今年は暖冬と言われ、梅が咲いとかなんとか、日本各地で季節外れの開花などが見られているようですね。
そんな2016年の冬も、やがて終わりを告げようとしています。
冬が過ぎた後は春ですね。
今年は春の訪れが例年よりも早くくるかもしれませんので、今回はちょっと早いですが春にまつわる言葉を集め、出会いや別れ、新たなスタートの始まりである春を待ちましょうというテーマの記事となっております。
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春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生き甲斐も感じられてきます
松下幸之助
春ってなんだかワクワクしませんか?
厳しい寒さの冬が過ぎ、春の兆しが満ちたとき、まだ少し肌寒い春の風を感じながらも心は安らぎ、だんだんと暖かくなる陽気に当てられ心も陽気になっていく。
そんな季節が春ではないでしょうか。
私のアホ丸出しポエムはさておき、商売の神とも言われる松下幸之助の言葉です。
ありがたみがまるで違いますね( ˘ω˘)しみじみ
一年の希望は春が決める。 一日の希望は晩が、家族の希望は和合が、人生の希望は勤勉が決める。
中国の格言
春はその年の希望であり、明日の希望は今日の晩、家族の希望は和合(わごう)、つまり家族との親しみ。そして、人生の希望は勤勉が決める。
今年の春はどうなるでしょうか。
今日の晩はどうでしょう。
あなたの家族は仲良く過ごせていますか?
そして、何より学びはありますか?
仕事や勉強に励んではいますか?
中国の格言では、勤勉さが人生の希望を決めるとされています。
もしあなたが勤勉でない、つまり仕事や勉強などの学びを得るために一生懸命励んでいないのであれば、人生の希望を持つことはできません。
人生に希望を持つためには、学びを得ましょう。
何も学びと言っても学校で習うものだけではありません。
マンガやアニメ、ゲームや人との会話からも学びを得ることは多々あります。
それに対してあなたは勤勉でいられていますか?
自然がくりかえすリフレイン“夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ”のなかには、限りなくわたしたちを癒してくれる何かがあるのです。
レイチェル・カーソン
夜・冬は静けさが、朝・春には活動的な騒がしさを感じさせます。
表があれば裏があるように、それは自然の摂理でどちらか一方では成り立ちません。
そんな自然の中の繰り返す確かさ。
そこには夜がくれば朝が来る、冬が過ぎれば春が来る、そんな安心感を与え、癒しを感じます。
それもやはり夜の静けさや冬の厳しい寒さがあってこそ、朝の騒がしさ春の暖かさに安心するのでしょう。
世界にはこのようなことがたくさんあります。
幸も不幸がなければ感じられません。
善も悪がなければ感じられません。
だから春に人は希望を感じるのではないでしょうか。
春は花夏ほととぎす秋は月 冬雪さえて冷すずしかりけり
道元禅師
清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢ふ人 みなうつくしき
与謝野晶子
菜の花の 中へ大きな 入り日かな
夏目漱石
くたびれて 宿かるころや 藤の花
正岡子規
うすべにに 葉はいちはやく萌えいでて 咲かんとすなり 山ざくらの花
若山牧水
最後は春の季語を使った俳句・短歌です。
私は残念なことに全然詳しくないので、意味は分かっていないんですが、何となく聞こえがいい、響きがいいと感じたものをピックアップして連ねてみました。
ちなみに。与謝野晶子の句は桜月夜と言う句なんですが、この桜月夜と言う言葉は、与謝野晶子の造語だそうです。
月をバックに桜が散り散りと落ちている様子がうかがえますよね。
合ってるのかはわかりませんが、こういうのってあえて深く語らず、捉える人の感性で想像するのも一興だと思いますので、みなさんも春を感じながら一句読んでみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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