先日やりすぎ都市伝説という番組が4時間ぐらいスペシャルでやってて、信じるか信じないかは置いといていつも面白おかしく観ているのですが、その中で野菜についての都市伝説がありました。
今の野菜って多少の規格外野菜はあれど、ほとんどが綺麗な形の野菜がスーパーなどで売られていますよね?
あれは野菜が綺麗に育つように品種改良された種を買って育てているからなのだと言われています。
私は身近に農家がいないのでわかりませんが、野菜の種は一回きりって聞いたことがあって、単純に種なしすいかとかみたいに種ができない品種になっているのかななんて思っていたのですが、どうやら品種改良された種は綺麗に育つ遺伝子とあまり綺麗ではない遺伝子が組み合わさっていて、そういった遺伝子を持つ種から育った作物はほぼ必ず綺麗に育つようになっているのだそうです。
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これをメンデルの法則といって、これはあくまで1世代だけのもので2世代目、つまり人間でいう孫の世代からは綺麗なものだけでなくいびつなものが育つ可能性が出てくるんだそう。
そのため、作物の種はほとんどこの一世代のみで種まきから収穫までするような形となっていて、そのおかげでいつでも綺麗に育った野菜を買うことができているのだとか。
人間も隔世遺伝といって、親からではなく祖父母の遺伝子を孫が強く受け継ぐことがあったりしますよね。
これ自体は特に悪いことではないのですが、上記のようにあえて良い形のものと良くない形のものを掛け合わせて種を作ることで綺麗な形の野菜ができるような種を作るとなると結構な手間がかかります。
というのも、良いものの中にも雄と雌があって、良いものだけを育てている畑で放っておくと勝手に良いもの同士で受粉してしまいます。
なので手作業で雄蕊を取って、良いもの同士で受粉しないようにしなければなりません。
そして、あまり良くない形のものから受粉させて掛け合わせる必要があります。
これだととても手間がかかってかなりの人件費などコストがかかってしまいます。
ですが、ある時突然変異で雄蕊がない、機能しないものが生まれました。
それを雄性不稔と言い、この雄性不稔ならわざわざ雄蕊を摘み取る作業をしなくても済むことからこういった種を品種配合して作る会社は雄性不稔のものをまずは作って種を作るようにしたのだそう。
全てがそうなっているわけではないようですが、今もすでに多くの作物がこの雄性不稔のものになってきているのだとか。
便利で形のいい作物が育つのですから消費者も生産者もどちらにもメリットがあって良いと思います。
しかし、この雄性不稔が果たして本当に体に良い物なのかという疑問もあります。
その疑問をさらに強めることとなるのが、アメリカで2007年養蜂場からミツバチが突然消えるというニュースがあり、未だに原因は特定されていないとのことなのですが、このミツバチが分布していた範囲にこの雄性不稔の作物が育てられている畑があったのだそうです。
ミツバチは花から蜜や花粉を取って、それを餌に暮らしているわけですが雄性不稔の作物からとった蜜を食べて育った雄バチは雄性不稔と同じく雄としての機能が低下、もしくは機能しなくなり繁殖することができずに滅びたのではないかという説があるのだそうです。
ややこしいのでまとめますと、今ある作物は品種改良された種から育てて収穫しているものが多く、その作物には雄性不稔の雄蕊や花粉が正常に機能しない品種のものを使って品種改良しやすいようにしてある。
そんな雄性不稔の植物が育てられている地域を行動していたミツバチが突然いなくなり、一説によるとこのミツバチが居なくなった原因は雄性不稔の植物から得た花粉や蜜を食べて育った雄バチの雄としての機能が低下して繁殖することができなかったからなのではないかという説があると言うことです。
もし仮にミツバチが雄性不稔の植物から得た栄養が原因で雄としての機能が失われていったのなら人間はどうなのでしょうか?
草食系男子やオネエ系の男子、あまり恋愛に積極的ではない男性や性に関心が薄い男性が増えていると日本では囁かれていますが、もしかしたらこれも雄性不稔の野菜を食べて育ってきた影響だからなのかもしれません。
そして、これは野菜だけではなく植物から作られているものにも言えることなので、これからもどんどん雄性不稔の植物が使われている食料は増えていき、どんどん人間の男性としての機能は低下していくのかもしれません。
というお話でした。
あくまで都市伝説、推測にすぎないことでこれが正しいのかどうかはわからないものです。
ただ他の都市伝説ともつながりがあるのであながち単なる嘘やまがい事ではないかもしれないので、もしかしたら大きな流れというものがあってその流れの1つとしてこれもあるよってぐらいのものなのかなあなんて思ったりします。
いずれにせよ私たち庶民は仮に雄性不稔がヤバいってわかったとしてももう手遅れな可能性もありますし、すでに市場に出回っているので今さら騒いだって仕方がないことなのかもしれませんね。
なにはともあれ嘘でも物事をいろんな角度から考えていろんな見方があるんだなと知れるのは面白いと思いますので、みなさんもよければ都市伝説調べてみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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