こんばんは、みなさんお掃除はお好きですか?
私は仕事で掃除するのは嫌いではないのですが、どうも家の掃除はあまりやる気が起きずほとんどしませんが、職場では暇があれば掃除をしていました。
面倒くさいとは思いますが、掃除をした後に、なんとなく気分が良くなるように感じることがあり、以前読んだ本に書いてあった心理現象が、もしかしたら掃除後の気分の良さと関連性があるのかもしれないと思ったので、今回は掃除をテーマにお話していきたいと思います。
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窓割れ理論(ブロークンウィンドウ現象)
とある治安の悪い地域がありました。
その地域を少しでも良くするため、どうしたらいいのか考えた市長はまずは地域のゴミや壊れた車などを撤去することにしました。
まるで某漫画の世紀末状態だった町を、綺麗に掃除をしていき、廃墟になっていた建物の割れた窓ガラスなども直し、ついに世紀末だった町はぱっと見綺麗な街並みへとなりました。
すると世紀末な治安の悪さだった町の犯罪数が一気に減り、治安が改善されました。
このような話が実際にあり、生活する環境と治安、言い換えると荒れた環境で生活すると心も荒んでくることがわかりました。
この事を割れた窓ガラスからちなんで、「ブロークンウィンドウ現象」と呼ばれています。
このことを心理的な流れと合わせて説明すると、最初は些細なことから始まります。
例えば、道の落書きなど軽いいたずらのような事から始まり、それを放置することによって、この地域は注意をする人が居ないと思われます。
それからゴミのポイ捨てや万引きなど軽犯罪が起こるようになります。
だんだんこのような状態が続いていくと、住民のモラルが低下し地域を良くしようという気持ちがなくなり、困っている人を見かけても関心を持たなくなりより治安が悪くなっていきます。負のスパイラルに陥り、治安の悪化に拍車をかけていき世紀末の始まりです。
このように小さないたずらやゴミでも放置せず、掃除をすることが治安の維持につながります。
なぜ、このような小さな汚れが大きな汚れへとなっていくのか。
心理学的に言うと、人は自分ひとりだけだとあまり大きな動きを見せませんが、誰か他にも同じようなことをしている人が居たり自分ひとりではないと思うと気が大きくなります。
この時の場合、小さな汚れやチリなどを放っておくと少しぐらい汚れが増えても大して変わりはないと考えます。
それが続いていくと、ゴミが散乱します。
しかし、これだけ汚れていてはチリ紙一つぐらい追加してもほとんど変わりないと思い、ずるずる汚れを増やしていきます。
これと同じように、町が汚れてくると自分が空き缶一つ捨てたぐらいで大して変わりはありませんし、みんなもしていることだからと考えるようになってしまいます。
私はこの「ブロークンウィンドウ現象」と普段の生活とをこじつけ、掃除をした時の気分の良さにつながっていると考えます。
日本の町でも同じく、治安のいい土地はゴミや放置車両などが見当たりませんが、某地区を筆頭に治安の悪いとされる土地は見た目も荒れています。
そういった土地ももともとはそんなに荒れていたわけではないのかもしれませんね。
実際某夢の国は恐らくこの「ブロークンウィンドウ現象」を取り入れ、徹底的に園内を綺麗に保ち、そのおかげかとても利用客のマナーがいいらしいです。
私が某夢の国に訪れたのは、とても小さいころに行ったきりで、ほとんど覚えていないのですが、確かにすごくマナーがいいイメージがあります。
このように「ブロークンウィンドウ現象」を取り入れている地域、ビジネス、その他の施設などにも採用されています。
みなさんの地域はどうでしょうか?
私の住む沖縄では、比較的治安はいいですが、落書きはほとんどの地域に放置されていますし、ポイ捨ても一部の地域ではひどいです。
ポイ捨ての多い地区は、悪いとまでは言えませんが良くはありません。 その地区の近くでケンカや恐喝、ひったくりなどの被害が出ています。 この理論で言うなら、その他の地域もいつ治安が悪くなってもおかしくないと言えるでしょう。
先日ネットの記事で見かけた情報によると、東京の近くの某県などの治安が非常に悪くなっているそうですね。
これが現実なのか私は直接見たわけでもありませんし、聴いたわけでもないので定かではありませんが某国の人による犯罪が多いらしく、これをテレビや新聞でまったく報じられていません。
メディアは前から都合のいいことしか放送しないのは存じていましたが、このような事件も報道されないということはメディア側に都合が悪いのでしょう。
あまり大きな声では言えませんが、みなさんも報道を鵜呑みにしたり、それ以外にも知らないだけでいろんなことが起きているのかもしれません。
それでは今回はここまでです。
また次回お待ちください。
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