人は壁にぶち当たったときや悩んだとき、現状を見直し変えようとします。
間違ったやり方をし続けてもその壁は乗り越えられませんからね。
そうやってあの手この手を使って変えていくことで人生と言う曲がりくねった道をなんとか歩んでいくことができます。
しかし、ときには変わらないことも重要なことです。
正しいか間違っているかなんてそうそうわかるものではありませんし、むやみやたらと変えてしまっては返って間違った方向に進んでしまうことがあるからです。
そんなことを言ったって、じゃあどうすればいいのと混乱してしまいますよね。
そこで今回は変えるべきか変えないべきか判断する基準についてお話したいと思います。
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変えるべきか変えないべきか判断するための基準とは
1.他人に意見を仰ぐ
1番ベタな方法で、もうすでにそうしているよと言う人は多くいらっしゃるかと思いますが、一方で誰かに意見を求めるとき素直に相手の意見を受け入れることができる人は多くはありません。
また同じ意見でも誰に言われるかでも捉え方が大きく変わってくるのが人の心理と言うものです。
尊敬する先輩が言うことと、両親が言うこと。
全く同じことを言っていたとしても、感じ方はそれぞれ違ってくるもの。
そしてなにより人が他人に意見を仰ぐとき、本当は自分の中で答えは決まっていてそれを後押しして欲しいだけのときも少なくありません。
変えるべきか変えないべきかも本当は自分の中では決まっているのです。
ですから他人に意見を仰いでみて、自分が素直に受け入れられなかったら本心ではそうするべきではないと考えていると言うことなのでしょう。
ただし2~3人に聞くよりももっと多く10~20人多ければ多いほど精度が高まると思いますのでできるだけたくさんの人に聞いてみてはいかがでしょうか。
2.本やネットなどで情報を集めてみる
日本だけでも1億人以上の人間がいます。
その中で自分と似たような境遇の人や自分と似たような悩みを持つ人も多くいます。
それが本だったりテレビやラジオ、ネットの記事などいろんなところで同じような境遇の方の話があるでしょう。
そこから情報を得て参考にしてみてもいいかもしれません。
3.内観する
内観と言うのは自分の内側を観ること。
普段は主観的に考えている自分と言う存在を、客観的に観ると答えが見つかるかもしれません。
内観の方法はいくつかあるのですが、誰でも簡単にできる方法としては紙に自分の思考を書いていく方法があります。
ノートやチラシの裏などなんでもいいので紙に自分の考えを書いていきます。
何に悩んでいるかによって何を書くかは変わってきますが、人間関係で悩んでいるなら自分の周りの人の名前を書いていき、どういう存在なのか、どう思っているのか、どう思われているのかを考えて書いてきます。
文字や絵にすることで自分を客観視することができ、書いている内に「あっ自分ってこの人のことこう思っているんだ」などと気付くことがあります。
そうこうしている内に自分の中にある答えに気がつくことができ、変えるべきか変えないべきか判断することができるでしょう。
4.瞑想する
内観と同じではあるんですが、やり方を変えたのが瞑想です。
やり方については別の記事で話しているのでざっくりと説明しますが、要は深呼吸です。
目を瞑って楽な服装、姿勢で深呼吸します。
このときごちゃごちゃ考えていることに気がつきます。
かゆいなとか熱いなとか今何時かなとか、そう言う考えを客観視します。
「かゆいな」と思ったら、「あっ今かゆいのか」と客観視するのです。
ただこのときできるだけ呼吸に集中します。
吸って吐いてをただひたすら考え、その中でかゆいと思えばかゆいんだなと客観視することで、考えがスッキリし普段から自分を客観的に冷静に考えることができます。
そうすることで本当の考えの周りにあるごちゃごちゃした考えをスッキリさせて本当の気持ちに気付きやすくなることができます。
ただ1つ注意するのは締め切った部屋ではしないことです。
理由は単純に息苦しくなるのでできるだけ風通しをよくして行うことをお勧めします。
おわりに
ここまで読んだみなさんはお気づきでしょうが、タイトルにある「変わることも大事だけど変わらないことも大事である理由」について全然話していませんよね。
と言うのも変わるか変わらないかはあくまでもあなた自身が決めることだからです。
私が「変わらないことも大事だからむやみやたら変わろうとしてもダメですよ」なんて言っても、変わりたいと考えている人にとっては「そんなこと言っても変わらなければ何も変わらないじゃないか」と反発します。
結局いくら変わらないことが重要だと言っても、変わりたいと言う思いは変わりません。
人間は自分で決めたい生き物です。
相手に服を選んでもらっても最後に決めるのは自分です。
ですからその自分の判断をハッキリさせるため、本心を自分で把握するための方法をお話しました。
つまり変わるか変わらないか、どちらが正しいかを決めるのは自分だと言うことです。
変わることも大事だけど変わらないことも大事な理由とは、あなたの本心こそが大事だと言うことなのです。
あなたの本心を知るのはあなただけです。
あなたがあなたの気持ちをわからなければ、もはや誰にもあなたを知ることはできません。
上記の4つを参考にしてあなたがあなたを知るためにまずはやってみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
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