最近の若者はテレビや飲み会離れが進んでいるとよく言いますが、
車や時計など物に対する消費も少なくなっていると言われています。
理由はいろいろあって単純にお金がないとか時間がないとか、
その物を買って使うことができなかったり
買うこと自体ができなかったり人によって様々な理由があると思います。
でもいくらお金や時間がないとは言っても一ミリもないわけではありません。
生活や税金、奨学金などの借金以外にも少しぐらいは
趣味や娯楽に使うお金や時間はあるはずです。
では今の人って何にお金を使っているのでしょうか?
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まず今流行っているものと言えばインスタなどのSNS。
インスタにはファッションや旅行などの写真もありますし、
食事の写真を載せている人は結構いますよね。
旅行とまではいかなくてもちょっと遠出して
インスタ映えスポットで写真を撮って
その近くでご飯を食べたりしています。
また、最近はスマホゲームの課金も活発です。
ツイッターなどを見るとゲームのことを主に話すアカウントではなくても
結構みんなスマホゲームのことをつぶやいているのを見かけます。
こうしてネットだけの情報では一概に決めつけることはできませんが、
今の人は物など形のあるものに使うことよりも
形のない体験などにお金を使う傾向にあるのかもしれません。
CDの売れ行きが下がっているのに対して
ライブの動員数は増加傾向にあるみたいなんですよね。
私の知り合いにもライブに行くのが趣味の人がいて、
年に数回いろんなアーティストのライブに行く人もいれば
特定のアーティストのライブだけ行く人もいて
その場の空気感とか映像ではなく自分の目で見て耳で聴くことが良いんだそうです。
それにライブに行けばグッズの販売などもやってますし、
ライブ会場が地元以外の場所なら旅行にもなって一石二鳥ですよね(^^♪
若者だけでなくお年寄りはお年寄りでバスツアーなどが人気のようで
値段もピンからキリまで高いのもあれば安いのものあって
いろんな場所やいろんな食べ物、いろんな体験をすることができて好評なようです。
前にテレビでやっていたバスツアーのガイドさんは
死んでも持っていけるのは思い出だけ!という決め台詞で有名なのだそうで、
すごい人気でお値段もお高めですが予約が殺到して
各地域からバスツアー組んでくれませんかと依頼が来るほどなんだとか。
こうして改めて考えてみると、今の時代は老若男女
みんな形のある車とか時計とかそういったモノではなく、
形のない思い出とか体験を重視している人が多いのかもしれません。
特に平成は大きな地震の被害がたくさんありました。
中でも衝撃的だったのは阪神淡路大震災と東日本大震災ですよね。
あれほどのことを経験した人は、
形のある物はどんなに価値のあるものでも
簡単に崩れ去り失ってしまうのだと思ったのではないでしょうか。
現代はそういった経験から形のある物よりも
形のないものに価値を見出す人が多いのではないかと思います。
ですので記憶に残りにくいお酒、
いつか失われてしまうようなモノには関心が薄くなってきているのかなと思いました。
その反面最初の方にも申し上げたようにインスタ映えする食べ物やスポット、
スマホゲームに課金をしたり、CDではなくライブや限定グッズ、
旅行やかけがえのない経験をすることにお金をかける人が増えているのかもしれません。
そもそも奨学金の返済だったり、
普段の生活費や税金などの出ていくお金は多いですから
単純に昔みたいに車を持つことはステータスではなく
コストになってしまっているだけなのかもしれません。
なので、テレビなどでよく言われる若者の〇〇離れは
ただ単に時代遅れの感覚であれこれ言っているだけなのではないかと思います。
これが現代人の総意とは言えませんが、
少なくとも今の時代と合っていない価値観なのかなと思います(´・ω・`)
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