「今日からダイエットを始めます」「今日からジョギングを始めます」
とは言ったものの、思ったよりきつくて気がつけば3日坊主で辞めてしまった経験は多くの方が持つ経験だと思います。
一度挫折を味わい「よし次からは変わる」と決心し、また始める所まではスムーズにいくのですが、最初のやる気って結構続かないものなんですよね。
私も続けられない人間の1人です。
今年は勉強を頑張るぞ!とか、今年はもっと新しいことに挑戦するぞ!などと年始から意気込んだものの、1~2ヵ月でやめちゃったことはたくさんあります。
しかしそんなだらしない私だからこそわかる、続かない人にはある特徴があるんですね。
今回紹介するのは続かない人が持つ、3つのダメな習慣とそれを改善するための4つの方法についてお話したいと思います。
なかなか続かない人が持つ3つのダメな習慣
何事も続かないと言う人には3つダメにしている習慣があると話しましたが、どんな習慣だと思いますか?
あれかな、これかな、とそれぞれ少しは思うことがあるのではないかと思います。
結論から言いますと、続かない人は「やる気だけがから回って具体性がない」という特徴があります。
どういうところが具体性がないのかお話していきますね。
1.ビジョンがない
続かない人には、「どうなりたいのか」「なぜそれを選んだのか」などビジョンが定まっていない人が多いように思います。
例えば、
今年こそはとダイエットをはじめたけど、つらくて1週間で辞めちゃった。
ジムに通い始めたものの3日坊主で続かなかった。
これらの原因は
- ダイエットをしたらあなたはどうなるのか
- 運動をするとどう変わるのか
そう言った「先の所がモヤモヤで見えないまま走り出してしまうのが原因」です。
理由としてはなんでもいいのです。
モテたいとか、単に周りによく見られたいからとかでいいんです。
まずはどんなビジョンでもそれをした先に何があるのか明確にしてみましょう。
2.時間がバラバラ
新しく何かを始めてからその生活に慣れるまでしばらくかかります。
今まで仕事から帰ってご飯を作って食べ、お風呂に入り、ゆっくりすごして寝る。
このような生活だった人がいきなりその生活リズムの中にジョギングを入れたとしたら、ある意味これまでの生活のリズムが変わるということでもあるんですね。
例えば
- 帰ってくる”前に”してくる
- 帰って”から”走りに行く
- 食後に片付けなどをしてから行く
など、どこかの時間にジョギングを当てはめる必要がありますね。
しかし始めたばかりのころは、ベストなスケジュールを組むために時間帯を変えてみたり、時には用事があったり後回しにしちゃったりして、習慣づけることができないなんてこともあるのかもしれません。
人は無意識の内に1日の行動が決まった時間に取るようにしがちです。
- ご飯を食べる時間は8時で
- お風呂に入るのは9時
- 寝るのは大体0時ごろ
など、人により様々なルーティンのなかで生きているのです。
これを習慣と言います。
なので、何かを続けようとするときには生活の中にうまく入れ込んでいくことが必要となります。
何事も続かないと言う人は、続けたいことをする時間をコロコロ変えていないか考えてみて、「何時間トレーニングをするか」「何回するか」ではなく。〇時にやるということを決めて習慣づけることを意識してみると良いかもしれません。
3.1度のミスも許さない
例えば、ダイエットをしているときに「つい誘惑に負けてつい甘いものを食べてしまった…」なんて経験が誰にでもあるのではないかと思います。
食事制限しているのに、
- ついポテトチップスを食べてしまった
- ついコーラを飲んでしまった
など、誘惑に負けてしまうこともありますよね。
でも、こういった少しのミスも許せない人は要注意です。
自分に厳しくするのはいいことなのですが、そのたった1度のミスやたった1度の怠慢がとてもダメなことだと思ってはいませんか?
