日本人って基本的に周りを気にするタイプの人が多いと思うのですが、たまに全く周りを気にしないタイプの人もいます。
例えば公共の場でイチャイチャする人とか、外で周りの迷惑を考えずに大騒ぎする人など、人のことを意に介さずに自分がしたいことをする人がいます。
まあ厳密に言えば周りを気にしているからこそそれをしている人もいると思うのですが、こういう人に対して多くの人はうるさいなー気持ち悪いなーとは思いながらもそれこそ周りを気にして我慢する人が大半なのではないかと思います。
しかし、中には我慢しきれず注意する人もいますよね。
我慢の限界になると人は思いもよらない行動をすることがあります。
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電車でめちゃくちゃうるさい人がいたとして、しばらくは我慢し続けたとしてもいずれは我慢できずに注意しますよね。
このとき限界まで我慢してしまうと、大声でうるさい!と怒鳴ってしまうことがあるのです。
しかし、よく考えて見るとその騒いでいる人よりもうるさい!と怒鳴った自分の方がうるさいのではないでしょうか。
これは他のことにも言えます。
子どものころに親が勉強しろとか片づけしろと口酸っぱくいってくるのはしつけとしていいことだと思うのですが、中には「いやお母さん人にはそういうけど自分は夕方までごろごろしてなんもしてないよね」って思うこともあるわけです。
人が感情的になるときのいくつかは、自分がしたいのに我慢していることを人がしているのを見て感情的になります。
毎日ごろごろして片付けもせず遊びまくりたいのにそれを我慢して仕方なく家族のために家事をこなしているお母さんにとっては子どもが腹立ってしょうがないのです。
あんたはいいわねお気楽でって思っちゃうんですね。
うるさい!っていう人もそうです。
本当は周りに気を遣わずにふんぞり返っていたい人は切れちゃいます。
うるさい!って言っちゃう人はうるさい人に対してだけではなく、例えば電車で化粧する人に対しても怒りますし、電車で2席分荷物を置いたりしてスペースを圧迫する人に対しても怒ります。
要するに自分はこんなのにも周りに気を使っているのに、なんでこいつらは気を使わないんだと思うから怒るんですね。
まあそれだけが怒りの原因ではないかもしれませんが、怒りの原因の1つにはこういった怒りもあるのです。
ですからうるさい人にうるさい!と怒鳴る人が一番うるさいですし、一番自分がそういう風にしたいと言う気持ちの表れです。
これがうるさいなあと思っても我慢できる人とできない人の違いではないかと思います。
他にも以前かまってちゃんだとバカにする人ほどかまってちゃんの法則という記事で話したことがあるのですが、かまってちゃんかまってちゃんと言う人ほどかまってちゃんなんですよね。
人が何かを指摘するときは、自分にその概念がなければできませんから。
それが決して悪いと言うわけではありませんが、自分の中にそういう要素があることを理解していればいちいち人に対して感情的になることも少なくなるのではないでしょうか。
なんかムカつくってときはこのようなケースもあるので、一度自分の心を見つめなおしてみるといいのかもしれませんね。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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