「心理学の誤解」心理学は人の心を読むためのものじゃない

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コラム
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こないだツイッターでもつぶやいたことなんですが、すべての人がそうだとは言いません。しかし、少なからず心理学を人の心を読むために活用しようと考える人はいますよね。

少し学んでみればそれが間違いで、そんなことは不可能だと気がつくと思います。

ただ今から学ぼうとしている人や、気付かない人もいて心理学を誤解している方もいらっしゃいます。

私も心理学者ではありませんし、ほんの少し心理学を学んだだけのペーペーに過ぎない者ではあるのでなんも信憑性や説得力はありませんが、今回は心理学の誤解を解くために少し心理学についてお話したいと思います。

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心理学は人の心を読むためのものではない理由

心理学にもいろいろ種類がありますが、多くの方がイメージする心理学ってメンタリストのDaiGoさんとか、行動心理学のような右上を見たら嘘をついてるなど、ズバリ言い当てる系のものがインパクトが強く有名ですよね。

他にもちょっと前から流行っているアドラー心理学やユング・フロイトなどが有名です。

どちらが正しいとか間違いと言うことではありませんが、大まかに言えば「〇〇は△△」と言うように型にはめて考えやすくするのが心理学だと私は解釈します。

人って自由を求めますが、いざ何も縛られずに何も教えられず自由に解き放たれたとき、結局何も出来ずに終わってしまいますよね。

自由を求めるのにいざ自由になると何をしていいのかわからなくなってしまい、結果何もしないのです。

例えば昨日上げた記事で「何が食べたい?なんでもいいよ」と言うやり取りに触れましたが、なんでもいいよと答えられると人はイラッとしますよね。

選択肢が広すぎるから何が食べたい?と質問しているのになんでもいいと言う答えだと選択肢は全く狭まっていません。

つまり決めきれないから聞いてるのに、何も決まらないから腹が立つのです。

このことと同じく、自由すぎると人は決められないのです。
何かを指標にしなければ人は選ぶことすらできません。

なぜなら選択すると言うことは選択肢がなければ選択しようがないからです。

これは日常生活でも同じです。
例えば自分がイライラしている理由がわからない。
これはなんなんだと考えても、わからないとき余計にイライラしますよね。

この場合イライラの原因を探っても、選択肢が全くなくて選べもしない状態だからわからないのです。

まるで雲をつかむようにふわっとしていてつかんだと思ってもつかめていないような状態だと言えます。

そこで活躍するのが心理学です。

心理学は〇〇と言う状態は△△であると仮定し、あえて型にはめることで状況を理解しやすく選択肢が見えるようにするためのものなのです。

型にはめて考えることが相手の行動から心理を読み解く行動心理学につながっていたリするわけなので、一概に間違っているとは言えませんが、これはあくまで型にはめて考えやすくしたものだと言うこと。

十人十色と言う言葉があるように、人はそれぞれ個性があります。

10人中10人がかならず右上を見るとき嘘を考えているとは言えないのです。

現にプロの嘘つきは想像しながら嘘をつかない場合もあり、自分の記憶に定着するまで嘘のストーリーを頭に刷り込んでいるため右上なんか見ません。

まあ実際に実験したわけじゃないので断定することはできませんが、嘘を想像しながら話すから右上を見るのであって、もし仮に想像する必要がないほど台本が頭に入っているなら思い出すために左上を見るはず。

このように心理学は万能ではありません。

心を読むのではなく、全くわからない状態だと判断しづらいことからあえて型にはめて考えること。

それが心理学なのだと私は解釈しています。

ですから心理学で心を読もうと努力してもあなたは型にはめるマンとして人から嫌がられることでしょう。

あくまでも指標であり、基準にして考えるためのもの。
そう考えればきっと人間関係でも心強い力となってくれでしょう。

とはいえ何でも言うように私は学者でもなければ神でもありません。

分かったような気になっているただのその辺の人ですからこれが正しいことなのかはわかりません。

でももしあなたが確かにそうだなと納得できたなら参考にしてみていただければと思います。

それではまた。

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