喜怒哀楽名言シリーズ「喜・怒」ときてお次は「哀」のお言葉。
哀しみの名言を紹介したいと思います。
人生哀しみが転機となって好転することがあります。
身内が亡くなったことがキッカケでだらしなかった性格がしっかりしたり、人に優しくすることができるようになったり。
悲しいことは辛いのですが、それを乗り越えた先には明るい未来が待っているのかもしれません。
それでは前置きはこの辺にして早速哀しみの名言をご覧ください。
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哀しみの名言
時間がやわらげてくれぬような悲しみはひとつもない。
キケロ
どんなに辛く悲しいことでも時がたてば立ち直ることができます。
これは決して時間が風化させると言う意味の言葉ではありません。
時間が悲しみを和らげてくれるのは、その時間の間寄り添ってくれた家族や友人などの周りの人達や、悲しみを考え抜いた時間がまるで長い時をかけて溶け出す氷山のように、少しづつゆっくりとあなたの心を溶かしていくのです。
キケロはそういう意味でこの言葉を残したのではないかと私は思います。
あなたの哀しみもすぐには解け切らないかもしれませんが、いずれじんわりとではあるものの必ず溶け出していくのですから。
あのときの あの苦しみも、あのときの あの悲しみも、みんな肥料になったんだなぁ。じぶんが自分になるために。
相田みつを
悲しみは決して人を苦しめるためだけにあるものではありません。
神は越えられない試練は与えないと言うように、乗り越えられない悲しみもないのです。
今は辛くともきっと「あのときの悲しみはみんな肥料になったんだ」と思える日がやってくることでしょう。
天が癒すことのできぬ悲しみは地上になし
トーマス・モーア
こちらも同じような意味の言葉ですね。
人が乗り越えられぬ試練はないのです。
悲しみも、喜びも、感動、落胆も、つねに素直に味わうことが大事だ。
本田宗一郎
人が生きていれば悲しみは避けられないもの。
悲しみや苦しみをなくしたいと願う人もいますが、それらがない人生は喜びも楽しみも全てがないものとなってしまいます。
喜怒哀楽は表裏一体で、いずれも欠けては成り立たないものです。
悲しみのさなかにあるときは、なんでこんな思いをしなければならないのかと嫌になりますが、それすらもただひたすら悲しみを感じ、素直に受け入れることも人生では大事なこと。
一杯泣いた次の日にスッキリして歩きはじめることができるように、見ないふりをせずにいっそしっかり見据えて泣いてしまった方が楽になれるものです。
喜びも悲しみも全てを受け入れ素直に感じることが人生には重要なのかもしれませんね。
おわりに
今回紹介する言葉はこれで以上です。
少し短めではありますが、あまり悲しみについてしつこく話してもなと思ったのでこれぐらいにしておきます。
次回は喜怒哀楽の「楽」の言葉を紹介したいと思いますのでよければまたご覧ください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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