まあ私の場合自称カウンセラーですからめちゃくちゃ胡散臭い素人に毛が生えたみたいなもんなんですが、1年半ぐらいやってもうカウンセラー辞めたろって思った話をしたいと思います。
まずカウンセラーとして私が受けた仕事は超少ないです。
というのもどこかに雇われているわけではなく個人でやっているため依頼自体が極端に少なくなるんですね。
しかも宣伝方法やアクセス方法がこのブログやツイッターなどのSNSのみで、このブログ自体もそこまでアクセス数が多いわけでもないしSNSのフォロワーなども非常に少なく、ほとんどの人は絡みのないほぼ空気みたいな状態です。
そんな中で依頼など来るはずもなく、ただただブログのアクセス数を増やすために記事を考え増やしていき、それと同時に勉強をするわけですよ。
その様はまるでニート。
傍から見ればただのニートが自称カウンセラーを謳っているだけにしか見えない状態です。
依頼があってもほとんどメールで行いますから家から一歩も出ない日も少なくありません。
そんな状態ですから収入もカスみたいな状態で、マジで死んだ方がマシなんじゃないかと思ったこともあります。
でもカウンセリングを受ける人って私以上に苦しい人なんですよね。
そもそも日本ではカウンセリングを受けることは恥ずかしいことで、決して誇れるようなものではないという認識が根強くあります。
ですからどうしても出だしが遅いんですよね。
酷くなってからじゃないと動かない。
例えばガンの発見は遅れると終わりですよね。
それと同じなんですよメンタルも。
ヤバいと思ってから行ってももうすでに手遅れ。
鬱になってからとか、統合失調症になってからではもう遅いんですよ。
ですが今でも日本人の腰は重く、ひどくなってからじゃないと動きません。
そうなると必然的にカウンセリングを受けに来る人もかなり症状が重い人が来るわけです。
みなさんは経験したことがあるかわかりませんが、人の気っていうか雰囲気って伝染するんですよね。
明るい人と一緒にいると明るくなるし、暗い人といると暗くなります。
カウンセリングに来る人は、すごく瘴気のようなものをまとっていて、すごく闇が深いような状態になってから来るわけです。
そんな状態の人ばかりを相手にしているとどうなるかわかりますか?
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もうねめちゃくちゃエネルギー使うんですよ。
例えるならグリーンマイルに出てくるジョン・コーフィーと言う黒人の死刑囚が、不思議な力でネズミを生き返らせたりするシーンがありますよね。
あれみたいに黒いエネルギーが体に充満するようなイメージだと言えばわかりますかね。
普通の仕事はエネルギーを使っても、それで終わりです。
しかし、カウンセラーの場合エネルギーを相談者に与えつつ相談者の悪い気を吸い込んでしまうわけです。
そのため、自分のエネルギーを使い込んで疲れるのと同時に相談者の瘴気を吸い込んでいるためどっと疲れがきます。
その後はグリーンマイルと同じで瘴気を吐き出さなければなりませんよね。
その方法は人に愚痴言ったりカラオケや運動などしてエネルギーを出すことで持ち越さずに済みます。
それらができない場合はお察しですね。
私はそれらができないタイプで溜め込みがちなんですね。
ある程度は溜め込むことができても、ある一定まで来たらもう無理です。
許容範囲ってもんがあります。
そんなとき本当にカウンセラーとか辞めたろかって思うんです。
まずカウンセラーと言う職業は、否定も肯定もせず聴きに徹しなければなりません。
それがいくら悪いことでも聴きに徹しなけれなりません。
そんなこと簡単に言いますが実際できると思いますか?
一回みなさんもやってみてください。
人の話を一切さえぎらず、ただただ聴きに徹することがどれだけしんどいかがわかるはずです。
これができなければカウンセラーとして活動することは難しいのです。
でも私は思います。
そんなことできるなら悟り開いてるわボケと。
なに?カウンセラーは仏しかなれないんですか?って話ですよ。
この世の人間にそんな仏が何人もいますか?
いるわけないんですよ。
このシステムと今のカウンセリングを受けに来る層とが合わさると、人材育成しようがなにしようが資質に依存しすぎています。
一部の限られた人間のみができる所業です。
それなのにカウンセラーは需要はないし、給料も少ない。
だからできる人もいないし誰もやりたがらない。
だから私もそう言う理想のカウンセラーはもうやめます。
カウンセラーとしては3流かもしれませんが、私は仏じゃない。
悪いものは悪いと思うし、いや君今答え自分で言ってるじゃんって思ったら自分で答え言ってますよねと言います。
私はできるだけ早く依頼を終わらせたい。
それはお金のためでもありますし、相談者のためでもあります。
そういうことをぐるぐる頭の中で考えて、イライラして心がどんよりしていましたが、もう良い人演じるのはやめて私は私でしかないと思うようになりました。
これが誰の参考になるのかはわかりませんが、一応ここに残しておきたいと思います。
少々長くなってしまいましたが、以上が私がカウンセラー辞めたろって思った話でした。
今は心が晴れやかです(*´Д`)
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