努力をしても報われないし努力をしても偉くない

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哲学
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今まで努力し、一生懸命やってきた人には信じられない、と言うよりも信じたくないことだと思います。

努力は嘘をつかないとか、努力は必ず報われるなど、甘い言葉を言う人はたくさんいます。
確かにただ何もせずじっとしているだけの人と、何かをしている人ではどちらが成功するかと言われれば、何かをしている方が成功するかもしれません。

ただ、努力と成功は必ずしもセットではありません。
ある意味では確かに努力は必要なのですが、今回は努力努力と視野が狭くなっている人の目を覚ますためにあえて言います。

努力は必要ないと。

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努力とは苦しむことである

さて、なぜ私が努力なんか必要ない、報われない、偉くないなどと言うのかお話していきます。

まず、日本人はなぜかは知りませんが、努力とか根性とかがとっても大好物で、やたらと偉いとか素晴らしいと持ち上げる風潮があります。

成功するためには、必ず努力しなければならないと言います。
しかし、努力をすることで必ずしも成功するとは限りません。
そのことは多くの人が知ることだと思います。

1日10時間勉強して、それを毎日3年間続け、努力しても東大に合格できる人と、できない人がいますよね。

逆にろくに勉強もせず、適当にやっているのにあっさり合格してしまう人がいるのもまた事実。

理不尽だ、才能だと言い訳しますが、これはただ単に、努力と成功はセットではないことを現しているのです。

では、なにもしなくても成功するのかと言われればそうでもありません。
ボケーっとしてるだけで東大に合格するわけがありませんよね?

では毎日10時間も勉強してきた人と、適当にしかしなかった人、なんで違いがでるのでしょうか。

それは、多くの人が誤解している、適当にしている人が「努力していない」と言う考えが間違っているのです。

努力は、やって来た数、量、時間、そんなことで計るからおかしくなっているのです。 上記が努力だと言うのなら、努力とは苦しんできた数、量、時間、だと言うことになります。

苦しんだ数や量、時間によって合否が変わるわけありませんよね。
まずこれを誤解している人は非常に多くいるように思えます。

ではなぜそんなことを努力だと思う人が多いのでしょうか。
その理由は、苦しんだ分だけ、幸福だと知ることができるからです。
意味わかりますか?

人間は、普段の何気ない日常も、食べることも、生きていることも、全て1度苦しんでそれができない状況にならなければ幸せだと気付くことができないのです。

だから努力が苦しいことだと誤解しているのです。
苦しむことで、些細なことも幸せだと感じられるようになり、結果より幸福感が高まり成功したように思えるのです。

このようなからくりがあって、努力と成功をセットと考え、努力を苦しんだ量だと思い込んでしまっているのです。

しかし、本来はそうではありません。
本来の努力とは、苦しむこととは関係ありません。
楽しみながら努力することだってできるわけです。

つまり、努力とは、ただすること。
努力とは、ただ続けること。
努力とは、やってきたことを言うのです。

そこに偉いとかどうとかは関係ありません。
ただ数を時間を量をこなした。
それだけのことなのです。

そして、多く努力した人と、それほど努力をしてこなかった人と、なぜ差が生まれるのか。

苦しみながらやって来た人は、楽しくない、辛い、苦しい、嫌だと思いながらやってきたのに対し、楽しみながら、嬉しさや喜び、好きでやってきた違いがあるのです。

同じやってきたことでも、嫌々ながらするのと、楽しみながらするのとでは、身につき方が全然違います。

嫌々やって来た人は、どんどん「嫌」と言うところに向かっているとも言えます。
しかし、楽しくやって来た人は、「楽」と言うところに向かっています。

そして、成功は、嫌なところではありませんよね。
誰にとっても成功は楽しい、喜びのあるところですよね。
つまり、苦しみながら努力していることは、自ら成功を放棄しているようなものであると言えます。

もうお分かりかと思いますが、多くの人が思う努力のまま続けても、当然報われませんし、偉くもない。そして何より成功するわけがないのです。

まあ自分の成功は、苦しむことですと言うのなら、成功ですが、そんな人は100人いて1人もいないのではないでしょうか。

仮にいたとしたら、その人にとっては苦しみが成功だと認めます。
思う存分苦しみながら努力して、成功してください。

しかし、これを読んでいるあなたは違いますよね。

努力するのは、成功した喜びを得るためですよね。
それなら、努力が苦しいものだと考えるのをやめましょう。

これが努力に関する誤解です。
とはいえ、理解できない、理解したくない、と思う人もいるでしょう。

私も別に押し付けるわけではありません。
あくまで個人的な見解です。

信じても信じなくてもいいですが、私はそんな努力ならしなくていいと思います。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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