若者の〇〇離れと言われるようなものの多くが若者だけではなく多くの人が離れているコンテンツだったりするものですが、現代はなぜそんなに物が売れない時代となってしまったのでしょうか。
その1つに収入の低下や物価の高騰などが挙げられますね。
特に若者は収入は少なく社会的信用も低く、また将来への不安からあまり派手にお金を使うことが少なくなったことも一因としてあると思うのですが、その反面消費税増税の影響やらなんやらで物価が上がり支出は増え続けていることも原因として考えられます。
しかし、実際それだけが問題で物が売れないわけではありません。
本当に物が売れなくなっている理由は一体何だと思いますか?
今回は物が売れなくなった真の理由についてお話したいと思います。
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物が売れない時代に潜む真の理由
単刀直入に言いますと。
時間が足りないことが真の原因なのではないでしょうか。
例えば日本ではブラック企業をはじめ多くの企業が残業をしなければならない労働環境であることはしょっちゅう議論されていますよね。
9時から17時が定時だとしても、8時間労働の週5日出勤が平均的な労働環境であるわけですが、それには出勤に必要な移動の時間も加わりますのでここでは仮におよそ1時間はプラスされると考えてみます。
そうすると8時間勤務にさらに1時間の通勤時間が加わりますので9時間は仕事関係の時間となりますね。
1日は誰にでも平等に24時間ありますから残りは15時間になります。
そこから人間は眠らなければなりませんから大体7時間は睡眠時間だと考えて、残りは15から7引いて8時間です。
この8時間で趣味や勉強などの自分磨きに使ったり、人との交友などの人脈構築に使ったりするわけですから案外社会人に残された時間は多くはありません。
ここに残業を加えられるともっと時間は減っていき、いくらお金があったとしても使う時間がなくなってしまうわけです。
そのため車を買うにもお金や時間がかかりますし、車に乗る時間も限られています。
その他のゲームや本などの趣味に使うのも限られた時間でするしかなく、物が売れない時代の裏に隠された真実は消費者の目が肥えたからでも若者の収入が少ないからでもなく、単に現代人に時間がないだけなのではないでしょうか、
その反面現代には物が溢れいろんなものが日々開発され販売されています。
実は旅行会社もゲーム会社も車のディーラーもギャンブルも保険会社も何もかも、すべてに言えるのはみんな時間をしのぎ合って稼いでいる企業だと言うことです。
先ほども言ったように時間は24時間で誰にでも限られているものです。
いくら素晴らしい物を生み出しても、それを買う消費者の時間は限られていますから今後日本に限らず世界では時間をしのぎ合う社会から脱却しなければみんながみんな足を引っ張り合いしのぎを削るヤクザのシマ争いみたいな状況になってしまうだけなのかもしれませんね。
もしかしたら私が知らないだけで水面下ではすでにそうなっているのかもしれませんが。
以上をまとめると。
物が売れない真の理由は、みんなそれぞれ時間をしのぎ合っているから消費者の時間が足りなくなっただけ。
と言えるのかと思います。
そんなこと言っている私もまた、みなさんの貴重なお時間をいただいて読んでいただいている者の1人なのです。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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