こだわりや固定観念を知る方法

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人生
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私個人的に口が酸っぱくなるほどこだわりが良い物ではないと言う事や、固定観念は自分を苦しめる事につながると言ってきましたが、それらの考えを自分でも知らない人や、無意識の物であったりするので気付いていない人もいるでしょう。

そこで今回は固定観念やこだわりなどを無くす方法ではなく、固定観念やこだわりを知る方法についてお話します。これを見て、あなたも自分の内にある固定観念などを知り、改めて考えてみるきっかけになればと思います。
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  1. 固定観念やこだわりとは
  2. 自分が執着している事を知る方法
      1. 例えば、あなたが朝ごはんは「パンでなければならない」と言うこだわりを持っているとします。 朝はパンでなければならないと考えている人は、朝に和食のご飯が出てくる事や、麺類、コーンフレークなどが出てきたら怒りますよね。
  3. 人を見て知る方法
      1. しかし、自分の誕生日のプレゼントは全く違う欲しいと言いてもいない帽子だった時、怒りを感じる、または残念な気持ちになります。
        1. それを決めたのは自分です。 それがつまり固定観念なのです。
      2. 恋人同士や夫婦によくあるのが、「私はこうしているのに何であなたはそうしないの」と言い争いになる事があります。 これも自分がそうしたからと言って、相手がそうすると決めたのは自分の勝手な決まり事であるのがほとんどです。 自分で勝手に期待して、それを裏切られたことを怒りぶつけます。
      3. こう言った場合、「これぐらい当たり前でしょ」「言わなくてもわかるでしょ」「常識的に考えればわかるでしょ」などと言いますが、そもそもその当たり前や、常識と言うもの自体がその人の中でのものでしかないのです。
        1. それらを強く思う気持ちこそ「固定観念」なのです。
  4. まとめ
        1. 固定観念とは執着している事
        2. こだわりも執着している事
        3. 自分がこだわっている事をなぜそうでなければならないのか考える
        4. 物や人に対しそうでなければならないと思う理由を考える
        5. 感情的になる時なぜ感情的になるのか考える

固定観念やこだわりとは

まずこれらの考えの多くは、意識してしていると言うよりも、無意識の内に「これはこうでなければならない」や「こうしたら次はこう」などの型ができていて、その型にはめて考える事を固定観念やこだわりと言います。

なぜ固定観念とこだわりと2種類の言葉を使っているのかと言うと、こだわりとだけ聞くと、割と多くの人が良い物だと認識します。
例えば、文字を書くのに普通のボールペンではなく、ちょっと高いボールペンや、万年筆などにこだわっていると聞くと、なんかカッコよく聞こえたり、スマートな感じがしますよね。

反対に私は記事を投稿する時は必ずスタバからするのにこだわっていると聞くと、スタバじゃなくてドトールではだめなのか、喫茶店ではだめなのかなど、変なこだわりだとおかしい人だと感じます。

このようにこだわりと言う言葉は受け取る人や、そのこだわっている事で印象が大きく左右されます。
一方固定観念と聞くと、字を見てもわかるように、自分の中にある何らかの考えが固定化されている事だと想像する事ができます。

そのため、固定観念は我が強い印象や、頑固、融通が利かないなどマイナスのイメージを持ちやすいです。

しかし、固定観念もこだわりも実は根っこの部分は同じです。
どちらも自分の考えに「執着」していると言うことがわかると思います。

つまり、固定観念やこだわりは執着心の事であり、今回のテーマは「自分が執着している事を知る」と言う事です。
では次に自分が執着している事を知る方法をお話していきます。

自分が執着している事を知る方法

上記でも話したように、執着している事は無意識でしている事が多くあります。
そのため一生懸命考えてもわからない事が考えられます。
ではどうすれば知る事ができるのでしょうか。

その方法は、あなたが感情的になる事を基準に考えれば知る事ができます。

例えば、あなたが朝ごはんは「パンでなければならない」と言うこだわりを持っているとします。 朝はパンでなければならないと考えている人は、朝に和食のご飯が出てくる事や、麺類、コーンフレークなどが出てきたら怒りますよね。

その時、なぜ今自分は怒っているのか、なぜパンでなければならないと思うのかと考えましょう。

すると自分がパンが好きだからと言う気持ちや、朝からガッツリ食べたくないからなどと言う考えが浮かびます。
それらを見ていると、単に朝はパンでなければならないとこだわっているだけだと言うのがわかります。

