「短気は損気」怒りっぽい性格を直す方法

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生活
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私は以前、短気で感情がすぐ言葉や態度に出てしまうクセがありました。
そのクセのおかげで何度か人とぶつかる事や、かえって引っ込みがつかなくなってしまい、それから疎遠になった人などもいます。

しばらくして接客業などを通し、我慢をする事を覚え、感情を表に出してしまう事のリスクや愚かさを知り、今では滅多に感情的になる事はなくなりました。

そこで、今回は短気な事にお悩みの方におすすめする、短気を治す方法をお話します。

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怒りを感じた時にする事

短気の方の多くは、怒りを感じた時そのまま怒りの言葉を口に出してしまったり、態度で表してしまう人が多いのではないでしょうか。
私もその内の1人だったわけですが、ある事をするだけで、あまり怒りを感じなくなり、余計な争い事が少なくなりました。

その方法法とは、「怒りを感じた時、その場から離れるなどしていったん距離を置く」「自分主体で物事を考えていないかを確認する」「自分の中にあるこだわりを無くす」この3つに注意するだけで怒りをあまり感じなくなり、余計な言い争いなどにならずに済むようになります。

1:怒りを感じた時いったん距離を置く

最初に「距離を置く」事から話していきます。
短気の方の多くは怒りを感じたすぐ後に言葉や態度を示してしまいます。
この時、すぐにどうにかしようとしてもほとんど無駄となってしまいます。

と言うのも、怒りなどの感情は、理論などの理性よりもとても早く感じてしまいます。

感情の方が早いため、いくらあがいても、一瞬態度や言葉が漏れてしまうのです。

ですから、最初は無理に言葉や態度を改めようとするのではなく、怒りを覚え、態度や言葉が漏れてしまっても、一度その場から離れるようにしましょう。

人間の特性の1つに、その場から移動すると、その場にいた時の感情や考えなどもいくらか置いていってしまうと言う特性があります。

よくクレーム対応などでその場で対応するのではなく、少し離れたところやバックヤードなどに通すようにします。

これには、他のお客さんの迷惑なども考慮しての行動でもあるのですが、一度その場から離れる事で、気持ちも落ち着かせる事ができ、落ち着いて話をする事ができます。

その場でクレーム対応しても、そのお客さんは、感情的になっていて何に怒っているのかなどよりも、怒りに任せて言葉をぶつける事がほとんどです。

そのため、全く身のないクレームとなってしまい、ただ怒りをぶつけられて終わりになってしまいます。

お互いにこれだと意味がないので、一度冷静になって何に対して不満なのか、何がきっかけで怒りを感じたのかなど、その問題を知る事で、お客さん側としてもどこが嫌だったのかを伝える事ができ、店側もなんで嫌な気持ちにさせてしまったのか知る事ができ、今後より良くするための糧となります。

これと同じく、怒りを感じた時は少しでもその場から離れる事で冷静さを取り戻す事ができ、自分の気持ちや相手の気持ちなどに目を向け、論理的な話ができるようになります。

一度冷静になってみると、なんでそこまで怒ってしまったのだろうと思う事や、何にそんなに腹が立ったのかわからなくなってしまう事が、ちゃんと理解する事ができるので、相手とそれを話し合う事で次からはそのような事がないように話し合う事ができます。

短気な人の特徴に、感情だけが突っ走ってしまい何が言いたいのかわからなくなる人や、何が言いたいのか伝わってない事があります。
そこ視冷静になるだけでその原因を解決する事ができるので、怒りを感じたら、まずは冷静になるために、その場から離れましょう。

2:自分主体になっていないか考える

短気に限らず、感情的な人は自分主体で物事を話します。
例えば、怒りを感じるのも「自分が嫌な事をされたから」ですよね。

このように自分主体で考えると、必ず感情が勝ってしまい、感情的な人となってしまいます。

そのために必要なのが、相手の立場や他の第三者の立場など、自分以外の目線から物事を考える事が有効です。

例えば、勝手に部屋を掃除されてしまった時などに、怒る人がいますが、これは自分の部屋の配置などをいじられる事などに対して腹が立ちます。

しかし、相手の立場から考えると、掃除をしてあげたと言うように、良い事をしたと思っています。

そのため両者は言い争うのです。
どちらも自分の意見を主張していて、どちらも自分が正しいと思っているから怒る争いです。

もしお互いがお互いの気持ちを汲み取り話す事ができれば、このような不毛な争いは起こりません。

怒りっぽい人は、相手の立場などから考えるようなクセを付けましょう。

1で話したように、感情は理性よりも早く沸き起こります。
なので怒りを感じる事自体は変わらないのですが、相手の立場を尊重して物事を考える事ができると、自分の怒りが恥ずかしくなり消えてなくなります。