確かに、自分に甘くしていてはいつまでたっても改善する事はできませんよね。
しかし、そのミスを厳しく律することでかえってやる気を失ってしまう恐れがあります。
よく筋トレなどをする人は
- 1日サボったら3日分のトレーニングが無駄になる
などと言いますが、1日サボったとしてもそれ以外の日にやった事実は変わりません。
文章だとちょっとわかりにくいかもしれませんね。
筋トレは1日サボったら無駄になるのかもしれないですが、かといって昨日は筋トレをしたという事実そのものがなくなるわけではありません。
つまり、結果的に良くないということに意識を向けすぎて過程をおろそかにしていないかということ。
何かを続けるときに効果ばかりを重視してしまうとモチベーションを下げてしまいます。
毎日続けることも、月に一回で続けることも継続するという意味では同じです。
毎日続けることだけが継続というわけではありませんし、仕事でも勉強でもメリハリが大事なのではないでしょうか。
続かない人がする3つのダメな習慣まとめ
一旦まとめたいと思います。
- まず1つ目は「ビジョンがない」でしたね。
また、遠すぎる目標も道のりが長く、進んでいる実感を得られないために続かない原因となります。
- そして2つ目は「時間がバラバラ」です。
時間だけではなく「〇曜日にやる」とか、「毎月〇日にやる」という感じでちゃんと生活のリズムの中に加えましょう。
- 3つ目が「1度のミスを許さない」こと。
緩すぎず張りすぎず、ときにはあそびも大事だと言うことを覚えておいてください。
では次に、続けるための4つの方法をお話します。
続かない人から続けられる人になるためにすべき4つのこと
なにも続かない人もちょっとやり方や考え方を変えれば、無理なく続けていくことができます。
そのために必要なポイントを簡単にお話していきたいと思いますのでみていきましょう!
1.なりたい自分を明確にするために形に残す
最初に説明したダメな習慣、ビジョンがないのを改善する方法です。
人は最初からビジョンがなくダメになるわけではありません。
実はどんな人でもある程度ビジョンは持っています。
しかし、人間の記憶は意外と曖昧なんです。
結構簡単に忘れてしまい、特にパッと思いついただけのものは忘れやすいのです。
最初の燃えるようなやる気は、脳にとってはパッと現れた思い付きでしかありません。
その記憶を定着させるにはコツがあります。
- 1つは紙に書くなど形に残すこと
- もう1つは声にして話すこと
適当でもいいので、始めようとしていることをする目的(ゴール)を描き、そのゴールに向かってどのように進んでいくのか計画を書いていきます。
思付きで感情的に書いてしまって構いません。
沖縄旅行に行きたい!って目的があるなら、船で行くか飛行機で行くかになります。
でも船で行くのは1週間近くかかりますしあまり現実的じゃありません。
こういう風に目的に向かっていくための手段はいろいろあると思いますが、中には無茶な方法だったり非現実的なこともあったりします。
大事なのは現実的で無理なくできること。
なにか続けようと思ったときにもこれは当てはまって、目的と計画をちゃんと明確にすることが継続するためには重要となります。
できればノートなど紙に書いていつでも見える場所に貼ったり、ひとりでやっても大丈夫なので声に出して宣言すると気持ちが維持しやすいです。
2.1日の時間割を決める
大体でいいので、1日のスケジュールを作ってみてください。
それにより自分が毎日どの時間に何をしているのかがある程度わかるので、新しく始めることをどの時間にすればいいのかわかりやすいですよね。
空いている時間で自分がやりやすいと思える時間帯にするようにすれば続けやすいと思います。
休みの日に早起きして6時ぐらいからなど
そしてこのとき1つの時間だけに決めるのではなく、複数の候補があるのであれば第一候補第二候補と決めておいてください。
そうすれば急な接待や、急な用事など何か予定が狂うことがあっても対応しやすいです。
いつもやる時間に加えて第三候補ぐらいまで決めておくと良いですね。
3.何事にも自分の逃げ道を作っておく
逃げてばかりではよくないのですが、自分を追い詰めすぎるのもよくありません。
逆にに緩くしすぎると、全くかからず止まることができません。
ブレーキもルールも甘すぎても良くないし、きつくしすぎても良くないんですね。
習慣も同じで、今ある習慣もなにも最初からそうだったわけではありません。
日常の生活の中で少しずつ慣れてきて、自分なりに固定化されていったのが今現在ある習慣です。
あなたが普段寝ている時間も、恐らく最初からその時間ではなかったのではないでしょうか?
