関東や東北など一部の地域で今年はものすごい大雪になっていて、先々週ぐらいには新潟の方で電車が止まって多くの乗客が電車内で1夜を過ごすことになったとニュースでやっていましたよね。
それもあってなのか、昨日22日から23日にかけて関東や東北などの一部の地域では国土交通省から「大雪に対する緊急発表」を行いました。
車の立往生などが発生する恐れがあるとして、大雪や積雪が予想される地域は、不要不急の外出は控えるとともに、やむをえず車を運転する場合は、冬用タイヤやチェーンを装着することなどを呼びかけていると報道されています。
このことで今ツイッターで話題となっているツイートがあって、大雪や積雪が予想される地域は不要不急の外出は控えるよう政府からお達しがある状況で企業がどう対応するのかでその企業の体勢や懐の深さがわかる。
というような内容のツイートが話題となっています。
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大雪は私にはよくわかりませんが、沖縄では雪がないかわりに台風がよく来ます。
台風で政府からこういった注意が発表されることはほとんどありませんが、暴風域に入った場合は一部の企業や業種以外は基本的に休みになるのが一般的です。
台風の場合はこんな感じなのですが大雪の場合はあまりこういったことはないのでしょうか?
件のツイートではこんな状況で政府からもできるだけ外出を控えるようにと言われている中出社を命じる企業や面接を予定通り行い来させるような企業はどうなの?っていうような言い分だったのですが、これに関しては恐らく多くの方が納得の意見だと思います。
普通の雪とは違いますからね。
ですが、中にはこのような状況でもやらなければならない仕事もあります。
警察や消防、病院などが雪だからやりませんってなったら大変です。
しかしそれは利益が出るからやるわけではありません。
生活や命に係わることだからやらなければならないことで、決して納期がどうこうとか利益がどうこうあるからではありませんね。
件のツイートではそういうことを言っているのだと私は思いました。
つまり、こういう危険な時に出勤を命じたり面接を行う企業は、従業員や社員を大事に扱っていないと言いたいのだと思います。
警備会社など一部はこのような状況でも働かないといけない場合もあると思いますが、例えばおもちゃ屋さんやゲームメーカーなどがこの日1日休んだだけで人が死ぬことや個人の財産が失われる危険があるとか、そういうことはないですよね。
ポイントなのはただの雪じゃないってことです。
その日出勤することでケガや事故、命の危険があると考えられる雪なのです。
なんと言いますか、その仕事に命を賭すほどの大義があるのかってところがあると思うんです。
納期がどうこうとか利益がどうこうではなく、この日たった1日も休めないような一刻の猶予を争うような、人命が関わることとか本当に急務なのかが問題なのだと思います。
それが急務ですというのなら良いと思いますが、本当に急務ではないことやそう思えないことならその企業を見限るポイントになり得るところなのかと思います。
人が働くのはいろんな理由がありますが、やっぱり1番大きいのは生活のためですよね。
ブラック企業なんかもそうなんですが、生活のために働いているのに体を壊したり死ぬまで追い込まれながら働くのはちょっと違うと思うんですよ。
あくまで生きるために働いているのであって、死ぬために働いているわけではないのではないでしょうか。
死ぬと言うと大げさかもしれませんが、事故やケガなどのリスクが高くなるのですからそんな日に出勤を命ずるのはおかしいですし、そこまでしてなんのために働いているのかわからなくなってきてしまいます。
働き方改革とかしている中で段々と変わってきているところではあると思いますが、働き方以前に働く人に対する考え方も変えていかないといけないのかもしれません。
企業あっての労働者である反面、労働者あっての企業でもあるのでこれまでの不景気、氷河期、リーマンショックの影響から企業優位だった状況から、今は売り手市場と言われていて労働者の価値が上がってきているからこそ企業側の考え方も変えていかないとどんどん社員が離れいつかなくなってしまうかもしれませんので変えるべきところは変えていった方がいいのかなと思います。
偉そうにお話しましたが、人にはそれぞれいろんな考え方があって自分が正しいと思うことが自分にとっては正しいことだと思いますので自分なりにやっていければ良いんじゃないかなと思います。
それではまた。
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