人間には喜怒哀楽といった感情が備わっているもの。
ムカつくときもあれば楽しいときもあり、悲しいこともあれば嬉しいこともある。
人生山あり谷ありで、良いことばかりではありませんが悪いことばかりでもありません。
しかし、怒りなどの負の感情はときに大きな失敗を招いてしまうことがあります。
ついカッとなって奥さんに手を上げてしまったことが原因で離婚することになったり、ついイライラしてて八つ当たりをしてしまうなど、怒りは物事を冷静に考えることができなくなってしまいますよね。
そんな怒りですが、様々な言葉が残されています。
今回は怒りをテーマにした名言を集めてみたのでご覧ください。
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怒りの名言
怒ると、その相手よりも自分を傷つけてしまうものよ。
オプラ・ウィンフリー
ついカッとなってしまったとき、後からやっちまったと後悔することってありますよね。
まさしくそれこそ「怒るとその相手よりも自分を傷つけてしまうもの」だと言うこと。
イライラして周りに当たり散らせば散らすほど、自分で自分を傷つけることになるのでできるだけ怒りをまき散らさないように対策しましょう。
怒っても殺せないときは、笑えば殺すことができる
フリードリヒ・ニーチェ
怒られるよりも逆に変に優しくされる方が怖いことってありますよね。
ただ怒りをぶつけても相手には響かないことがあります。
人に対して怒ると言うことは、裏を返せば関心があることの現れ。
しかし、怒るところを怒らずに笑っているともう関心がないのかもしれないと怖くなってしまうのです。
人間関心を持たれないことは辛いものです。
ですから起こっても殺せないときは、笑えば殺すことができるとニーチェは言ったのだと思います。
理性は公平な判断を下すことを望むが、怒りは下した判断が公平に見えることを望む
セネカ
例えば泥棒がいたとします。
泥棒が冷静であれば素直に謝り罰を下されるのを待つでしょう。
一方冷静でない泥棒は自分は泥棒をしなければならない理由があったのだと言い罪を逃れようとするでしょう。
これは日常生活でも多くあります。
いじめをする人はいじめられる方に問題があると言い、いじめられる方は自分「にも」問題があると言います。
どちらが悪いと言うわけではありませんが、その判断は公平なのかそれとも公平に見えるだけなのかどちらなのでしょうね。
恋と同じで憎悪も人を信じやすくさせる
ルソー
恋は盲目、怒りも盲目。
結婚詐欺が未だに横行しているように、恋愛は人を信じやすくさせやすくなるものです。
悪いことだとはわかっていてもやめることのできない不倫のように、ズルズルと相手の甘い言葉に騙され愛人関係を続けてしまうのです。
それと同じで怒りも人を信用させやすくなるもの。
ストライキや一向一揆など、政府や雇い主に対して怒りの抗議をすることってありますよね。
あれはどちらが悪いのかはわかりませんが、怒りも時として人を動かせる力があると言うことがわかります。
ですから恋と怒りで甘い言葉や上手い話を持ってくる人はあまり信用しない方が無難です。
本当に信用たり得る者かもしれませんが、それはあなたを巻き込むための戯言なのかもしれませんから。
人は軽蔑されたと感じたときに最もよく怒る。だから自信のあるものはあまり怒らない
三木清
よく怒る人は自信がない。
これは一理ありますね。
人は自分で弱点と思っていることを刺激されると拒否反応として怒りをあらわにします。
例えば母親に「あの番組録画しといて」なんて言うとめっちゃ怒りますよね。
あれってちゃんとできるか自信がなくて、もしできなかったら怒られるんじゃないか、できなかったら使えないババアだと言われて軽蔑されるかもしれないと思って怒るのです。
最初から怒らないからなどと言えばいいのかもしれませんね。
おわりに
さて、以上5つの名言いかがでしたか?
あまり長くなりすぎても面倒くさいですし読むのも面倒くさいかなと思うので、ひとまずここで終わりにしたいと思います。
また次は喜怒哀楽の内のいずれかから紹介しようかなと思いますのでよければまたどうぞ。
怒りに関しては次回以降にすると思いますが、好評だったら続けて第二弾を紹介します。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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