- 仕事をし始めたとき
- 学校が始まったとき
- 進学して新しい学校に変わったとき
など環境の変化によって習慣は変わってきたことかと思います。
寝る時間は仕事や学校など大事なことに関わることなのでちょっと違うかもしれませんが、趣味など個人的なものほどガチガチに厳しくしすぎると楽しめなくなってきて続ける意欲が失われてしまいます。
張りつめた糸が切れると、今までピンと張っていたのが急激に緩みます。
それと同じように、やる気も一気に緩くなりそのまま修復できず止めてしまうことになってしまうのです。
ときには自分には退路があるんだと思っていた方が柔軟に行動することができます。
大胆に行動することも、逃げ道があるからこそできるのです。
キツくてもう限界と思われるのでしたらそこでやめても良いと思います。
やってみて合わないことだってありますし、もしかしたら今は合わないだけなのかもしれませんからね。
- 続かないことはダメ
- 一度でもミスしたらダメ
- 妥協したらダメ
そうやって追い込みすぎてしまっては、逆にやる気が失われてしまうかもしれませんので、「やめちゃってもいいさ」と余裕のある気持ちでやってみると良いのかもしれません。
4.自分で決めた節目に褒美を与える
最後はその習慣を続けた節目ごとに自分で褒美を与え褒めると言うこと。
例えばジョギングを始めて1週間。
毎日欠かさずにやってきたとしたらそれはとってもすごいことです。
ダイエットにしても、英会話にしても、料理でもなんでも7日間続けられたのだとしたらそれは大きな一歩です。
1日にわずかな時間しかしていないかもしれません。
しかし、たった5分でも続ることは大変なことなんですね。
まずは3日間、1週間、1カ月、1年など期間ごとに何か自分に報酬を考えてください。
簡単なものはちょっとしたもの。
いつも我慢している缶ビールを1本プレゼントとか、おつまみに揚げ物を買うなど、ちょっとした贅沢を考えてみてください。
期間だけでなく、
- 100回達成記念
- 資格試験に合格した
- テストが70点以上だった
など結果に応じて自分なりに報酬を与えるのです。
できれば人からもらった方が嬉しいとは思いますが、自分にもらっても案外嬉しいものですよ。
続けたからと言って、誰もほめてはくれないかもしれません。
だからこそ自分だけは自分を褒めてあげてください。
これが最後に話す大事なポイントです。
ではしっかり頭に入るように、まとめて見ていきましょう。
続けるためにしないこと・することまとめ
- 何も考えなしにしない
- 時間を決めずにしない
- 気を張りすぎない
- 目標や道を見据える
- いくつか候補の時間を決める
- 逃げ道を用意しておく
- 結果に対する報酬を与える
以上のようなことに注意して、あなたも新しいこと始めてみませんか?
- なんで始めようと思ったのか
- それをすることでどうなるのか
- それをするのはいつなのか
ときには休憩も必要です。
最後に続けてきた自分、結果を残した自分など区切りごとに一度振り返り、自分を褒めてみてください。
そうすることでモチベーションは維持でき、続かなかったあなたも何かを続ける事ができることでしょう。
長年何かひとつのことを続けられている人はすごいなって思います。
しかし、必ずしも毎日ではなくても1日に10分程度だったとしても、続けることに意義があるのだと思います。
ですのでたったこれだけとか、このぐらいじゃダメだと思わずにあなたにあったペースでやってみてくださいね。
もしここ意味わかんないよ、こういうときはどうするの?など疑問やご意見あればどしどしお問合せください。
できる限り早くお答えしていきたいと思いますのでお気軽にお申し付けください。
それでは長々とお付き合いいただきましてありがとうございます。
よろしければまた次回も見ていっていただけますと嬉しいです(^^)
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私も頑張ります