最近気がついたことなのですが、今稼げている事業ってなんだろうと考えてみると、人の欲を満たすことが上手な企業や事業を行っている人は稼いでいることに気がつきました。
例えばディズニーランド。
ディズニーは、大人も子どもも等しくワクワクさせてくれるテーマパーク施設で、細かい掃除が行き届いているとか、スタッフがみんな明るく元気でサービス精神旺盛でとかいろいろあるとは思いますが、大まかに考えて「喜びや楽しみと言った欲望を満たす施設である」と言えますよね。
次に稼いでいるイメージがあるのはなんでしょうか。
IT企業ですかね。 その中でも特に印象が強いのはアップル社でしょうか。
アップル製品は、根強いファンが多く日本でもスマホユーザーの半数近くがiPhoneだと言われているほどの人気機種ですよね。
そんなアップル社も人の欲を満たすことができている企業であると言えるのではないでしょうか。
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例えばiPhoneはスマホの中でも見た目がスタイリッシュでオシャレですよね。
アップル社の製品は基本的にシンプルで使いやすく見た目もオシャレです。
製品だけではなく、ショップ自体がそもそもオシャレだと思いませんか?
電化製品って家庭っぽさがあったり、機械感が強くオタクなイメージや理系で小難しいイメージがありちょっと敬遠されがちな部類のものだったと思うのですが、アップル製品はこのようなイメージを払しょくし、むしろカッコいいイメージを付けたことでファッション的な要素を持った電化製品になっているように思います。
つまりアップル製品も、持っていると言うだけで「カッコいい、オシャレ=楽しみ、喜び」の欲求を満たしていると言えるのではないでしょうか。
喜びと楽しみの2つの欲求を満たしていることが人気の秘訣であることはこれでわかったと思いますが、喜怒哀楽の内「怒と哀」も満たしてあげることで稼ぐことができると思います。
例えば週刊誌。 芸能人のスキャンダルや政治家のスキャンダルなどに目を光らせて、毎週いろんなことを我々庶民に提供してくれますよね。
芸能スキャンダルがあると、多くの場合怒りをあらわにする人がいます。
〇〇が✕✕と熱愛!?
この〇〇と✕✕の人物が、興味のない人ならどうも思いませんが、あなたが応援している人だとしたらどうでしょうか。
私の中で記憶に新しいのは「福山雅治と吹石一恵の結婚」と言う報道でしたね。
あのとき福山ファンが会社を休むなど社会的な影響が出たことは記憶に新しいですよね。
そして絶望したファンの中には「悲しんだ者、怒り震えた者」と2通りいたと思います。
このようなショッキングなニュースは、見なければ傷つくことはないはずなのに、ついつい目を引かれ見てしまいますよね。
これもまた人の欲を満たすやり方の1つであると言えます。
週刊誌が稼げているかどうかは置いといて、スキャンダルを取り扱うことで大きなお金の流れを作ることにつながります。
週刊誌自体が売れると言うこともありますが、スキャンダルを載せられたくない芸能事務所から示談金をもらって載せないようにすると言うこともあるでしょうし、週刊誌自体が儲からなくても、私のようにブログをやっている人やネットニュースで流して広告料を稼いだり、いろんなところでお金が動くことには変わりありません。
ちなみに今この記事を書いている横で「保育園落ちた問題」についてのニュースがやっていますが、これも怒りを書き連ねたブログに共感した人たちが拡散したことで国会にまで届いた「怒り」を使った例の1つであると言えます。
こちらの場合もブログですから広告を載せて広告料で稼ぐことなどが可能となる例であると言えますね。
またブログ系で言えば芸能人などがよく炎上することがあります。
元モーニング娘の辻希美さんなんかはしょっちゅう炎上していますよね。
炎上すると言うことは、文句を言っている人が多いと言うことなのですが、文句を言いつつも更新するたびに見に来ていると言うことでもあります。
そしてそこに荒しコメントを付けて、しばらくしてからまた戻ってきます。
放火魔が現場に戻るとはよく言ったものです。 ブログなどの炎上も、自分の火種がどうなったか確認しに戻ってくるのです。
そこにまた広告などを貼ります。
広告なんか見ないんじゃないかと思うかもしれませんが、広告もいろんな貼り方がありますし、最近はスマホユーザーが多いこともあり、誤クリックなども発生しやすくなっています。
1つ1つは微々たるものですが、チリも積もれば山となる。
炎上すればするほど誤クリックの確立が上がり、人が増えれば増えるほどクリックする人が増えます。
そうすることで炎上して大変なように見えて実はとっても嬉しいと言うような状態になっているのです。
これも怒りを利用した稼ぎ方の1つです。
このように、稼ぎたいなら欲望を満たすこと、喜怒哀楽の感情をくすぐることが非常に重要なことなのです。
逆に人の助けになるような仕事は稼げません。
ヘルパーや保育士が「稼げない・休めない・出会えない」の三冠達成していることはみなさんもご存知ですよね。
人を助ける仕事じゃ稼ぐことには向いていません。
なぜなら、保育も介護もお金に困っている場合がほとんどだからです。
保育園に預けるのは、夫婦共働きをするためです。
共働きをする理由は、家計が厳しいからです。
介護を頼むのは、自分では介護に手が回らないからです。
その理由は仕事と介護の両立が難しいからです。
保育も介護も、どちらも仕事をしなければ手が回らないから預けると言うのが前提ですよね。
そのため需要はあっても料金を上げることはできません。
保育料を上げてしまっては、家計のために働くのか保育料を払うために働くのか、どっちなのかよくわからないことになってしまいます。
これらの仕事で稼ぐことができないわけではありませんが、人を助ける系の仕事で稼ぐのは、人の欲望を満たす仕事と比べてシビアで金払いは悪いので稼ぐのは難しいと言えると思います。
少々長くなってしまいましたが、もしあなたが稼ぎたいと考えているなら欲望を満たすと言うことを念頭に考えてみることをおすすめします。
欲を満たすことはいろいろあります。
喜怒哀楽だけではなく、欲望は食欲・性欲・睡眠欲の三大欲求やプライド、自尊心を満たすこと。
またSNSなどは自己顕示欲や承認欲求を満たすための場でもあります。
SNSも人の欲望を満たして稼いでいる事業だと言えますね。
稼いでいるものはほぼ間違いなく人の欲望を満たす事ができているものだと考えても間違いないでしょう。
法的にはアウトですが、風俗なんかも稼げはしますからね。
「稼ぎたいなら欲を満たせ」
汚く聞こえるかもしれませんが、これが真理であると言えるのではないでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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