※「レイチェルハラスメント」と誤解している人が非常に多いようですが、正しくは「レイシャルハラスメント」ですのでお間違いないようご注意ください。
以前細分化されたハラスメントをまとめた記事を書いている時にあった「レイシャルハラスメント」と言うもの。
一見何のことやらわかりずらいですよね。
調べてみると、人種差別の事をこう呼ぶそうです。
そこで、今回は改めて人種差別の事考えるきっかけになればと思い、「レイシャルハラスメント」についてお話しようと思います。
※前回のまとめ記事はこちら一体いくつあるの?かなり増えた「ハラスメント」のまとめ
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未だになくならない差別問題
今回紹介する「レイシャルハラスメント」は、外国人やハーフの物に対する差別の事で、外国人だからと言う理由でいじめを行ったり、ハーフと言う理由で嫌がらせを行う事などを指します。
アメリカでは「セクハラ」と並ぶ問題とされ、一般的に認知された問題です。
「レイシャル」とは人種に関すると言う意味の英語で、「ハラスメント」とは嫌がらせやいじめなどの意味の英語です。それらを合わせた言葉が「レイシャルハラスメント」と言い、日本語で言うと「人種差別」「差別問題」となります。
未だに根が深い問題であり、今後も解決する事ができるかもあやしい問題の1つだと私は思います。
と言うのも、日本では近年中国人観光客が多数来られていました。
経済効果は数億と、日本と言う国に対する恩恵はかなり大きかったと思います。
その一方で、中国人のマナーの悪さや、中国人の声の大きさなど、問題点も多くあり、中には中国人お断りのホテルや旅館なども出始め、今や歓迎しているとは言い難い状況だと言えます。
私が住む沖縄でも、中国人観光客は増え、去年から国際通りと言う沖縄の観光スポットには、中国系のアジア人しかいないのではないかと思えるほど中国人が増えていました。
そんな中、中国人の声の大きさや、マナーの悪さに困っている人も少なくはなく、国際問題的にも、尖閣諸島などに中国の漁船などが近づき、領海侵犯するなどの問題もあり、県民としては歓迎するムードではありませんでした。
確かにその気持ちもわかりますが、これはあくまで国の問題であり、旅行者個人が関わっている事ではない事がほとんどです。
そんな国際問題に加え、お国柄の違いによるマナーなどの理解がなく、中国では当たり前な事を日本でもしてしまい、それが問題となってかなり地元では悪評が高い存在だと言えます。
悪い事は悪いがそれが差別につながるのはどうなのか
中国人のマナーは、日本のマナーとは違いすぎて、かなりのギャップがある事はみなさんもお分かりかと思います。
ですが、それが中国人に対する嫌がらせや、過度の批判をしてしまうのは違うのではないしょうか。
そこまでひどく批難する人は多くは無いとは思いますが、私の周りに中国人がいるだけで不機嫌になる人や、車を運転している時に近くに中国人の団体がいる方に向かってうるさいなどと罵声を浴びせる人もいました。
中国人の声が大きいのはみんな思っている事ですが、わざわざ嫌がらせをする事でもないように思えます。
私の小さなコミュニティの中でこのような事があると言う事は、もっとひどい事をした人も少なからずいるのではないかと予測できます。
これとは反対に、日本人が韓国に旅行に行った時に、飲食店に入りご飯を食べようと注文をしたら、明らかに他の客が残した残飯から出されたと言う人や、日本人だと言うだけで不当なサービスを受けたなどと言う話もあります。
こちらも韓国と言う国が、日本と言う国に対する敵意を向けた教育や報道などをするため起こった問題だと思います。
他にも、イギリスでは国外からの旅行者には好意的だが、移住者には非常に嫌悪感を抱き否定的な人が多数だと言われています。
イギリスの場合は、失業率が高くイギリス人の仕事がないため、よそから移住してきた人に仕事が取られるのを嫌がる人が多く、それが原因で嫌がらせを行う人がいると言われています。
このように、日本人が中国人に対する嫌がらせも、韓国人が日本人に対する嫌がらせも、人種差別によるものだと言えます。
