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「人は1人では生きてはいけない」
そんなことはわかっていても、人付き合いに辟易し、人と会うのや話すのが億劫に感じることも生きていれば少なからずあることです。
人の死や大事な人に裏切られたときなど、大きなきっかけがあってそうなる人もいれば、何か特別きっかけがあったわけではなくても、なんだか面倒くさいと思ってしまうことだってあります。
このようなとき、うつ病などの心の病になっている可能性もあるかもしれませんが、そうでない場合や軽度の場合もあり、判断が難しいこともあります。
病気であれば、病院に行くなどして薬で治療するなり対処法もありますが、原因がわからないときはどうすれば良いのかわからないこともありますよね。
そんなとき、私がおすすめしたいのは、「何もしない」と言うことです。
本を読んだり、新聞やテレビを観たり、なんとなくSNSを見たり、そう言ったことは一切せず、呼吸をして楽に過ごすだけ。
本当に何もしない時間と言うのを作ることをおすすめします。
聞くと「えったったそれだけ?」と思うかもしれません。
しかし、実際にやってみるとものすごく難しいことだと知るでしょう。
現代人は、何もしていないつもりでも、常に何かをしていることが多いからです。
例えば、電車で移動中でも、スマホでネットを見たり、ゲームをしたり、SNSで投稿したり、やたらと何かをしていることに気がつくはず。
そんなこと私はしないよと言うあなたも、「今日のお昼なに食べようかな」とか「あの人カッコいいな」など少なからず何かを考えているのではないでしょうか。
それすらもせずに、ただ目を瞑り、ただ呼吸をしてそこにいる。
本当に何もしない瞬間を持っている人はとても少ないのではないでしょうか。
本当は、人間関係に疲れているから人付き合いが億劫になっているのです。
それなのにも関わらず、多くの人は人のことを考えます。
つまり、「人付き合いに疲れているのに、人のことを考えている」と言う矛盾を抱えているのです。
疲れたら休む。
これはとても自然な流れです。
人間関係に疲れたのなら、人間関係を少し休む。
これが人付き合いに疲れた人におすすめする、最善の方法なのではないかと私は考えます。
とはいえ、急にそんなこと言われても、もはや習慣と化した人付き合いをいきなり休むのはどうすればいいのかわからない人も多くいるでしょう。
次に、具体的に何もしない方法をお話しますので参考にしてみてください。
何もしない方法
1.携帯電話の電源を1時間切る
まず現代人の多くは、携帯依存症だと言うことを知りましょう。
携帯は、とっても便利なツールなのは誰もが知ることですが、その反面、電話やメールをするためのものだったのが、今やネットもガンガン使えて、もはや現代では必須アイテムと言っても過言ではありません。
その必須アイテムは、大きなメリットがある代わりに。常に私たちを疲れさせるデメリットをも持ちます。
簡単に誰とも連絡が取れ、簡単に情報を仕入れることができると言うことは、逆に言えば常に誰かの連絡に縛られ、余計な情報を仕入れてしまう。これは一部でノイズなどと言われていて、自分の知りたいことやしたいことだけでなく、余計なことまで受信してしまう恐れがあるのが携帯です。
長所は短所。
この言葉を聞いたことのある人はたくさんいますよね。
携帯もまた然りで、大きなメリットが逆に大きなデメリットになると言うことです。
そのため、1日に1時間でもいいので、あなたがゆっくりできる時間に、携帯の電源を落としましょう。
たったの1時間でいいんです。
たった1時間連絡が取れないだけでどうにもなりませんよね。 世の中に1時間も余裕のない人なんてほとんどいませんよ。 もしいても労働基準法違反してますし、寝る時間も飯食う時間もないんですかと言う話になってしまいます。
たった1時間。
まずは携帯電話の電源を落とし、外界からの通信を一切遮断しましょう。
できればそのまま目を瞑り、休むのをおすすめしますが、何か考え事をしても何をしてもいいです。
ただ携帯の電源を切る。
これだけはしてみてください。
2.テレビ・ラジオ・新聞・本などを一切見ない
携帯よりは効果は劣りますが、どうしても携帯だけは電源を切ることができないと言う方もいるかもしれません。
そんなあなたには、テレビやラジオその他の情報を一切遮断しましょう。 もし電車に乗っているのなら、広告もダメです。 人の話声を聞くのもダメです。
