ガンダム好きな人にはご理解いただけると思うのですが、ガンダムはただのロボットアニメではありません。
一見なんか人型のロボットが戦うアニメぐらいにしか思わないかもしれませんが、ちゃんと見てみるとロボットがカッコいいとかキャラがかわいいとかだけではなく、そこにはとてもためになる人間ドラマが描かれているのです。
今回はそんなガンダムを子どもに見せるべき理由についてお話したいと思います。
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ガンダムを子供に見せるべき3つの理由
1.話が深い
ガンダムは一見子ども向けアニメのように思えますが、実際は子どもが理解できるわけがないようなとても深いメッセージが込められた作品が数多く存在します。
例えば1番最初の「機動戦士ガンダム」は、地球連邦軍とジオン軍の戦いを描いた作品で、主人公のアムロは若くしてガンダムのパイロットとなって連邦軍のエースとなり活躍する物語となっています。
しかし、敵であるジオンが圧倒的悪であるわけではなく、ジオンにはジオンの言い分があり、連邦軍には連邦軍の言い分があり、どちらも譲れない正義を持ちそれが対立しているからこそぶつかり戦争となっているのです。
通常の子供向けアニメだと、悪の軍団は人間を滅ぼそうとする悪い奴らです。
それを倒す正義のヒーローみたいなのが一般的ですが、現実の世界にそんな完全悪なんてものはほとんどありません。
どちらも悪いところはあって、どちらにも良いところはありますよね。
普通のヒーローのような世界観だと、どうしても一方的な偏った考え方になりがちです。
ガンダムのように敵にも味方にも自らの信じる正義があり、正義を貫くために戦っているんだと言うことを理解する事は、大人になった時に思慮深い人間になるのではないでしょうか。
だらだらと話してしまいましたが、1つ目の理由は「複雑な話なので思慮深い人間になる」と言う点です。
2.ガンプラをつくることで創造性が豊かに育つ
ガンダムには大体プラモデルがあります。
プラモは、画像のようにとても細かいパーツを組み合わせて作るものです。
これにより想像力が養われ、構成力が高まります。
物にもよりますが、ガンプラは2~3時間から2~3週間かけて作るものまで予算や能力に合わせて作ることができるので、パズル感覚でさせるにはいいのではないかと思います。
パズルは一枚の絵で終わってしまいますが、ガンプラはフィギアとして飾ることができ動かすこともできるので、作ったあとも楽しめます。
ただデメリットとしては、子どもには難しい物が多いのでお父さんかお兄ちゃんなどが手伝わなければできないかもしれませんのでご注意ください。
それとプラモデルなので優しく扱わないとすぐ壊れるのも難点です。
お父さんとはなかなか遊んだりコミュニケーションを取る時間が少なくなりがちですが、ガンプラを一緒に作ったりガンダムを一緒に観て楽しむことができ、コミュニケーションツールとしても最適なので、子どもにあまり構ってあげれていないと言うお父さん方はガンプラを一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
3.年上とのコミュニケーションが取りやすい
ガンダムは今の中年から子どもまで幅広い世代に親しまれている作品です。
私ですら30~40代の方とガンダムの話で盛り上がることがあるぐらいですから、今の子どもたちが大人になったときも、私がおっさんで青年たちとガンダム談議ができると思われます。
最近のガンダムは若干迷走気味ではありますが、それでもまだ人気のあるコンテンツでカッコいいロボットに興味が惹かれない男の子はいないといっても過言ではありません。
子どもの内からガンダムに触れておくことで、青年になってから年上の大人の方とも話せるキッカケとなる可能性があるためコミュニケーションが取りやすく、社会になじむためのものとなり得るのではないかと思います。
実際私はガンダムとFF(ファイナルファンタジー)ドラクエなどの話で30~40代とも話すキッカケを作ることができました。
必須ではありませんが、あって損しない知識であると言ってもいいのではないでしょうか。
おわりに
以上がガンダムを子どもに見せるべき理由でした。
これはあくまでも私の個人的な意見ですから必ずした方が良いとは言いません。
あまりにハマりすぎるとお金もかかりますし、作品数が多すぎて全部観ようと思えばとんでもない時間を要することになってしまいます。
それで勉強がおろそかになってしまうといけないので、ほどほどにしておくと良いと思います。
特にお父さん方はお子さんとのコミュニケーションにうってつけの話題であると思いますのでオススメです。
まずは2016年秋に「鉄血のオルフェンズ」の第2期が放送されることが決まったので、テレビ放送を見てみると良いのではないかと思います。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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