これらは国の問題や、昔からの風潮など、個人の物ではありません。
ほとんどが中国人、韓国人、日本人、アメリカ人など国ごとで人を見る事で起こる嫌がらせなのです。
ハーフ者に対する嫌がらせやいじめ
日本では近年ハーフタレントなどが多く活躍しており、あまりなじみのない方もいるかもしれません。
私が住む沖縄も、ハーフやクオーターなど外国の血が入っている人が多くいて、学生のころ1クラスに1人はいるほど多くのハーフの人がいました。
今だからハーフの人がカッコいい、かわいいなどと人気を集める対象となっていますが、私の小さいころもハーフと言うだけでちょっとしたいじめや嫌がらせはありました。
もっと昔は、かなりひどい扱いを受けたと耳にします。
特に戦時中はスパイ扱いされるなどして、不当な扱いをうけたり、最悪命を奪われる人もいるほど根が深い問題だったと言われています。
今でも、国外に焦点を当てればハーフやクオーターに対するいじめはあります。
昔から変わらずいじめの対象とされている、黒人のハーフなどがそうです。
黒人と白人のハーフは黒人よりもかなりひどい扱いを受けていたと言われています。
黒人による白人差別もある
時代が変わり、黒人に対する差別も少なくなってきたのに対し、今度は反対に黒人による白人差別がアメリカなどで問題とされています。
あまりなじみがないかもしれませんが、白人が少し見ていただけで、今こっち見て笑っただろなどといちゃもんを付けて暴行するなど、知らない人も少なくないとは思いますが人種差別をされたと言い、黒人たちが集まって、白人を集団暴行するなどの問題が少なくないそうです。
このような流れは、日本でも個人的に懸念していて、ハーフのかわいらしい女性が、純潔の日本人の女性に対するいじめなどが今後増えてくるのではないかと思っています。
昔と比べ、国際結婚をする人も増え、外国人移住者も増えてきているので、だんだん日本もハーフの人が増えつつあり、日本人の若い男性は草食系などと言われ、あまり恋愛に対して積極的ではなくなってきています。
その反面肉食系女子と言われる、自分から積極的にアプローチする女性が増え、均衡が保たれているように思われますが、女性が日本人の男性を選ぶ保証はありません。
外国の男性は、日本人に比べ積極的な人が多いです。
愛情表現も豊かで、積極的な外国人男性の方に魅力を感じる女性は少なくないのではないでしょうか。
そのため、今後ハーフの割合が増えていき、上記のようなハーフ者によるいじめが出てくるのではないかと考えられます。
最後に
ハラスメントと聞けば、やはり多くの方がイメージするのは「セクハラ」や「パワハラ」などが多いと思います。
最近では、「モラハラ」や「マタハラ」などの問題も多くなってきています。
その中で、今はまだ浸透していない「レイシャルハラスメント」は未だセクハラなどのように略語もない状態ですが、日本も外国人観光客は少なくありませんし、オリンピックも控えているので、数年後か数十年後には「レイハラ」もしくは「シャルハラ」など語呂が悪いですが略されて世間にも認知されていくかもしれませんね。
レイシャルハラスメントと言う言葉が日本で一般に浸透しないかもしれませんが、現在の日本にもある問題ですので、言葉は聞きなれないかもしれませんが、今後日本でも身近な問題として浮き彫りになってくるかもしれません。
いずれにせよ、ハラスメント問題はつまるところ「いじめ」の事です。
私たちの子供の世代には「いじめ」などのない世の中だといいですね。
なお、今回少し触れたパワハラについてはこちら働く人の多くが悩むパワーハラスメントについて
マタハラはこちら妊娠や出産に関するいじめや嫌がらせ「マタハラ」について
モラハラはこちら言葉や態度による嫌がらせ「モラハラ」の特徴・見分け方をそれぞれ興味があればご覧になってみてください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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