若者の死因1位が自殺であることの問題点

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人生
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先日ツイッターのトレンドに「#若い世代の死因1位」という大変ショッキングなハッシュタグがありました。

どうやら東京都知事選の演説かなにかで候補者の方が話していた内容だったみたいですが、若い世代の死因1位は自殺だということをお話していたのだそうです。

多くの前途ある若者が自殺でなくなられていることに対して悲しみを覚える方も多くいらっしゃるのかもしれませんね。

しかし、この問題は場合によっては悲観する事実ではないのではないかと思います。

今回は、なぜ若者の死因1位が自殺であることに悲観する必要がないのか、この問題はどこがポイントなのかについてお話したいと思います。

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若い世代の死因は自殺が1位であたりまえ

こういうと「そんなバカな!」「なんてこと言うんだ貴様は!」と憤りを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、なにも自殺したほうが良いとか自殺を増長させるような意味で言っているわけではありません。

むしろ自殺は少ない方が良いですし、老若男女問わず自殺する人が減ったほうが良いと思っています。

ではなんでこんなことを言っているのかといいますと。

若い世代は健康で、交通ルールや危険なことが少ない証拠だからです。

死因とは「死亡した原因」のこと

人が亡くなるときにはなにか必ず原因があります。

ガンなどの病気や交通事故など人それぞれ原因があってお亡くなりになります。

人が亡くなることはとても悲しいことで、できることなら「死」なんてなければいいのにと思うぐらいです。
しかし生があれば死があることは避けられない生命の真理のひとつで、現代ではまだ人間は死を克服することはできていません。

これから先の未来には死を克服することもできるのかもしれませんが、現段階ではそれはできないことなので、死が避けられないことであるのだとしたら、多くの方はなるべく安らかで苦しみのない方が良いと考えるのではないかと思います。

「死因が多い=死者の数が多い」とは違う

若い世代の方は基本的にまだ体が丈夫で健康的な方が多いです。

持病をお持ちの方も少なくありませんが、多くの場合日常生活に支障が出ない範囲だったり、注意して過ごしていれば問題なくすごせる人が多いのではないでしょうか。

つまり、若い世代の方が病気で亡くなることは少ないということです。

日本は世界的にみても医療はトップクラスですし、健康保険があるので医療費負担も少なく気軽に病院にいくことができます。

また、日本は世界的にみても平和な国で比較的マナーもよく安心して暮らせる国です。

交通マナーもちゃんと守りますし、先進的かつ医療費の負担が少なくて済みますので事故がおきても助かる命は多いといっても良いのではないでしょうか。

このことから考えられますのは、若い世代は病気や事故で亡くなってしまうことは少ないということなのではないかと思います。

つまり、死因から病気や事故が減るということです。

若い世代の死因1位が自殺なのは相対的な話

亡くなった方のなかで病気や事故より、殺人などの事件よりも、自殺の方が相対的に多いということ。

自殺をする人がいる事実に変わりはないので悲しいことだと思いますが、かといって死因が事故や病気の割合が増えてしまうことも恐ろしいことです。

問題は死因ではなく死者数

この件の話でポイントなのは、死因の割合ではなく亡くなった人の数ではないかと思います。

例えば2010年と比べて2019年の自殺者の数が増えているのか減っているのか、それとも変わっていないのか。

ここがポイントだと思うんですね。

自殺者は少ない方がいい

これは、割合のことではなく数のことなんですね。

なので死因1位が自殺であることは、聞こえは悪いですがこれ自体が悪いことではないのです。

本当の問題点は割合ではなく数

若者の多くが自殺で亡くなっている。

こう聞くといかにも若者の多くがいじめなどで自殺に追い込まれてしまったという風に見て取れてしまいますが、多いのは割合であって死者数じゃないのです。

数年前よりも増えているなら、「国や地域、学校や会社」などに問題があるのかもしれません。

しかし、死者数自体は増えていないのに自殺の割合が増えているのであれば、それは事故が減った、病気で亡くなることが減ったということなのではないでしょうか?

割合とか数とか、数字でデータを出すことは非常に明確でわかりやすいですが、数字自体は間違っていなくても、その数字がこのケースに当てはまるものなのかは別の問題です。

数字は嘘をつかないが、嘘つきはよく数字を使う

この言葉は最近よくネットでみかける言葉ですが、テレビ番組で評論家の方が言った言葉なのだそうです。

数字自体は計算式や打ち込む数字が間違っていなければ正しい結果がわかります。

しかし、使う場面によってはズレたものとなってしまいます。

例えば「若者の〇〇離れ」

これはそもそも若者自体の数が少子化で減っているということと、収入に対し出費が大きくなっているということなど、いくつかの要素や前提があっての結果になります。

もしも、車の売れ行きが減っていることに対して若者の車離れと言っているのなら、そもそも少子化で若者の数自体が減っていますし、若者が車を持つ余裕がない状況も踏まえて考えなければなりません。

今回お話した死因の件がどのように話されていたのかはわかりませんが、数字を出して何かを説明されるときはよくその数字と内容を考えることが大事です。

死に関することは特に感情的になりやすいことです。

しかし感情は理性を抑えてしまうことがあって、数字は感情ではなく理性の部分にあたるものですので、感情的に数字を見ることは認知を曲げてしまう恐れがあります。

数字を見るときも使うときも感情優位になっていないか意識して、論理的な判断をするよう気を付けていきたいですね。

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