目を閉じ耳を塞ぎ、自分以外の情報を一切遮断します。
上記でも言ったように、現代はノイズが多いのです。
聞きたくもない批判が耳に入り不快な思いをし、見たくもないものが目に入り不快になる。
そんな世の中なのです。
そしてその多くが、テレビや新聞、インターネットなどの情報です。
知りたい情報やためになる情報を、簡単に得られるようになった反面、いらない情報やためにならない情報なども無駄に入ってくる世の中なのです。
それらを遮断するには、目を閉じ耳を塞ぐこと。
目を閉じるのは簡単ですね。
耳は自分の指で塞いでしまってもいいですが、疲れますし、確実に変な人と思われます。
なので耳栓をします。
普通の耳栓でももちろんいいですが、より自然に見せるためには、耳栓のようになっているイヤホンなどを使いましょう。
何も音楽を聴いてなくてもいいんです。
ただイヤホンをして、音楽を聴いているようにカモフラージュして耳栓をする。
加えて目を閉じるだけで、あっと言う間に簡単に外部の情報を遮断できますね。
移動中でも電車内やバスの車内など、自分で運転していない状況ならできますし、家にいてももちろんなんなら会社内でも休憩中などできる時間はあるでしょう。
隙間時間にできる方法なので、ちょっとした時間を使ってお試しあれ。
3.遠方に1人旅をしに行く
上記の二つとも無理。
そんなあなたには、いっそ無理やり外部との連絡や情報を遮断するために、圏外に旅に出ることをおすすめします。
そうすればもう自分ではどうしようもありません。
あなたがどうあがいてももう連絡は取れません。
そんな状況に無理やりしてしまえば、嫌でも何もしないことしかできません。
ただ生きることしかできません。
何もできないのですから、開き直って楽しむことを考えますよね。
そうすることで、何に疲れていたのか、何が辛かったのか、自分の本心が見えてきます。
なぜなら、ノイズが少ないからです。
実は、現代人は余計な情報、つまりノイズがひどいために自分の本当の気持ちや本当の考え、心の声が聞こえなくなってしまっているのです。
上記2つはそのノイズを遮断する方法でしたが、こちらはノイズが入らないようにする方法です。
もはや圏外なのですから、余計なノイズが入りようがない、届かないのです。 そうすればおのずと聞こえて来る音があります。 もやがかかっていた視界も開けてきます。
そのとき初めて気がつくのです。
自分の本心に。
このとき注意して欲しいのが、できるだけ簡単に行けない場所をおすすめします。
日本国内でも、新幹線1本で行ける所はおすすめしません。
なぜなら、簡単に行けると言うことは簡単に戻れるからです。
恐らくノイズのない場所に移ると、最初は気持ち悪く感じ、そわそわするのです。
そして次第に戻るためのきっかけを探し始めます。
きっかけはなんでもいいのです。
それさえ見つかれば、すぐに戻ることを決心するでしょう。
そうなってしまえば何の意味もなくなってしまいます。
ただ旅費を無駄にしただけになってしまいます。
そのため、できるだけ遠く、すぐにはいけない場所へ行きましょう。
北海道でも沖縄でもどこでもいいです。
簡単にはいけない所。
そこをおすすめします。
最後に
人付き合いに疲れた。
そんな人は都会であればあるほど多くいることでしょう。
その理由は先ほどから言うように。「ノイズ」です。
都会はノイズがひどいのです。
沖縄でも離島と本島ではまた違いますし、本島でも那覇と南部や北部ではまた違います。
都会であればあるほどノイズはひどくなるばかりです。
東京や大阪よりは幾分マシではあるかもしれません。
しかし、地方都市でもその地区の都市部であるのですから当然ノイズは多くなります。
ただし、都心部でも携帯の電源を切り、テレビやネットなどの外部の情報を遮断すれば十分にノイズをなくすことができます。
人間関係に疲れているのなら、人間関係に関するものを遮断し、少し休んでみてはいかがでしょうか。
何も1週間も1カ月もしろと言っているのではありません。
たったの1時間。1日24時間の内の睡眠時時間を抜かした1時間。
それだけでもまずは初めてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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