メンタルが強い人って、どんなときも弱音を吐かず前向きで愚痴や文句を一切言わずにプラスに捉えるような人のことをイメージしますよね?
マンガのキャラクターで言ったらドラゴンボールの悟空とか、ワンピースのルフィなどのような人物を思い浮かべると思います。
しかし現実的にそんな人はいません。
いやでも、本当に愚痴とか文句を言っているところを見たことない人いるよ!
確かに本当に愚痴を一切言わない人もいると思います。
ただ、愚痴などは言わなくてもわがままを言ったり、他人を考慮してなかったりするところがあるかもしれません。
何が言いたいのかというと、
メンタルが強い人ってマイナスなエネルギーの消費が上手な人のことなんですよね。
マイナスなエネルギーの消費が上手ってどういうこと?って思われるかと思いますので、ここからもう少し具体的にお話していきたいと思います。
メンタルが強い人ってどんな人?
メンタルが強い人とはどんな人のことを言うのでしょうか。
- 芯が強くブレない人
- 自分をしっかり持ってる人
- 自信を持って堂々としてる人
人それぞれいろんなイメージがあると思います。
逆にメンタルが弱い人のイメージはというと
- 周りを気にしてばかりいる
- 遠慮しがちで人に流されがち
- 自信がなくミスに怯えている
周りの目をうかがって、自分を抑えて素の自分を出せない人。
自分に自信がなく間違っているんじゃないかと常に不安を抱えている人。
こういった人はメンタルが弱いと言えるのではないでしょうか。
これらに共通しているのは、周りを気にしてるか気にしてないかという部分なのかなと思います。
つまり、メンタルが強い人というのはあまり周りを気にしない人のこと。
- 愚痴を言わない
- 不満をもらさない
- いつでも明るく前向き
こんなイメージのあるメンタルが強い人ですが、必ずしも愚痴を言わないわけではなく不満や不安を漏らすことだってあるのです。
実はメンタルが強い人ほど愚痴を言う
これだけ聞くとちょっと誤解が生まれるかもしれませんのでもう少し具体的に言うと、メンタルが強い人ってなんでも思ったことは口にする傾向があります。
愚痴や弱音を吐くのもそうですし、楽しいことも嬉しいこともなんでも口にします。
良くも悪くもあまり周りを気にしないのです。
人間どんなことでもある程度我慢をすることができますが、我慢にも限界がありますよね?
不満を溜めるのはコップに水を注ぐようなもの
我慢は例えるならコップに水を入れるようなこと。
コップには一定量の水が入りますがある一定を超えると溢れてしまいます。
我慢もこれと同じで一定量はいけるけど、それを超えてしまうと一気に溢れてしまうのです。
いくらメンタルが強い人であるとはいえ人間である以上我慢の限界はあるもの。
人により許容量に差はありますが、コップとバケツのように極端な差ではありません。
ではメンタルが強い人はどうするのかと言うと、定期的に自らこぼすのです。
愚痴をこぼすのと水をこぼすのと
それが愚痴であり弱音であり、感情をこぼしているのです。
メンタルが弱い人ほどこれができていません。
- 自分はダメだから何もできない
- 自分はバカだから何もわからない
と自分に責任を感じ溜め込むのです。
メンタルの強さって自分のことを棚に上げて考えられることでもあるんですね。
人としてはどうかと思うけど、他人から注意をされても全く言うことを聞かず自分を一切曲げない人ってたまにいるんですが、そういう人ってすごいメンタルが強いです。
だって人からあれこれ言われたり嫌われたりしても全然気にしないのですから。
良くも悪くも強い人は芯がある
人の注意を一切聴かない人は悪い例ではありますが、注意を受けることがあるかないかという違いはあれど、どちらも周りに左右されない芯の強さがあると思います。
一般的には愚痴を言うことは良くないとされます。
しかし、本当に良くないのは「自分の弱さをさらけ出すことができないこと」「弱さを見せられる場所がないこと」なのではないでしょうか。
メンタルが強い人の周りにはそのような環境が整っているはずです。
キツイときにはキツイと言えること。
助けてほしいときに助けてと言えること。
本当の自分でいられる居場所や、本当の自分を大切にすることがメンタルの強さにつながっているのではないかと思います。
6~7年前ぐらいに流行った心理学の本で、「嫌われる勇気」というタイトルの本があります。
当時読んだ人も多いとは思いますが、現代人特に日本人の方には参考になるところが多い本だと思いますので、興味がありましたらぜひ読んでみてください。
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