最近はネットで何でも評価を付けることができる世の中です。
例えば食べログやAmazonなどが有名ですよね。
ユーザーが実際に買ったものや食べたお店を評価して、口コミを目で見えるようにしたものがこの評価のシステムとなっています。
口コミは本来親しい人などからのうわさだけだったものが、こうして不特定多数の人の評判を目で見えるようにしたことで、ユーザーにとってはとても安心してお買い物やお食事をすることができます。
そのためとても便利で役立つシステムだと言えるのですが、これは何もメリットばかりではありません。
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例えば私もそうですが、評価される側としては評価が高ければいいですが、万が一悪い評価を付けられてしまった場合にかなり影響が出てしまいます。
評価と言うものは、あくまでその人の意見や感想であり、それが全てではないものなのですが、たった1人の方に非常に悪い評価を付けられてしまうととたんに印象が悪くなってしまいます。
これが今までのように口コミだけなら拡散力もその人の周りだけで済まされていたものが、目で確認することができるようになったことで非常に大きな拡散性を生み出してしまっています。
これがまっとうな意見なら良いとは思いますが、中には悪意を持って低評価を付ける方もいます。
Amazonのレビューなどにはこのようなステマも多く、ネットの情報に疎い人はまるでそれが生の意見だと勘違いしてしまい、本来良いものを逆に自ら逃してしまうことになってしまうこともあると思います。
人の心理として得することは嬉しく思いますが、損をすることは嫌います。
例えばAと言うスーパーで牛乳を買ったら200円だったのに、Bと言うスーパーに行ったら同じ牛乳が100円だったとしたら損した気分になりますよね。
本来200円のものなんですから本当は別に損なんかしていないはずなのに。損した気分になってしまうのです。
この心理と同じで、別に評価なんか見れなければ良いと思えたものも、下手に評価が視認化されたことによって評価が低いものを買うのはなんだか損した気分になってしまうのです。
もちろん値段との兼ね合いなどもあると思いますので一概にそうとは言い切れませんが、同じ500円を出すのならできるだけ良い物を買いたいと思うのが人間です。
本来別に損していないはずなのに、低評価がついているだけで損した気分になってしまうのです。
これは私のように評価される側はもちろん、ユーザー側にとっても実はデメリットでもあります。
別に評価が付けられることや見えることが悪いと言うわけではありませんが、評価に惑わされて本当に良いものや、自分にとって良いものがわからなくなってしまうとすればそれは問題だと思います。
結局は自分の気持ちや考えの問題なのですが、こういったデメリットがあると言うことも忘れずに頭の片隅に置いといていただければと思います。
それではまた。
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