友人や家族、恋人など親しい人を誘うときはお互いに気心が知れているためあまり気にしない人が多いと思いますが、人を誘うときに気を付けていないとお互いに嫌な気持ちになることがあります。
恐らく誰もが経験したことのあると思うのですが、人から誘われたときに面倒くさいなと思ってしまう誘い方があります。
その誘い方とは「明日ヒマ？」です。
みなさんも１度は経験したことがあるであろう「明日ヒマ？」と言う誘われ方。
正直ヒマは作るものですからヒマにしようと思えばいくらでもできます。
しかし、その要件が本当にヒマを作るに値するかどうかはこちらが決めることです。
明日ヒマ？ではその要件に価値があるのかどうかを判断することができません。
誘われた方はヒマかもしれませんが、場合によっては別の用事に時間を当てたいかもしれません。
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かと言って、無下に断るのも気が引けます。
変にこじれては後々面倒くさいですよね。
仮に「明日ヒマ？」と聞かれて「何があるの？」と聞き返したとします。
その内容が気乗りせず断るとしてもその内容だから断るのかと思われるかもしれません。
断られた方もそうなるとあまりいい気はしません。
どちらにとってもあまり気持ちの良い終わり方にはなりませんよね。
そのため、明日ヒマ？と言う誘い方は最も下手な誘い方であると言えます。
では逆に上手な誘い方とはどんなことだと思いますか？
まず誘う方からすると何を目的としているのかが重要です。
ヒマかどうかを知りたいのなら明日ヒマ？でもいいです。
しかし、ヒマかどうかではなく、ヒマだったら食事に行きたいとか映画に行きたいなど目的があるはずです。
それならヒマかどうかと言うよりも、食事に行きたいか行きたくないかが問題なのです。
人を誘うときはまずその目的をハッキリと伝えましょう。
明日〇〇ってお店に食事に行かない？とか、明日〇〇って映画見に行かない？など何をするのかを明確に提示する必要があり、これができていないのは不親切だと言えます。
まずはこの１点。
次に誰と行くのかも重要です。
例えばまだそんなに親しくない人だとすれば、どんなメンバーなのかもとても重要なことです。
いきなりそんなに親しくない人から２人で食事に行かない？などと言われても、ちょっと身構えてしまいますし、メンバーによっても行きたいかどうかは左右される要素です。
あまり得意ではない人もいるなら正直無理に時間を作ってまで行きたいとは思えませんよね。
そのため誰と行くのかも明確に提示するとより相手にとって親切であると言えるでしょう。
そして当然ながらいつなのかも重要です。
いきなり明日とか言われても困ります。
明日無理と気兼ねなく断れる仲であれば急な誘いでも問題ないですが、そんなに親しくない人にいきなり明日ヒマ？と言われても戸惑いますよね。
ですから本当に来てほしいと考えるなら最低でも１週間前、およそ２週間前ぐらいに誘うように敷いた方が相手にとって親切であると言えるでしょう。
ここまではあくまでマナーとしての誘い方をお話してきましたが、最後に１つテクニックを紹介します。
誘い方が下手くそな人は、明日ヒマ？などからもわかるように、行くか行かないかの２択です。
別に来ても来なくてもどちらでもいいのならそれでも構いません。
しかし誘うからには来てほしいと考えているのですよね？
それなら行くか行かないかでは行かない可能性が半分もあります。
もし来てほしいと思うのなら、行くか行かないかと言う誘い方ではなく、どれがいいかを選ばせると良いと言われています。
例えば映画に行きたいとします。
映画に行かない？だと行くか行かないかの２択となっていますよね。
それでは半々で断られる可能性も高くなります。
なので、まずは映画に行くか行かないかではなく、「スパイダーマン」か「タイタニック」どっちがいい？などと、観る映画を選択させるようにすればいいのです。
このように誘えば来てくれる可能性が高まります。
映画に行かない？だとなんの映画を観るのかわかりませんよね。
わからないと不安感が残り誘いを断る可能性が上がります。
そのため、まずはなんの映画を観るのかを提示することで不安感を拭いさることができます。
行くか行かないかの前に、何をするのかを提示すると相手にもわかりやすく親切な誘い方となります。
以上のことに気を付けて誘えばお互いに変に気を使うことなく、仮に断られたとしてもお互いに後腐れもすることなく話を終えることができるでしょう。
誘い方１つであなたの印象も変わります。
最初のような明日ヒマ？みたいな誘い方しかできない人は、人からちょっと面倒くさい人だと思われる可能性が高いのでぜひ参考にして不親切な誘い方を止めるようにしてみてください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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