むしろ場合によっては感謝の気持ちも覚えるため、そのまま怒りをぶつけていた場合よりも、結果的に良くなる事が多く見られます。
自分主体で考えるだけでなく、相手の立場など別の見方をすると、あなたが嫌だと感じたことも、良い事だと感じる事ができるかもしれません。

3:こだわりをなくす

最後に1番重要な「こだわりをなくすこと」をお話します。
上記の方法では、怒りの根本を無くすことはできないため、それだけでは怒りを感じてしまいます。

ですが、こだわりをなくす事で、怒りの根本にある原因から解決され、結果その事で怒りを感じる事はなくなります。

とは言え、一朝一夕でできるほどすぐ簡単にできるような事でもありません。
こだわりとは、あなたの中にある、固定観念や執着する気持ちなど、あなたの人生観に関わる問題です。

世の中のほとんど人は、この事を知らないためいつまでも不毛な争い事や、感情的になるなどして、嫌な気持ちになるなど、言うなれば、自分で自分を苦しめている事に気が付いていません。

こだわりと聞くと、一見良い物ではないかと思う人もいるのではないでしょうか。 確かに、こだわりはそれがマッチするととても良い物なのですが、それが合わなければ逆にとても悪いものとなってしまうのです。

例えば、こだわりのスープなど飲食店などでよく見られますが、そのこだわりのスープがおいしいと感じる人が多いから良い物だと認識されます。ラーメン屋などに多いのがこの謳い文句ですが、冷静に考えると、こだわりのスープなどとうたっている店は、好き嫌いがはっきりしています。

これが表しているのは、こだわることで、良いか悪いかになってしまうと言う事です。
飲食店なのでそれでいいのですが、これを個人でするとどうでしょう。

あなたは必ず朝はパンじゃなければいけないと言うこだわりがあったとします。
すると、朝にパン以外の物が出るととても嫌な気持ちになります。
あなたが朝はパンだと言うこだわりがなければ、選択しはたくさんあります。

朝にご飯でもいいですし、朝にコーンフレークなどでもいいです。
さらにバナナなどのフルーツでもいいですし、野菜ジュースやスムージーなどの飲み物でもいいかもしれません。

それを自ら狭め、自分がこだわっている事以外はダメだと決めつけているのです。
パンだけ食べてればいいのですが、仮に近所のスーパーやコンビニにパンが全て売り切れてしまっていたらどうでしょう。

その時はしぶしぶ別の物を食べるか、もしくは食べないと言う事になりますよね?

自分の中のこだわりが、このように生活の幅を狭めていて、先ほども言ったように、自分で自分を苦しめる事につながっている事をお分かりいただけたかと思います。

さらに詳しく知りたいと言う方は、良ければ下記のリンクにある記事をご覧になってみてください。

ブッダの教えを元に心を強くするための方法

おわりに

ここまで読んでみていかがでしたか?
自分にも実践できそうだと思いましたでしょうか。

私は実際にこれらの事をしていますが、短気で感情的だった私でも、ほとんど感情的になる事がなくなり、余計な争いが減ったどころか、いつも冷静で信頼できる人として周りからは一目置かれるようになりました。

感情的な人と言うのは、プラスな感情をあらわにする時はとてもいいのですが、反対にマイナスの感情をあらわにするのはかなり面倒です。

例えば、愛情表現が豊かで、人を褒めたり、嬉しい事や楽しい事をあらわにする人は一緒にいて自分も楽しくなってきますよね。

ですが、いつも怒っている人や、いつも悲しんでいる人はどうですか?

ほとんどの人がそのような人に好意を寄せないのではないでしょうか。
このように、感情的な人にもタイプがありますが、どちらか一方だけと言うのはあり得ません。

いつ、そのバランスが崩れるかわかりません。

他人に対してはそうですが、自分がそのような人だったとしたら、自分の感情に振り回され、自分の首を自分で絞めるような行いをしているような事となってしまいます。

もしあなたが短気な自分を変えたいと思うなら、感情をコントロールし、こだわりをなくす事が必要です。

今回紹介したものを全てした方がより良いのですが、まずは自分ができそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。

今回は怒りがテーマとなっていましたが、感情をコントロールするための方法をこちらの記事にて解説していますので、良ければこちらもご確認ください。人生で失敗しないための感情に流されない方法

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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