喜怒哀楽名言シリーズ最後は「楽」に関する言葉。
楽とは、楽しみのことで結果ではなく過程のこと。
喜怒哀楽の喜と楽は同じように思えますが、喜は結果で楽は過程だと考えていただければわかりやすいと思います。
そんな楽に関する言葉はどんなものがあるのでしょうか。
それでは早速ご覧ください。
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楽の名言
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
斎藤茂太
人はできることが増えることが良いことだと思いがちです。
お金があればあれも買えてこれも買えてこんなことだってできると夢を膨らませます。
確かにそれらができることで楽しみを味わうキッカケが増えることにつながるかもしれません。
しかし、本当はお金があってできるようになることが増えることが楽しいのではなく、そうやっていろいろ想像している過程こそが楽しみなのです。
できることが増えることが悪いことではありませんが、それはどちらかと言うと喜び。
なにかできることが増えたからと言ってあなたの楽しみが増えるわけではないのです。
人生とは、人生以外のことを夢中で考えているときにあるんだよ。
ジョンレノン
夢を叶えたときよりも、夢を語っているときの方が楽しいもの。
夢が叶うことは嬉しいことですが、それはあくまで喜びであり人生の楽しみではありません。
ですから夢が叶わなかったとしても人生が楽しくないものではないのです。
そして、夢が叶わなかったからと言って喜びがなくなるわけではありません。
夢が叶わないことで別の喜びがあなたを待っているのですから。
何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。
オードリー・ヘプバーン
未来のために苦しむ人は、常に苦しみ続けるもの。
老後のためと言って今を犠牲にし、馬車馬の如く働くことは決して未来が楽になることはありません。
なぜなら未来とは今が続いた先にあるからです。
確かに今を遊びほうけて怠けていては未来で苦労することになるかもしれません。
しかし、だからと言って今をおろそかにする人は老後に何をして良いのかわからず、結局また忙しく苦しむことをしようとするでしょう。
過去も未来も現在も、人生何より大事なのは人生を楽しむことです。
人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。
瀬戸内寂聴
本当はみな幸せを感じることがあるはずなのに、人はそれに気づきません。
幸せそうに見えるあの人も自分は幸せなんかじゃないと思っているかもしれませんし、あなたも他人から見れば幸せだと思われているかもしれません。
ですがそれは自分ではなかなか気付きにくいもので、今ある幸せはいつの間にか当たり前の日常に変わってしまい、本当は十あるものをそれが一であるように感じてしまうのです。
幸せになるには、今ある一が本当は十であることに気がつくこと。
たったこれだけで人は幸せになることができるのです。
貧乏な時は焼き肉を食べるだけで幸せだったはずが、多少裕福になると高級焼き肉でなければ幸せを感じることができなくなってしまう。
本当はそこに幸せも楽しみもあることに気がつくのです。
運がいい人も、運が悪い人もいない。運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。
中谷彰宏
そうです。
楽しみもまたそれを楽しいと思う人と思わない人がいるだけ。
人生楽しいと言える人は、楽しいと思えている人。
人生を楽しくない言う人は、楽しくないと思う人。
たったこれだけの違いなのです。
ですからなんでも楽しい側面を見つけて、それを楽しいと思えることこそ人生を楽しむ秘訣。
なんでも不満を持つ人は、人生を心の底から楽しむことはできないと言えるでしょう。
それが楽しいかどうかはあなたが決めることです。
そして、人生を楽しむか楽しまないかを決めるのもあなた自身が決めることなのですから。
おわりに
最後にこの言葉で締めくくりたいと思います。
人は心が愉快であれば 終日歩んでも嫌になることはないが、 心に憂いがあれば わずか一里でも嫌になる。 人生の行路もこれと同様で、 人は常に明るく愉快な心をもって 人生の行路を歩まねばならぬ。
シェイクスピア
あなたは人生と言う道をどう歩みますか?
それを決めるのはあなたです。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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