのだそうです。

また、とんちんかんも同じところから来ていてしっかり息を合わせてちゃんと叩けていると本来は「とんてんかん」と綺麗な金属音が鳴るところを叩くところがズレると「とんちんかん」と音が鳴ることから物事のつじつまが合わないことやちぐはぐなこと、間抜けな言動やそういった人のことを表す言葉として使われるようになったのだと言われています。

こうしてみると結構いっぱいありますよね。

今普通に使っている言葉も実はもともと何かの業界で使われていた言葉だったのかもしれませんね。

今回は紹介していないもの、私が知らないものもまだまだたくさんあると思います。

もし他に知っている方がいましたら言葉の由来についてコメント欄などで教えてください(^_^)/

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