世の中にはいろんな性格の人がいます。
その中でも良いと言われる性格と悪いと言われる性格があります。
一般的に良いとされているのは、明るくて前向き、謙虚でありながら積極性も持っている、地道に努力ができて真面目、などなど良いとされているステレオタイプは数多く存在します。
今回はその中の1つである、真面目で我慢強いというステレオタイプについてお話したいと思います。
一般的に真面目で我慢強い人は良いとされています。
真面目なことは、勤勉でコツコツと努力することができるため指導しやすく使いやすいタイプであることに加え、下手な失敗をするリスクが低く信頼することができるので良いとされます。
我慢強い人は、目先のことだけに気をとらわれずに先を見据えて努力することができます。
その歩みはゆっくりかもしれませんが、少しずつでも確実に進んでいくことができるためこちらもまた下手な失敗が少なく感情の起伏も少ないため安定していて良いとされています。
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どちらもざっくり言うと安定していることから良いとされているのではないかと思います。
しかし、真面目で我慢強い人にはある大きなデメリットがあります。
それは、どんな人にも我慢の限界があるということです。
いくら我慢強いと言っても限界は必ずやってきます。
世間的には悪いとされている我慢できない人は、わがままで融通が利かなく扱いづらいですがその分本人は適度なストレスを吐き出すことができます。
周りの人からすれば迷惑かもしれませんが、その人本人にとってはストレスを溜め込まないため健康に良いのです。
我慢強い人は周りには迷惑をかけないかもしれませんが、その分ストレスを溜め込み健康に悪影響が出るなどして自分にとっては良くありません。
そのため我慢の限界がきてしまったときにうつ病などの精神疾患を患ってしまったり、まるでダムが決壊するかの如くそれまで抑えていたものが一気に噴き出してしまうことでより一層力を噴出してしまうことになってしまいます。
普段怒らない人を怒らせるとヤバいなどと言われることと同じで、我慢強い人に限ってうつ病などのリスクが高くなってしまうのです。
ですから私は一概に我慢強いことや真面目なことが良いとは思いません。
真面目でいられる内はいいかもしれませんが、もし限界が来てしまったときどうなってしまうのでしょうか。
周りは怖いねとか自分は気を付けようと思うだけで終わりかもしれません。
ですが、その本人は限界が来てしまったとしたらもう終わりです。
これまでのように過ごすことはできないのです。
こうなる前に我慢しているものを吐き出すことができればいいのですが、こういう人に限ってそれができなかったりするので危険性もあります。
世間的には真面目なことや我慢強いことは良い事として褒められるかもしれません。
しかし、もしそうやって褒められているのだとしたらそれは危険であるということでもありますのでご注意ください。
それではまた。
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