突然ですが占ってもいいですか?は占い師からみてヤラセなの?

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2020年4月15日から毎週水曜日夜10時から放送されている「突然ですが占ってもいいですか?」というフジテレビの番組。

BGMとか雰囲気がなんかよくって個人的にはまあまあ好きな番組です。

占いとか好きなのもあって結構観てるのですが、先日ネットの記事で現役占い師からあの番組は嘘だヤラセだという意見が上がっているとかなんとか言われているのを見かけました。

占いに懐疑的な人ならまだしも、占い師がヤラセだなんて言っているというとそうなのかなって思っちゃいますよね?

そこで今回は私も占いをしているものですから、私からみて「突然ですが占ってもいいですか?」はヤラセなのかについてお話したいと思います。

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突然ですがあなたはヤラセだと思いますか?

ぶっちゃけこの番組って一般の方からするとどうなのでしょうか?

あまりにも過去のことをドンピシャで当てたり、部屋に置いてるものとか方角とかピンポイントで結構当ててますよね。

先日放送された回では出演者の沢村一樹さんらも「これやった?(仕込んだ)」などと言ったりしてて、たぶん番組側もヤラセ疑惑を持たれていることはわかっているんだろうなって感じでした。

ヤラセがどの程度から言うのかにもよるのかなと思いますが、個人的には今はヤラセではないのかなと思っています。

テレビ番組は不要なところをカットする

ヤラセじゃないという理由のひとつは「テレビは不要な部分をカットしている」からです。

番組に出演している占い師の方はある程度知名度もあるでしょうし、経歴も10年以上やってらっしゃる方が多いので能力的にも高い人ばかりだと思います。

なので大きく外すことはないとは思いますが、時にはちょっとぐらい、表現の仕方や伝え方などですこし外すことはあるのではないかと思います。

ここでいう外すとは当たってないということではなく、ズバリと刺ささらないという意味での外すということです。

人によって感じ方捉え方は違いますので、当たってたとしてもあんまり刺さらないこともあると思うんですね。

そういった微妙な部分って、テレビ的にあんまり映えないし観てても面白い部分じゃないのでカットされると思います。

占いをするときは生年月日と名前を聞いて始めていくことが多いのですが、テレビなので生年月日や本名を出しちゃうのは普通嫌がると思いますし、例えば占星術などで生年月日を聞いてホロスコープをみている時間ってテレビ的には不要な時間だと思うんですね。

1時間の映像を10分とかにまとめるので、それだけでもだいぶカットされていることがわかります。

ホロスコープを調べたり、手相をみたり、そういう部分はあえて見せることはあっても他のシーンの方が優先的だと思います。

つまり良いところだけを厳選して放送しているのです。

だからやたらと当たってるところとか、え?たったこれだけの情報でなんでわかるの?みたいな感じに見えるのではないかと思います。

番組には演出が加えられている

ヤラセと間違えやすい部分として演出があります。

演出とは、のぺっとした映像を華やかに見せたり、意図的に動きを出すことで飽きさせない工夫をしたりすることです。

例えば

突然ズバリと当てるシーンの前に、会話のなかでヒントになる言葉があったり
放送ではみせてないけど生年月日など以外の情報も出していたり
事前に撮影前から打ち合わせや顔合わせなどがあったり

など、なにもぶっつけ本番とは限りません。

視聴者に見せていない部分、カットした部分などには知らないだけでいろんなやり取りがあるわけじゃないですか。

テレビの映像は見せたい部分を絞って見せているので、「なんか都合よく進みすぎじゃない?」と思うところも、実は何時間もかけて撮影していたり、事前の打ち合わせや番組進行のために台本があったりするので、一概にヤラセだけが都合のいい展開になるわけではないと思います。

ではなんでこうもヤラセだと疑われているのでしょうか?

占いは”うさんくささ”が付きまとうもの

占いってどうしてもうさんくささが付きまとうものだと思うんですね。

それを不思議なものとして良くとらえるか、うさんくさいと悪くとらえるか。

根拠がないと考える人もいるのではないかと思います。

実際は占いって統計学に基づいたものか、潜在意識を顕在化させる手伝いをするか、あるいはコールドリーディングなどを使って引き出す方もいるかもしれません。

手品を種明かしするとガッカリするのと同じで、占いにもタネはあるのですがそれをあえて言わないことで面白みが出ているのだと思います。

その反面タネが明かされないことで疑いの目で見る人が出てくるもの。

テレビだとどっちが得かというと、断然うさんくさくてもタネを明かさず神秘的である方が観てて面白くなります。

ある意味ヤラセだとか嘘だなどと話題になることもテレビ的には”おいしい”と言えるのではないでしょうか。

霊能力などには説明のつかないような能力を持つ人もいたりします

とはいえヤラセの可能性は否定できない

私としてはヤラセではないと思っていますが、ヤラセの可能性も否定はできません。

テレビは必ずしも真実を伝えるものではありません。

人が作る以上よこしまな考えがよぎることもあるでしょうし、テレビもビジネスとしてやってますので不正をする人も中にはいると思います。

占いとは関係ないですが、以前よく観てたクレイジージャーニーという番組も一部放送でヤラセが発覚してそのまま打ち切りになっちゃいましたから、時には演出をやりすぎてしまうこともあります。

「突然ですが占ってもいいですか?」はおそらくテレビ東京の「家、ついて行ってイイですか?」を真似た番組だと思います。

家ついて行ってもイイですかの方は、毎回いろんな人の人生経験が垣間見れてリアルな物語が面白い番組だと思いますが、まさに占ってもいいですかも人の恋愛事情とか仕事事情とか、いろんな人生ドラマがあります。

波乱万丈ですごい人生を歩んできた人の話は興味を引きますが、普通の人生で普通に過ごしてきた話だとテレビとして視聴者の目を引くことができません。

でもいつも濃い話が取れるわけではありません。

なので演出する必要があるのですが、時としてやりすぎたり行き過ぎてヤラセをやってしまうことはあるのかもしれません。

ヤラセもあるかもしれないけど面白いと思う

もしかしたらヤラセの可能性もあるかもしれないですし、演出や台本などで作られたものではあるのかもしれません。

でも私は占ってもいいですか?は面白いなって思います。

占いをする方としても刺激にもなり、すごいなって観てます。

人を選ぶ内容ではあると思いますので全員に合うとは言えませんが、占いがお好きな人ならヤラセかどうかは別として楽しめる番組なのではないでしょうか。

でもヤラセだったらちょっとショックではありますけどね(^^;

私はタロットをやるので、できたらタロットの占い師さんも出演したらいいなって思います。

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