この時のコツは、「それがそうでなければならない理由を考える」と言う事です。
「朝はパンでなければならない理由は?」「文字を書くときは万年筆でなければならない理由は?」と考えれば、ただ単にカッコつけたいだけであったり、朝食に時間をかけたくないから、など結構理由がしょぼい事がわかります。

ほとんどの場合、それをしなければならない理由はそんなものです。
朝にパンを食べなければ死んでしまう人や、文字を書くときに万年筆で書かないとガンになってしまう人はいません。
つまり、固定観念に囚われているだけなことがほとんどです。

人を見て知る方法

もう1つは人を基準に知る方法です。
例えば、あなたが友人の願いを叶えたからその友人も自分の願いを叶えなければならないと言う固定観念を乙人がいるとします。

このような人は、友人の誕生日プレゼントに欲しがっていた財布をプレゼントしたら、自分の誕生日には自分が欲しいと言ったキーケースをプレゼントされるだろうと期待します。

しかし、自分の誕生日のプレゼントは全く違う欲しいと言いてもいない帽子だった時、怒りを感じる、または残念な気持ちになります。

この時自分の誕生日にはキーケースをくれと言ったわけでもありませんし、そもそも自分がそうしたからと言って自分にもそうしてもらえると言う決まりはありません。

それを決めたのは自分です。 それがつまり固定観念なのです。

恋人同士や夫婦によくあるのが、「私はこうしているのに何であなたはそうしないの」と言い争いになる事があります。 これも自分がそうしたからと言って、相手がそうすると決めたのは自分の勝手な決まり事であるのがほとんどです。 自分で勝手に期待して、それを裏切られたことを怒りぶつけます。

はたしてそれを相手にちゃんと話をしていたのでしょうか。

こうするからそうしてと話し合っているのにも関わらず、それを相手が破ったのならそれは相手も責められて当然です。
しかし、話し合ったわけでもなく自分の勝手な固定観念を押し付けて、それにそぐわなかったと言って責めるのはおかしな話です。

こう言った場合、「これぐらい当たり前でしょ」「言わなくてもわかるでしょ」「常識的に考えればわかるでしょ」などと言いますが、そもそもその当たり前や、常識と言うもの自体がその人の中でのものでしかないのです。

以前別の記事で紹介しましたが、「常識とは18歳までに集めた偏見のコレクションである」と言うアインシュタインが言ったとされる名言があります。

そうなんです、アインシュタインが言うように常識や当たり前などは自分の今まで生きて来た中で得た偏見の事を「常識」と言っているのです。

それらを強く思う気持ちこそ「固定観念」なのです。

このように、人に対してどう思うかで自分のこだわりや固定観念などの執着している事がわかりますので、誰かに対し感情的になる事があれば、一度引いてなぜそう思うのか、なぜそう感じるのかを考えましょう。
そうする事で、自分が何に執着しているのかを知る事ができます。

まとめ

では今回紹介した固定観念を知る方法をまとめると。

  1. 固定観念とは執着している事
  2. こだわりも執着している事
  3. 自分がこだわっている事をなぜそうでなければならないのか考える
  4. 物や人に対しそうでなければならないと思う理由を考える
  5. 感情的になる時なぜ感情的になるのか考える

以上のような事が挙げられます。
こだわりや固定観念は悪い事ではありませんが、それを人に押し付ける事や、それによって感情的になるのは良いとは言えません。
あなたも人の勝手な常識を押し付けられるのは嫌ですよね。

あなたが嫌だと感じるように、他人もあなたの常識を押し付けられる事を嫌だと感じます。
あなたの常識は他人にとっての非常識です。

中には共通する常識もありますが、犯罪ですら人により価値観が違います。

同じ殺人でも、ただの狂った殺人鬼は完全に悪だと裁かれるでしょう。
しかし、恋人が襲われ、自分も襲われて抵抗したところ殺してしまったとしたらどうでしょう。

それでも殺人は悪だと言う人や、それなら殺人でも罪を軽くするべきだと考える人など、いろんな意見が出るのではないでしょうか。

それと同じく、あなたに恋人ができる事を祝福する人がいる反面、そのパートナーの事を好きだった人からは祝福されないかもしれません。
あなたが正しいと思っている事は、誰かにとっては正しくないのです。

ここでは固定観念の善悪は置いておきますが、自分がどのようなこだわりを持つのか、どんな固定観念を持っているのかを知るだけでも自分の事を知るきかっけとなり、より人生を豊かにする事につながるのではないでしょうか。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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