野球は下火だなんて言われますが、まだまだ根強いファンは多く毎年新たなスターへの一歩を踏み出す若者が多数活躍している野球界ですが、沖縄県ではプロ野球よりもなぜか高校野球の方がとても人気があります。
野球自体人気ではあるのですが、普段プロ野球中継を観ない方も甲子園は絶対観ると言う方は多くいらっしゃいます。
普通野球が好きならプロ野球の方が技術力が高く人気もありそうですが、一体なぜ沖縄ではプロ野球よりも高校野球の方が人気なのでしょうか。
今回は沖縄県民がプロ野球よりも高校野球に熱狂する理由についてお話したいと思います。
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プロよりも高校野球の人気が高い理由
1.過酷なトーナメントをこなしていく青春に感動するから
プロ野球はリーグ戦で、1年を通して試合をしていきたくさん勝ったチームの勝ちと言うルールが取られています。
しかし、高校野球ではリーグ戦ではなくトーナメント戦で、1度でも負ければそこで終わってしまうのです。
今メジャーで活躍しているダルビッシュも、マー君もみんな甲子園で期待されながらもあえなく敗退してしまい、悔し涙を流してきたのです。
もちろん優勝した選手もいますが、どんなに優れた選手やチームでも、甲子園と言う注目を浴びながらの試合で夏の甲子園なんて40度近くまで気温が上がることもあるほど灼熱の球場で戦っていかなければならず、非常に過酷な試合であることがわかります。
時にたった1つのエラーで試合が大きく傾くこともあり、甲子園にはプロにはない青春と言う甘酸っぱいドラマがあるのです。
〇〇と言う選手が良いとか、〇〇高校が好きと言うこともありますが、そんな青春に心打たれるからこそ人々は高校野球の魅力に取りつかれているのです。
2.地元の高校が活躍するから
沖縄にはご存知の通りプロ野球の球団はありません。
例えば関西なら阪神、東京なら巨人など、地元の球団を応援することでプロ野球も盛り上がるとは思うのですが、いかんせん沖縄では球団はありませんしプロの試合もたまにしかありません。
そのため地元の活躍が見られる高校野球に熱中し、みんなこぞって応援したがるのではないでしょうか。
それが自分の母校ならなおさらですよね。
しかも沖縄の高校はなかなか強くて春の甲子園優勝は結構沖縄が輝くことも少なくありません。
そのようなこともありプロ野球よりも高校野球の人気が高いと言えるのではないでしょうか。
3.どんでん返しがある
プロはミスも少なくあまり試合に大きな変化は見られませんが、高校野球ではたった1つのミスで試合が大きく動くことも少なくありません。
やはりトーナメント戦で過酷なスケジュールで戦うことや、プロでは考えられないエースピッチャーが毎試合出場するようなとんでもない登板を行いますから駒を進めるにつれ疲労は溜まっていく一方です。
それに普段とは違う不慣れな土地での試合や多くの観客。
さらに甲子園は将来の道にも関わってくるものでもありますので、大きなプレッシャーが選手たちにはのしかかってくるのです。
そのような状態で、一瞬の油断や気のゆるみ、疲れからくるパフォーマンスの低下などにより圧倒的に買っていたチームがたった1つのミスで一気に覆されそのまま敗退してしまうこともあるのです。
これはサッカーにも共通することで、一瞬目を離した隙に逆転しているなんてこともありますので甲子園は盛り上がるのかもしれません。
おわりに
以上をまとめると。
- 高校野球には青春が詰まっている
- 地元を応援できる
- 大どんでん返しがあり目が離せない
と言うようなところが高校野球の魅力ではないかと思います。
沖縄に限らず、アメトークなどでも高校野球芸人などとやるぐらい甲子園はとても人気があります。
今年もまた暑い夏がやってきましたので、みなさんもぜひ甲子園をご視聴してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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