就職率100%の真実

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人生
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よく専門学校などで就職率100%を謳っている学校ってありますよね。

昨今では下手な大学出るよりも専門学校の方が就職率が高く有利だと言うことで専門学校に進学する人も増えているようですが、就職率が100%って実際どうなのか疑問を覚えます。

いくら専門学校が就職に有利だからと言っても、100%って全員就職したと言うことになります。

しかし、いざ専門学校に通ってみると思っていたのとちょっと違うなと感じたり、他にやりたいことが見つかったりして進学しない人もいるのではないでしょうか?

どうやらそこには秘密があるようです。

今回は就職率100%の真実について考察してみたいと思います。

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就職率100%の実は

就職率100%にはいくつか理由があります。

例えば看護や介護などの専門学校の中には、医療グループが開設した学校などがありますよね。

本土の方はわかりませんが、沖縄にはおもと会と言う学校が有名です。

おもと会は医療法人、社会福祉法人、学校法人からなる法人グループで、おおと会グループの病院や介護施設などとの提携によりおもと会の専門学校卒業生が就職しやすいような環境が整っています。

それゆえ就職率100%と謳われ、実際かなり高い就職率を誇っています。

それとは別に、就職率100%とは言っても正社員率が100%なのではなく、契約社員などの非正規も含め100%な場合があります。

就職率100%と聞くといかにも正社員と言うイメージがあるかもしれませんが、実際は非正規である場合もあって、さらには就職希望者に対しての就職率のことを指している場合もあって、そこには言葉のマジックが潜んでいます。

そのため、就職できそうにない生徒は就職率を下げる可能性があるため、就活させない場合や進級や卒業などのハードルを上げることによって就活前にふるいにかけて落としていることもあるのです。

ですから就職率100%の専門学校に行けば将来安泰であると安心してはいけません。

実際はそういった学校に入ってからが大変で、数多くの課題や実習、その他必要な資格試験やもろもろをこなしたうえに非正規を含む就職が待っているのです。

大学でも就職率が高いことを売りにした大学がありますが、こちらも似たようなもので、大学側と企業側にパイプがあることもあるのですが、そもそも進級することや卒業することが難しくされていて、見込みのない生徒は就活を勧めないことはおろか自主退学を勧めるよう促してくることも考えられます。

一概に就職率が100%などと謳っているからと言っても実はそこまで頑張れるならどこに行っても大して変わらないかもしれません。

とはいえ学ぶ環境はとても大事です。

下手な学校に進学するよりは、このような厳しい学校へ行った方が就職できる可能性は高くなると思われます。

日本の場合中学から高校、高校から大学などスムーズに進学した上でさらに新卒ではなければ就職に不利になってしまう場合が多いので、そう言った意味では就職率100%を謳っている学校は非常に心強いと言えるでしょう。

今の時代誰でもスマホを持っているのが当たり前ですから進学の際には希望の学校をネットで検索して、表面だけではなく裏面も見るようにするとより先のことを考えることができるのではないでしょうか。

進学するご本人もそうですが、進学する人の多くは未成年者ですからご両親も率先してエゴサーチすることをおすすめします。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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