世間では犬とか猫を好きな人が多くいます。
犬派?猫派?なんて会話は、近すぎず遠すぎずちょうどいい距離感の会話法としてよく使われる方も多くいるのではないでしょうか。
動物が好きなことは個人の自由で構わないのですが、動物好きの人の中には「犬(または猫)が嫌いな人とかいるの?」とか「そんなのありえないでしょ」などと考え、犬や猫などの動物が好きじゃないと言う人がいると「冷たい人」と言うようなレッテルを貼られることがあります。
また赤ちゃんなど子どもに関してもそうです。
人間誰しも得手・不得手があって、女性でも赤ちゃんが苦手な人や、子どもが好きじゃない人もいます。
これもまた「女性で子ども嫌いなんて冷たいのね」とか「おかしい」「異常」かのように考える人も少なくありません。
昨今の女性蔑視発言の多くは子どもに関することが多いですよね。
さて今回は動物嫌いや子供嫌いの人を冷たいと捉える風潮が腹立つので、なんで動物・子どもが苦手だと言う人がいるのかを考えてみたのでお話したいと思います。
ちなみに、私自身動物が苦手で子どもも苦手な部類の人間ですが、みんながそうであるとは限らないのであくまで一例としてお聞き願いますようお願いいたします。
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動物嫌い・子ども嫌いな理由
一般的に動物嫌いとか子ども嫌いと言うと「冷たい」と考えられます。
それは動物や子どもが大人の世話なしでは生きていけないからだと思います。
動物と子どもに共通するのが「小さい」と言う点です。
小さいものを見ると、人はかわいいと感じますよね。
生き物に限らず小物や食べ物なども小さいものを見るとかわいいと感じる人がいると思います。
子ども嫌いや動物嫌いな人もかわいいと感じていないわけではないのではないかと思います。
ただこの辺は複雑な心理が絡んでいて、育った家庭環境や自己評価などによって左右します。
育った家庭環境は大人になってからも大きく影響していて、自分がかわいがられて育ってこなかった人はやはり子どもに対してかわいいと言う感情は抱きにくくなると思われます。
今回は家庭環境などは考慮せず別の観点から見ていきましょう。
少なからずかわいいと感じてはいるのに、実際触れ合うことや自分で育てることは嫌だと思うのには「怖い」と言う気持ちがあるのではないでしょうか。
怖いと言っても種類があります。
育てる自信がなくて怖いのか、小さいものははかなく壊れやすい印象があるため怖いのか、それとも会話による意思の疎通が取れないことから怖いと感じるのか。
私の場合は、何を考えているのかわからないと言うことから恐怖を感じ好きじゃないのだと思います。
子どもも動物も会話することができないので意思の疎通が難しく、今何を思っているのかどうして欲しいのか何が嫌なのか全然わかりません。
子どもの場合嫌がると泣きます。
動物の場合嫌がると噛みついたり敵意を現します。
こうなると手が付けられないため恐怖を感じているのだと思います。
やらなきゃわからないことではあるのですが、子どもも動物も何度も失敗すると壊れそうで怖いなと感じます。
そんなに弱くないと頭ではわかっているのですが、どうしても小さく弱いと言うイメージが抜けきれず、ちょっとした失敗が取り返しのつかないことになるんじゃないかと恐ろしく感じてしまいます。
そのため、見る分にはどちらも嫌いではありません。
動物や子どもが嫌いだからと言って、人が育てているのは嫌だとは思いませんし、テレビなどで観るのもかわいいなと思います。
自分が育てることや、触れ合うことが嫌だなと思うだけなのです。
恐らく動物嫌い・子ども嫌いの人の中には私と同じような人も少なくないのではないでしょうか。
その度合いによって近づくのも嫌とか、見るのも嫌などと思う人がいるだけで、嫌いな理由の根っこにあるのは「恐怖」なのではないかと思います。
ですから冷徹で冷たいとかではなく、怖いから拒絶しているだけなのではないでしょうか。
確かに中には心無い言葉を吐いたり嫌がらせをする人もいてそれを擁護するつもりはまったくありませんが、そのような人もただ単に怖いから自分を守るために攻撃して遠ざけるように仕向けているのかもしれません。
これがすべての動物嫌い・子ども嫌いに当てはまるかはわかりませんが、ただ単に怖いから威嚇していると考えれば冷たい人なのではなく、おびえているだけなのかもしれません。
少なくとも私はそうでした。
今は自分でそれに気がついたので、嫌いではなくなりました。
世の子ども嫌い・動物嫌いな人も本当の嫌いな理由を知れば嫌いではなくなるのではないかと思います。
さて今回はこれで以上です。
それではまた。
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