休みの日にたくさん寝てしまった事を後悔したり、電車での移動中や休憩中でも何かをする人などは、無駄な時間を減らそうと考える人が少なくありません。
確かに移動中や休憩中などにも勉強したり何かに時間を使う事も効率が良くていい事です。
たくさん寝すぎてしまった時も勿体ないと感じる気持ちもわかります。
しかし、時間を無駄にしたと考えるのは少しお待ちください。
時間を無駄にするのも、それが有意義な時間になるのも、あなたの考え方次第でどちらにもなり得るのです。
今回は時間を無駄にしないための方法と共に、そもそも時間を無駄にすると言う事は無いと言うお話です。
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時間の無駄
時間の無駄と聞くとどのような事を思い浮かべますか?
例えば、何時間もボーっとする。
効率が悪い事をする。
必要以上に寝るなどいくつかあると思います。
あなたが思う時間の無駄は、本当に無駄なのでしょうか。
何時間もボーっとする事は、とても贅沢な時間の使い方とも考えられます。
いつも時間に追われ、分刻みのスケジュールの方からすると、何もせずにただボーっと過ごす事は考えられない事かもしれませんが、見方を変えれば単純にそれをしたくないと思っているだけではありませんか?
効率が悪い事をするのも、効率がいい方法を知っている人からすれば効率の悪いやり方を見るとイライラするのはわかります。
初心者からすると、その効率が悪い行動をしながらも、少しずつ成長する事に喜びを感じるとも言えるのではないでしょうか。
つまり、時間の無駄と言うのは、上から目線の意見だと言えます。
時間を無駄にしていると思う事の中には、無駄だと思っている部分にこそ喜びがある事もあります。
例えば、料理で効率の悪いやり方をしているのを時間の無駄だと考えるとします。
なれている人やプロの料理人ならそう思っても仕方ないのかもしれませんが、素人や趣味でやっている人からすると、その一見無駄のように見える事に価値を見出している事もあります。
カップルで料理を楽しんでいる人には、効率が悪くても一緒に何かを作る時間や行為自体に価値があるのかもしれません。
一人で料理をする人でも、料理をしている時間が好きなのかもしれません。
たくさん作る事や、おいしさを重視する人には悪く思える事も、その時間を重視する人にとっては、効率を良くする事が最善ではないのです。
時間に無駄はない
そのように考えると、時間の無駄と言う事は、あくまで「自分の中では」と言う言葉を付けなければ誤解を招く事になります。
あなたの中では無駄でも、別の人にはそれこそが重要な事かもしれません。
反対に、他人からすれば無駄だと思える時間も、あなたにとってはとても有意義な時間かもしれません。
これが顕著に表れるのが、「趣味」です。
あなたの趣味がゴルフだとします。
一方友人の趣味はダーツだとします。
どちらもしない人からすれば、ゴルフにかける時間もダーツにかける時間も、むしろそれにかけるお金すらも無駄です。
しかし、それらが好きな人からすれば、ゴルフをする事やダーツをする事がストレス解消になり、それらをする事で人とのつながりを得ていると言う事もあります。
ゴルフやダーツは一般的な趣味だと言えるので理解もあるでしょう。
これがパチンコやスロットなどのギャンブル、もしくはニコニコ動画やユーチューブなどの動画配信が趣味だと言うといかがでしょう。
理解できない人も多いのではないでしょうか。
理解できない人にとっては、それこそ時間の無駄だと思うでしょう。
しかし、見方を変えれば、それらには何らかの魅力があり、その魅力はそれが好きな人にとっては、とてもかけがえのないものかもしれません。
一概に無駄だと決めつける事はできないのです。
つまり、時間が無駄だと言う概念は個人の主観であり、1意見に過ぎないと言う事です。
時間以外でも無駄と決めるのは自分次第
今回は時間をテーマとしましたが、時間以外でも無駄だと言われるものはあります。
例えば「ムダ毛」「タバコ」「ゲーム」などは無駄だと言われ阻害されつつあります。
それらも住む国や地域、付き合う人や生活によって無駄にもなれば有意義な物にもなる事ができます。
世にあるほとんどの物は、良い物でもあり要らない物でもあります。
それが無駄かどうかを決めているのは全て自分達です。
周りが何と言おうとタバコはなくなりません。
ムダ毛もいくら人類が進化しても残ったままです。
ゲームに関しても、ゲームが面白いと感じない人には無駄だと思うでしょう。
ムダ毛も欲しいとまで思わないにしても、セクシーだと感じる人もいますし、毛深い人は情が深いとも言います。タバコも世界的に見てまだ吸う人はいます。
結局は自分が無駄かどうかを決めているだけであり、それ自体には何の価値もありません。
ダイアモンドなどの宝石もそうです、価値を付けたのは人間で、ダイアモンド自体はただの石です。
お金にしてもそうで、本来はただの金属で紙です。
それに価値を付けたのは人間であり、自分が決める事なのです。
おわりに
最後に私が今回伝えたかったのは、無駄かどうかを決めるのは最終的には自分次第だと言う事。
あなたが夢に向かって頑張っていたのにその夢に破れても、受験勉強を頑張ったのに志望校に合格する事ができなかったとしても、やった事が無駄かどうかは自分が決める事です。
ボーっとする時間にも、何も考えない休む時間だと価値を与える事はできます。
たくさん寝る事も、寝て体や頭を休める事になったと価値を見出す事はできます。
他人が何と言おうと、それがあなたにとって有意義で意味のあるものだと決めるのはあなた自身です。
ダイエットでもそうです。
数年前はノンオイルなどの脂質を抑える事が正義でしたが、今は糖質を抑える事が正義です。
今はむしろオリーブオイルなどやココナッツオイルなど一部の油は体にいいと、逆転してしまっています。
糖質制限も、実はやり方を間違えると健康被害が出る可能性もありますし、炭水化物の一部は幸せを感じる原因のホルモン、「セロトニン」を生成するために必要な必須アミノ酸を含んでいると言われています。
つまり、かたくなに炭水化物を拒む事は、自ら幸せを放棄しているとも言える事なのです。
このように、まわりや他人の意見に惑わされ、自分が本当に大事な事を犠牲にするのはいかがなものでしょうか。
自分が良いと思う事は、自分にとっては良い事なのではないですか?
本当に大事なのは、自分の意見を他人の意見で無くさない事だと私は思います。
自分の意見だけを通すのもどうかとは思いますが、他人の意見ばかりを通す事もどうかと思います。
どちらの考えも取り入れれば、自分の考えも捨てず自分にはなかった考えも得る事ができ、いいとこどりだと言えるのではないでしょうか。
ほとんどの人が、白か黒か両極端に考えがちですが、どちらも取る事や、どちらも捨てる事もできます。
選択肢は2つだけではありません。
時間の無駄と言うのも、無駄かそうでないかの2択ではありません。
どちらにせよ、選ぶのは自分次第だと言う事を忘れないように気を付けてください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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