ベビーカー引きずりで感じた人の冷たさ

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子ども
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昨日ニュースで東京メトロ(地下鉄)のベビーカー引きずり事件。
幸いけがなどはなかったようですが、この件で人の冷たさの一旦を垣間見たように思います。

前々から思っていたのですが、日本は子育てがしやすい方とは言うものの、それは恐らく地方に限るのではないでしょうか。

今回の件もそうですが、これ以外にも保育園の近所に住む人が「うるさい」とクレームを出したり、公園で遊ぶ子どもに「静かにしろ」「公園で遊ぶな」などと怒鳴る人がいたりします。

子どもがうるさいのはわかります。
私も住まいの近くに保育園がありますし、その隣には児童館があります。

私が夜働いていたころは子どもがわーきゃー遊ぶ声で寝つきが良くないこともありました。

しかし怒るほどのことではありませんよね?
私は子どもが好きではありませんが、だからと言ってウザいとか邪魔などと思うことはありません。

都会の人は冷たいとよく言われますが、確かにこれでは冷たいと言われても仕方ありません。

ベビーカーの件は、まだ新人だったと言われているのでマニュアルと倫理観とのバランスが取れていなかったのかもしれません。

一方的に責め立てることはできませんが、そもそも子どもに対して冷たい世の中だから判断を誤ってしまったとも言えるのではないでしょうか。

ネットやテレビでの知識しかありませんが、電車やバスで子どもが泣き出すと怒る人いますよね。それに電車やバスが遅れると怒る人もいますよね。

そのような過剰なプレッシャーが人の判断を鈍らせてしまうこともあるのではないでしょうか。

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日本だけかわかりませんが、お金を払う人が偉いと言う風潮がありますよね。

お客様は神さま的な考えなどです。
そして会社などでもそうです。
雇う側が偉くて雇われる側は下に見られます。

本来はどちらも対等なのにです。

お客さんは、お金を対価としてサービスを受けることができます。
電車は自分で動かせませんし、個人でやろうとすると半端じゃないお金がかかります。

利用者はお金を払って乗せてもらい、電車会社はお金をもらう代わりに運転します。

会社も雇う側がお金を払って働いてもらっていて、雇われる側はお金をいただく代わりに働きます。

どちらもいなければ成立しません。 にもかかわらず世間ではお金を払う側が偉いような風潮があります。

そのためこのような冷たい事件が起こるのではないでしょうか。

今回で言えば乗せてもらっている立場なのに急げ急げと急かすような風潮と、子どもに対して冷たい世の中だからそこ起こったと言えると思います。

時間に対してシビアで真面目なのはいいかもしれませんが、時間におおらかな地域ならこのようなことがあれば迷わず止めるでしょう。

子どもに対して暖かい地域なら乗車客が力を貸して止めるよう促したり挟まったベビーカーを協力して取り出したりするのではないでしょうか。

都会は人が多いのになぜ誰も動かないのでしょうか。
地方が偉いと言うわけではありませんが、地方同じことがあったとしたらみんなで助けるのではないでしょか。

あっちだったらとかこっちならとか言っても仕方のないことですが、都会の人がいかに冷たいかを現した事件だったかを露呈したニュースだったと私は思います。

もちろん都会の人全員がそうであるとは思いません。 助けようとした人もいたかもしれませんし、胸を痛めた人もいると思います。

むしろそんな人の方が多いのかもしれませんが、都会はマニュアルとか規則、ルールばかりに捕らわれて融通利かない人が多い印象があるのも事実です。

私の住む沖縄は逆にゆるゆるでうちなータイムと言って、待ち合わせや約束の時間に必ず遅れると言うだらしない特徴がありますが、その分人に対しても寛大で急かさずゆとりある人が多くいます。

そして子どもに対しても優しいのが当たり前です。
電車に子ども連れで乗れば、知らないおばーとか学生とか老若男女問わずニコニコあやすものです。

まあ時間に遅れるのが当たり前なのは考えものですが、少し余裕を持つといいのではないでしょうか。

これではいくら平和でも怖いです。
私は平和で優しい世界を望みます。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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