平均寿命が上がることは良いこと?

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コラム
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長生きは良いこと。
これってみんなに当てはまることなのでしょうか?

歳をとれば必ず問題になってくるのが健康。

若いうちはあまり気にならないですが歳をとると
足が痛い、腰が痛いとどこか体にガタがきて
体力は落ちますし筋力も衰えてしまいます。

筋力が衰えてしまうとケガをしやすくなったり、
場合によっては自分1人でできないことも増えますね。

それに体力面だけではなく頭の回転も遅くなり、
若いころよりも覚えが悪くなり物忘れが多くなることもあります。

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それでも家族や友人との時間や趣味や好きなことをする時間は素敵なものです。

しかし、長く生きることはより多くのお金が必要ということでもあります。

今の日本は少子高齢化社会であることはみんな知っていることですが、
高齢化社会であるということはそれだけ支えが必要ということでもあります。

中でも病院や介護施設は最も重要な支えで
介護士不足や労働環境問題はニュースなどでも目にするので
ある程度知っている人も多いと思いますが、
病院も高齢者が増えるということはたくさん患者が増えるということでもあって、
たくさん患者が増えればそれだけ医者や看護師が必要となります。

病院そのものもそうですし入院するための部屋やベッドも必要になります。

ある程度お金に余裕のある人なら良いかもしれませんが、
あまりお金がない人、介護や介助の手が足りていないご家庭の現実は厳しいものがあります。

死ぬのは怖いですしできれば長生きはしたいと思います。

ですがただ長生きしたいわけではないと思うんです。

長生きしたい理由は子どもや孫の成長を見守っていたいからでもあり、
もっと楽しいことをして思い出を残したいからでもあります。

少なくとも家族の負担になって迷惑になってまで生きたいと思うわけではありません。

一方で冷たいとか酷いと感じるかもしれませんが、
高齢者の家族を持つ人の中には負担だと感じている人もいて
手術や治療が終わっても入院したままにして欲しいと希望する人がいること、
ろくにお見舞いにもこないでほったらかしにする人がいること。

これもまた現実としてあって、
一概に長生きすることが良いことなのか疑問に思うところがあります。

私が思うに長生きすること自体が良いのではなく、
たくさん幸せを感じ生きることこそが大事なのではないかと思うんです。

つまり長生きというのは手段であって目的は幸福を得ることだと思うんですね。

長生きしても不幸であれば辛いことです。

たとえ世界一の長寿国だったとしても幸福度が低ければ地獄です。

本当に大事なのは長生きすることなのではなく幸福な人生だと思えることなのではないでしょうか。

とはいえ長寿が喜べないことではありません。

生きていればいつどこで何かが変わるかもわかりません。

今は辛くても幸せに感じることがあるかもしれません。

生きているというだけで人生何が起こるかわからないのですから
長寿であることはチャンスが広がるということでもあるのではないかと思います。

今回は一概に長生きすることが良いこととは言い切れないと
お話しましたが世の中には長生きしたことで良かったって思える
人生を歩んだ人もたくさんいるはずです。

その希望を持たせる意味で長生きは良いことと言うのも
いいのかもしれませんが大事なのは長生きそのものではなく
たくさんの幸福を感じることであると全国民に向けて言いたい。

ですのでこの記事を読んでくださったみなさんには
自分が幸せを感じられることを大事にして欲しいと願います。

自分の幸せを大事にしてくださいね。

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