やってはいけないイジリかた

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コラム
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人間関係にはいろんな形があって、
真面目でかっちりとした接し方をすることもあれば
くだけた感じで冗談を言ったりすることもありますね。

いわゆるイジリもコミュニケーションの一種で
上手く活用することができればより親交を深める良いきっかけとなります。

しかし、イジリは結構さじ加減が難しくて
人によってはそれはいじめだと感じる人もいますし、
周りがイジリだと言ったとしてもやられた本人が嫌な気持ちになるイジリなら
それはいじめになるのだと思います。

テレビなどで芸人さんがイジリをして笑わせることを観て
子どもや学生が真似をしてイジリをすることは悪いことではないのですが、
イジリのさじ加減を間違えてしまうことは問題です。

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では、どういったものがやってはいけないイジリなのでしょうか?

私は芸人ではありませんがよっぽど信頼関係がないと
ここはアウトだと思うイジリはこれなんじゃないかなと思うものがあります。

それが「体形や身体的特徴に対するイジリ」です。

例えばデブ、ブス、ハゲ。

これらはテレビでもよく見られるイジリですし
大人でも子どもでも誰もが一目で理解できるイジリなので
わかりやすくお手軽なイジリだと思います。

しかし、こういったイジリはかなり信頼関係があってできることで
それほど仲の良いわけではない人からチビとか言われて嬉しい人はあまりいません。

それに人間何度も言われ続けると最初は気にしていなくても
だんだんそれが気になるようになってしまい
次第にコンプレックスに変わってしまうこともあります。

私も子どものころは早生まれということもあって身長が低く
学校では基本的に一番前に整列させられることが多くて
チビと言われることも少なくありませんでした。

今は特別身長が低い方ではないのですが
当時は身長が低いことがコンプレックスになっていて、
今も高いわけではないので少し身長のことは気になります。

私はチビと言われることが特段嫌というわけではなかったですし
身長イジリが酷かったわけではないのでいじめを受けていたわけではありません。

しかし、私ですらそこそこ嫌だなあと思っていたぐらいなので
実際身体的特徴をイジることやそれによるいじめを受けてきた人の傷は
とても深く大人になってからも残ってしまっているのではないかと思います。

身体的特徴はちょっとやそっとで変えられるものではありません。

芸人さんはそれを受け入れてむしろ自分の武器としていられているからこそ
イジられてもそれを受け入れ笑いにしてくれます。

芸人でも身体的特徴をイジられることを嫌がる人もいるぐらいですから
我々一般人は笑いが仕事ではありませんので
嫌だと感じる人の方が多いのではないでしょうか。

イジリは上手く活用すればより一層親交を深める
良いきっかけになるものではありますが、
その反面さじ加減を誤れば交友を崩すことにもつながります。

そんなハイリスクなものなのでイジリかたには気を付けなければなりません。

もしイジリをするにしてもよっぽど仲の良い人でない限り
身体的特徴をイジルのはやめておいた方が良いでしょう。

それを受け入れている人もいるかもしれませんが、
身体的特徴はコンプレックスになっている可能性が高いと思います。

人にはそれぞれひとつはコンプレックスがあって、
たまたま間違えて刺激してしまったとしても嫌だと感じるぐらいなので
それをイジることはバカにして弄んでいるのと近しいことです。

人間関係は難しいものですが身体的特徴に関しては
見ればわかることが多いですからイジらない方が良いのではないかと思います。

身体的特徴に限らず、イジリをするときは
その人との関係が壊れてしまうリスクがあることも考えた上ですることをおすすめします。

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