現代は熱中症になりやすい時代なのかもしれない

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焚火コラム
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数週間ほど前に日本各地で大雨による被害があり今も避難生活を余儀なくされている人たちも多い状況から、最近は猛暑日が続いており全国各地で最高気温が30度を越え、一部の地域では40度近くまで気温が上がっている地域もあります。

沖縄=暑い、南=暑いだったはずがこの何日かの気温は京都や東京など日本列島の真ん中あたりの地域の方が気温が高くなっています。

これだけ暑いと問題になってくるのは熱中症ですね。

現段階でも熱中症で気分が悪くなったりふらついたりする人も多くいらっしゃるようで、中には病院のお世話になる方やお亡くなりになった方も多いようです。

この夏はこれまでより一層熱中症に気を付けなければなりません。

もちろんみなさんもこれだけ連日の猛暑でニュースでも毎日やっているので十分気を付けていらっしゃることかと思いますが、お年寄りや小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では特に万全な体制で警戒する必要があります。

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しかし、十分気を付けて過ごされていた方でも避けられない問題があります。

それは会社や学校など家以外での活動です。

基本的に会社では冷房を付けて仕事をしていることがほとんどだと思いますし、各自水分補給はしっかり考えながら仕事をしていることかと思いますのであまり心配はないと思います。

外での作業がある職業の方は元々こんな猛暑ではなくても夏は水分補給や適度な休憩を取るなどしっかり考えて仕事に取り組んでいることかと思います。

では学校はどうでしょうか?

すでに学校で無理な運動をさせてしまったことや、体調不良を訴える生徒に気遣いせずにいたことによって死亡してしまったお子さんや倒れてしまった生徒がすでにいます。

昔に比べたら大分マシになったとは思っていましたが、やはり今も日本では根性論で判断する人がいたり、自分の時はこれでも平気だったからと言って昔の基準で物事を考える人もいるんですよね。

でも今と昔では事情が違いますから気を付けなければなりません。

私が小さいころは携帯電話は一般的なものではなく、今ほどビルは乱立していなくてエアコンなんかも会社やお店などでは使われていましたが自宅にエアコンがあることはまだそれほど一般的ではありませんでした。

自然もそこそこあって今みたいに街中石だらけではなかったと思います。

石は熱がこもりやすいですし、高層ビルや建物が密集すると風の通りが悪くなり植物や土が少ないことで熱がこもりやすくなっています。

そう考えると今は昔よりも熱中症になりやすい環境なのではないかと思います。

現代ではクーラーは甘えではありませんし、水分補給は根性なしなのではありません。

むしろ昔から本当は違うのに知識のない想像力の至らない一部の人が、マンガとかテレビとかの空想上の設定を本物だと思い込んでしまっていただけなのかもしれません。

一応運動中に水分を摂りすぎるとお腹がたぷたぷして動きが鈍くなってしまうこともあるので、一概に間違いではないと思うのですが、意識がもうろうとしている人や唇が紫に変色しているのとはあきらかに違います。

みなさんもなんか体調悪いなと感じたときには無理せず休んでください。

休むといっても仕事や学校を休むだけでなく、保健室なり小休憩を挟むなりいろんな休み方がありますので無理のないようにお気をつけください。

人間は何もしなくても1.5~2リットルほどの水分が必要です。

意外と足りていない人もいますので猛暑で熱中症の危険があるからとかではなく、日ごろから注意して水分補給していくように意識しておくと良いともいますよ。

今年は特に暑い日が続いていますのでみなさんも警戒しておいてください。

それではまた。

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