最近テレビを観ていてやたらドッキリ系の番組が多く、ネット上でいろいろと物議を醸しだしているようです。
私もいくつか番組を観ました。
昔のことは覚えていないのでアレですが、ちょっとヒヤッとするシーンがあったり、明らかに現場でマジギレしている雰囲気が出てて面白くなかったり、なんでこれを放送したんだと思うようなレベルのものがちょいちょいありました。
そして某スカッと解決する番組でもドッキリ好きの学生をスカッと成敗すると言う内容のものがあり、テレビでやるドッキリのモラルが低下していることは、もしかしたら一般に悪影響を与えるのではないかと感じました。
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例えば某番組でおなじみの落とし穴。
落とし方などが危険でかなりヒヤヒヤしてしまいます。
背中から落ちるにしても、変な体勢で落ちれば腰を痛める恐れがありますし、この番組でよく観られるのが首から落ちるシーンです。
イスが倒れてプロレスのブレーンバスターのような体勢で落ちてしまい、下手すると頸椎を痛めて下半身不随になる恐れがありますね。
他にもこの番組ではお笑いと言うよりもいじめに近いようなイジリ方をするなど、やややりすぎ感が否めないことから一部の人から批判を浴びています。
また別の番組では芸能人をひったくり犯の冤罪として尋問するドッキリが仕掛けられ、そのやり方があまりにも高圧的で一部の視聴者から批判を浴びています。
このドッキリが本当は台本通りでドッキリじゃなかったとしても、見てて面白いものじゃありませんし、これを面白いと思って見せている番組スタッフの神経を疑う人も多くいるようです。
さらにこの番組では、尿をろ過して作った食べ物を食べさせると言うドッキリも仕掛けていて、こちらの方はかなりクレームがあったようです。
実際にNASAの宇宙飛行士などは宇宙船内で尿をろ過して飲料として飲むので、ちゃんとすれば問題ないことではあるのですが、こんなものをテレビで見せられては単純に気持ちが悪いですよね。
ドッキリ大成功と言えば何でもかんでも許されるとでも思っているのでしょうか。
ぶっちゃけこれほど便利な言葉はありません。
誰かを怒らせてしまったとしてもドッキリ大成功と言えば、ちょっと脅かせるつもりだったなどと言い訳になりますよね。
仮にいじめをしていたとしても、これはドッキリのつもりだったと言えば、あまり厳しく追及することもできません。
テレビ番組はドッキリやノリ、空気やイジリなど、いろんな都合のいい言葉を浸透させ、それが悪用される危険性があることをわかっているのか疑問です。
テレビが悪いとか芸人が悪いなどと言うわけではありませんが、ドッキリとか言う都合のいいイタズラに上限を設けなければならないのかもしれませんね。
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