美味しさのほとんどは味よりも香りや食感である説

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生活
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みなさんはおいしいと思うものって何がありますか?
ステーキ、焼き肉、など肉類。
パスタ、パンなどの小麦系。

人によって好き嫌いはあるものの、おいしいって言われているものは大体決まっていますよね。

しかし「おいしい」と言う感覚を味覚だけで感じていると思っていませんか?

実はおいしさのほとんどは味覚ではなく嗅覚が重要なのです。
そして食感を感じる触覚も重要です。

なぜ味ではなく嗅覚や触覚が重要なのでしょうか。
今回はそんな「おいしさ」についてのお話です。

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美味しさの秘訣は香りと食感説

味覚は「塩味・甘味・苦味・酸味・旨味」の5種類で味を判断しています。

これに加えて「辛味」がありますが、厳密に言うと辛味は刺激です。
痛覚と同じ感覚なので、味覚ではなく触覚で感じていると言えます。

ですから私たちはラーメンを食べたときに感じるのは、スープの塩っ気と出汁の甘味、メンマの酸味とチャーシューの外側の苦味に肉の旨味、お好みでラー油やこしょうを加えたときの刺激ですね。

そしてラーメンは何と言ってもつるつるっと食べられる麺料理です。
このつるつるしこしこな食感や感覚は触覚により感じている感覚ですね。

味覚と触覚が絡んでいるのはわかったと思いますが、次に重要なのが嗅覚です。

食べる時においしい匂いがすることで食欲がさらに増すのは想像するのが簡単ですよね。

しかし何も食べる前だけが嗅覚を刺激しているのではありません。

ラーメンでそのまま例えると、ラーメンは気にずずっとすすって食べる食べ物です。

中にはすすることができない人や、音を食べて食べることに抵抗がある人もいるとは思いますが、どちらにせよ口に入れて食べ物は食べます。

するとラーメンは舌で味を感じます。
それと同時につるつるしこしこな面の食感を感じ、こしょうなどの辛味による刺激を感じます。

そして口でもぐもぐと面を噛み切りますよね?
このとき息を止めて食べる人はまずいません。

ラーメンのようにすすって食べるものは特にそうですが、ずずっと一気に吸い込んだら息を吐き出さなければなりません。

でも当然口に物が入っているのですから口で息を吐くわけにはいきませんよね。

そしたら鼻で息を吐き出します。 このときが重要なポイントです。

最初から順にいきますよ。

  1. ラーメンを目の前にして目で見る。
  2. 湯気によって香りがする。
  3. ラーメンを一気にすすり口に入れる。
  4. 麺の食感、スープの味を感じ
  5. 一気に吸った息を鼻から吐き出します。

まず目・視覚。
次に嗅覚。
触覚と味覚。
最後に嗅覚。

人間が食べ物を食べるだけで、五感すべてを使っていることがわかりますよね。

ここには書いてませんが、ラーメンを作っている音やすする音などの「聴覚」も使っていますね。

このように見ると味覚がそれほど重要じゃないことがわかるのではないでしょうか。

わかりやすく言うと、例えば嫌いな食べ物を我慢して食べるとき、鼻をつまんで食べてさらに噛まずに飲みますよね。

このことからもわかるように、その食べ物の匂いと食感を感じなければどうと言うことはないってのがわかるはずです。

私がこれで何が言いたかったかと言うと、味覚なんてそんなに大したことないってことです。

味にうるさい人の中にはエセグルメみたいな人もいます。
エセグルメはやたら味にうるさいですが、本当は味になんか大した違いはありません。

味覚程しょうもない感覚はなかなかありませんよ。
なぜなら、鼻をつまんだだけでわからなくなるぐらいなんですから。

それなのにしょうもない味覚なんかに頼ってこだわるのですからアホとしか言いようがありません。

味覚自体がアホなんですからね。

確かに味覚が優れている人はいますが、いくら味覚が優れていても嗅覚や触覚が鈍ければ、その料理のおいしさも半減することでしょう。

食事は味覚だけでおいしさを感じているのではないのですから。

ですからあれが不味いこれが不味いと文句ばっかり言っている人がいるならまず相手の味覚を疑う前に、自分の嗅覚と触覚、そして味覚を疑った方がよっぽど信憑性が高いと言えるでしょう。

味が云々語る前にまずは自分の鼻を通してみてはいかがでしょうか。

実際味音痴は味覚が悪いのではなく、鼻を通せていない場合が多いですから。

それではまた。

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