「すべからく」はすべてのという意味で使うのは誤用

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コラム
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みなさんは「すべからく」という言葉を聞いた事はありますか?

私は日常で聞いた事はあまり多くはない言葉ですが何度か聞いた事があります。

つい最近まで私はこの「すべからく」という言葉を間違った意味で解釈していたことを知って、恥ずかしながらこれまで自分自身どこかで誤用していたかもしれません。

というのも私はこれまで「すべからく」という言葉は「すべての」「みんなの」「全体的な」というような意味だと思っていました。

例えば、「人間はどんな人でもすべからく1日は24時間である」といった感じで使っていたんですね。

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でもこれは誤用であることがわかりました。

正しい意味としては「当然のこと」「するべきこと」「ぜひとも」というのが正しい意味なのだそうです。

例えば、「人間はどんな人でもすべからく幸福に生きるべきである」と使います。

そもそも「すべからく」をひらがなで覚えてしまっていることが間違えやすくなっている理由の1つなのだと思います。

「すべからく」とひらがなで見ると「全て」と似ていることから誤用する人が多いのだと思うんですね。

実際私も「すべからく」を「全からく」あるいは「全く」と解釈していました。

ですが正しい字としては「すべからく」は「須らく」と書き、林先生が言うには「必須」と言う風に覚えるとわかりやすいですよと仰っていました。

確かに「必須」と覚えれば「すべからく」が「全て」ではなく「当然するべきこと」という意味であることがわかるのではないでしょうか?

日本語は難しい言語とのことですが、私たち日本人ですら知らない言葉もたくさんありますしこうして誤用している言葉もたくさんありますよね。

誤用とは違いますが、「代替」は本来「だいたい」と読む言葉だったのが「だいかえ」と読む人が多くなったために今では「だいたい」でも「だいかえ」でも正しい読みであるとされるようになっています。

他にも「重複」は本来「ちょうふく」と読みますが「じゅうふく」と読む人が多かったためどちらでも正しい読みということになっています。

みなさんは最近知った何か言葉の誤用や間違えやすい漢字の正しい読みはご存知ですか?

もしよければぜひコメント欄などで教えてください(^_^)

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